人事異動でショックだった時、考えることは? ー 次のチャンスの為に

2024.08.13更新

 

人事異動で期待通りにならなかった時は、いったん期待した気持ちを捨てることです。期待した気持ちが少しでも残っていると、次の職場で全力でぶつかれません。

チャンスを逃したときは、態勢を整える

しかし期待した気持ちを捨てると、必ずチャンスが訪れます。

このことは、多くのビジネスマンが身をもって知ったことです

 

会社には、「あの人は昔、○○さんと部長の座を争ってたんだって……」と言われる人がいます。

その人にそんな過去があったとは、とても思えません。

どこかでおかしくなってしまったのです。

 

そのどこかは、人事異動を起点にしていることがあります。

 

しかし、人事異動でショックだった人は多くいます。

多くの人は、気を取り直し、新任地で挽回を期したはずです。

きっと、「あの人は昔……」と言われる人も、多くのサラリーマンと同じように新任地で挽回を期したに違いあしません。

しかし、「何か」がその人を襲ったのです。

 

それは、新任地での職務の厳しさ、新任地で迎えたピンチではなかったかと思います。

 

 

会社には「あの人は昔……」と言われる人がいる

 

その人は異動の発表を期待して待ちました。

自分なりに手応えもありました。

周りもそんな目で見ていました。

上の役職のイスが見えました。

しかし、その夢は叶わなかったのです。

 

そして、新任地でピンチが訪れました。

 

「あの人は昔…」と言われる人は、そのピンチに耐え切れず、音を立てるように崩れていったのです。

そして、現在の地位までも失ってしまいました。

 

 

期待や夢が破れたとき、往々にして、ピンチが訪れます。

スポーツと同じように、チャンスのあとに一転してピンチが訪れるのです。

 

では、人事異動が期待どおりにならなかったとき、どうしたらよいのでしょう?

 

それは、「課長になれたかもしれない」「部長になったかもしれない」といった気持ちを捨てることです。

そんな気持ちが少しでも残っていると、次の職場で全力を出せません。

抱いてきた期待とのギャップに耐えられなくなります。

そしてピンチに遭ったとき、乗り切れないのです。

 

抱いていた気持ちをいったん捨てることが、態勢を整えるということです。

 

 

 

そう、チャンスを逃したときは、いったん防御の姿勢を持つことが大事なのです。

 

アメフトのオフェンス陣がいっせいに引き揚げ、ディフェンス陣が出ていく姿をイメージしてください。

徹底して、守り切るのです。なりふり構わず守るのです。

 

そんなピンチを乗り越えたときは、不思議なことに、必ずチャンスが訪れます。

それは栄転です。

 

日経新聞の「私の履歴書」などを読むと、みんなピンチを乗り切った人ではないでしょうか。

ピンチを乗り切ったことが評価されたのです。

新任地でピンチを乗り切れるかどうかは、気持ちの差、身構えの差です。

 

 

人事異動の発表で、期待どおりにいかなかった人の胸の内は人にはわかりません。

人にはわからないつらさもあります。

 

しかし、その気持ちをいったんディフェンスモードに切り替え、しっかりガードすることが大事です。

 

そのガードができていると、必ずチャンスが来ます!

 

綾小路 亜也

 

 

ピンチのときは、徹底して守り切る

 

 

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