2019.10.29更新
印象がよい印は、まっすぐ、きれいに押された印だ。
そのためには下準備が大事だ。
誰もが、朱肉をべったり付けすぎてしまったり、逆に、ハンコを押したら、印がかすれてしまったという経験を持っている。
朱肉を付ける極意は一つだ。
あなたもどこかで聞いたことがあると思うが、ポンポンと軽く叩いて付けることだ。
(「印鑑.com」などのサイトも参考にしてください。)
そうすると、朱肉はハンコの印面に均一に付く。
しかし、あなたはこれだけでは、きっと満足しないはずだ。
それは、ハンコの「枠」がかすれるという不安を持っているからだ。
ハンコの枠がかすれるという不安を持っている人は、ハンコの枠から朱肉を付けていってもらいたい。
朱肉の容器の外側から円を描くように付けていく。
なぜ朱肉の容器の外側から朱肉を付けていくかといえば、朱肉の容器の外円部分は内側よりも、朱肉が多く残っているからだ。
また円を描くようにするという動作は、ハンコの枠360度にもれなく朱肉を付けるという意味である。
そのうえで、ハンコを朱肉の容器の真ん中に持ってきて、ポンポンと叩く。
これならば、ハンコの枠もかすれることなく、均一に朱肉が付く。
この作業が終わったら、いよいよハンコを押すことになるが、あなたはハンコを押す書類の下に紙を重ねたりして、環境を整えるはずだ。
そんな作業はけっこう面倒くさい。
それならば、いっそのこと捺印マットを使ってもらいたい。
捺印マットには小型のサイズのものも売られているので、そんなサイズの捺印マットを机の中に入れておくと便利である。
しかし、あなたは捺印マットの使用に抵抗を持つかもしれない。
それは、捺印マットのゴムの弾力性を気にするからである。
だが、下の<図>を見てもらいたい。
革の捺印マットも売られている。
革の表側の使用してる捺印マットもあれば、革の裏側を使用しているものもある。
(緑色のゴムマットの右に、朱肉をはさんで置いてあるものは、革製の捺印マット。下に置かれているのが革の表側を使用したマット。上に置かれているのが革の裏側を使用したマット)
革の裏側を使用している捺印マットを求める人は、きっとハンコを押した際の滑りを気にする人である。
ハンコをきれいに押すには、述べたような、ちょっとした準備が必要である。
綾小路 亜也
ビジネスマンのハンコの押し方・持ち方
『印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方』
本の目次スマホで読む方法
◆企業で働く人のビジネスマナー(発行書籍)
出世するビジネスマナー
「出世しぐさ」のすすめ
※「出世しぐさ」は商標登録されました
情報を軸にした 新しいビジネスマナー
本の目次
※「情報セキュリティ時代のビジネスマナー」は商標登録が認められました。
できる社員のビジネスマナー
本の目次
◆新百合ヶ丘総合研究所のキャリアアップを実現する本のシリーズ
ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!
◆メルマガ「出世塾」の情報
(まずは発刊内容をご欄ください)
https://shinyuri-souken.com/?p=28756
◆キャリア理論の本紹介
https://shinyuri-souken.com/?page_id=41933
出世は「構え方」で決まります
◆新百合ヶ丘総合研究所の出世四部作