手の腹で押せば、ハンコはきれいに押せる

ハンコをまっすぐ、きれいに押す―このことは、やってみるとけっこう難しい。

 

このハンコをまっすぐ、きれいに押すために参考となる記述がある。
印鑑.com」の次の記述を見てみよう。

 

ハンコの持ち方は、「人差し指を、印面の文字の真上に当てて、親指と中指の3点で支え、親指は指の腹で、中指は指の横を当てて印鑑を支える」とあり、「印鑑の尻の部分を手の腹に当てる」と記述されている。

 

 

これがハンコをまっすぐ、きれいに押す極意だが、これだけ読むと、すっかり嫌気がさしてくる。
そこで、思い切って、ポイントを2つに絞ろう。

 

1つ目は、「人差し指を印面の文字の真上に当てる」だ。
ハンコの印面の文字を見て、人差し指をハンコの真上に持ってくる。
これで傾きがない印を押せる。1つクリアーである。

 

2つ目は、「ハンコは手の腹で押す」だ。
ここが、ハンコをきれいに押せるかどうかの最大のポイントとなる。
手の腹といっているのは、人差し指の付け根のちょっと先の腹である。

 

あなたも、「手の腹で押す」という感覚でハンコを押してもらいたい。

 

手の腹で押すと、手の腹と押す紙が平行になっていること、また体重をかけなければ押せないことを確認できる。
つまり、手の腹で押すということは、ハンコの印面を均等に押せるということであり、それが鮮明な印を作り上げる。

 

 

もっとかいつまんで言えば、ハンコは親指と人差し指でつまむように持つのではなく、それに中指を加え3点で持ち、押すものなのだ。

 

ところが、今回、ハンコの取材をしてわかったことがある。
それは、多くの人はつまむようにしてハンコを持っているということだった。
あるハンコ屋さんは、「銀行員までつまむようにハンコを持っているんですよ」と嘆いた。

 

銀行員と言えば、ものすごくハンコと関係があるように思える。しかし、その銀行員さえもハンコの正しい持ち方を知らないことが多い。
ハンコの持ち方などは、誰も教わったことがないからである。

 

あなたは、ハンコの正しい持ち方を知っただけでも、人より一歩も二歩も先に行っている。

 

手の腹で押したハンコの印影を見て、あなたは驚く。
そこには、あなたがいままで見たことがなかった鮮明な印があるからだ。

 

綾小路 亜也

 

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ハンコは画像のようにつまんで持たない

 

 

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