2024.06.15更新
一流の人の「しぐさ」はなかなかイメージできない。それは一流の人のしぐさを平面で考えているからだ。一流の人のしぐさを立体で考えると、秘密が見えてくる。
それには、自分の体を四角柱のように立体で考え、動作がそのなかに収まっているか、考えてみることだ。
収まっていないことが多いはずだ。
電車に乗っているとき、隣の人の手や足が自分の席の方にはみ出て、窮屈な思いをしたり、当たることがある。
そんな人は自分の体を立体で考えていないからだ。
「せわしない人」はたえず手や足が四角柱からはみ出て動いている。
姿勢の悪い人も四角柱の中に収まっていない。
ところが、自分の四角柱をくずさないまま動作を行える人がいる。
その人は毅然と、優雅に見える。
これが一流の人の「しぐさ」の秘密だ。
動作を立体で考える
体を立体で考えることについて、参考となる本がある。
たかぎこういち氏の『一流に見える服装術 センスに関係なく「最適な服」が選べるスーツスタイルの教科書』には、自分の体型に合った服装の選び方が書かれている。
[ポッチャリ体型]は「オーバル型」、[ガッチリ型]は「ボックス型」、[やせ型]は「I字型」、[背が低い体型]は「V字型」にまとめると述べられていた。
つまり、[ポッチャリ体型]の人は楕円のなかに、[ガッチリ体型]は長方形のなかに、[やせ型]は細長い長方形のなかに、[背が低い体型]は逆三角形のなかに収まっていないと、締まりがなく見えるということだ。
このことは、体型を、立体にして説明していることになる。
体型別の立体からはみ出ると、だらしなく見えることをこの本は示しているのだ。
『一流に見える服装術 センスに関係なく「最適な服」が選べるスーツスタイルの教科書』
重要なことは、人は動作を立体で見ているということだ。
それゆえ人の所作を見て「美しい所作」などという。
最近は歩く姿勢に着目したポスチュアウォーキングも流行っている。
動作を立体で考えているのだ。
自分の体を地面から四角柱のように立ち上げてイメージしてもらいたい。
この四角柱を崩さない動作がとれれば、人への配慮につながり、あなたを毅然に、優雅に見せる。
一流の人の「しぐさ」になるのだ。
綾小路 亜也
体を立体で考えると、一流の人の動作になる から
体を四角柱のなかに収める
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