2024.08.02更新
自己評価欄にまったく書けないときがある。
そんな時、潔く「成果が出ませんでした」と書いたり、スカスカで提出してしまう。
自己評価を書けないとき、上手い手はないだろうか?
考えたいことは、
「成果」が出た、出なかったという問題と、評価用紙に「書ける」「書けない」という問題とは別問題だということだ。
自分では成果が出なかったと思った場合にも、コツがある。
まず、白紙の用紙に、箇条書きに、自分のやったことを書く。
思い浮かべるだけ書くことだ。
成果が出なかったとしても、取引先や新規工作先を訪問し続け、企画書を提出したり、ミーティングを重ねたりしたはずだ。
社内でも、ミーティングや研修会などを重ねたはずだ。
そんな「事実」を、日付、回数を思い浮かべて書く。
その「事実」を内容別にまとめたりして、自己評価欄に書いたらどうだろう?
「事実」が書かれていれば、評価者は必ず目をとめる。
あとは、評価者がその「事実」をどう判断するかだが、
一般的に「事実」が書かれている答案には、そんなに悪い点はつかない。
「事実」が書かれていない答案は、判断のしようがないから、極端に悪い点がついてしまうのだ。
こうして「事実」を基に、一年を振り返ってみれば、自分の行動は、けっこう捨てたものではないことがわかるはずだ。
記入に際し、一点だけ、注意することがある。
文章で「事実」を書かないことだ。
そうすると、読む方は苦痛になるし、なにか言い訳がましく映る。
あくまでも箇条書きで、やったことを簡潔に列挙することである。
(参考)
『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』では、
自分の継続した結果を示すために、
「事実」を次のように記載する例を挙げた。
販売店会議の企画と運営
2021年度 販売店会議○○回開催 新規会員数△△社
2020年度 販売店会議○○回開催 新規会員数△△社
2019年度 販売店会議○○回開催 新規会員数△△社
販売店会議開催という「事実」を取りあげた。
単に販売店会議を開催を示したに過ぎないと思うかもしれないが、
このような「事実」が示されていると、評価者は必ず目をとめる。
実際、販売店会議を開催し続けるということは、たいへんなことだ。
そんな「事実」は堂々と示すべきである。
この「事実」を単年度評価として、自己評価欄に書くなら、
その年度の販売店会議の実施について、開催回数、内容、工夫を凝らした点などを書けばよい。
このような形ならば、書けるのではないだろうか?
綾小路 亜也
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