2024.10.05更新
部下への指導は言い方、伝え方が大事とされてきたが、心がけたいことは、言い過ぎないことだ。言い方、伝え方より、「どこまで言うか」だ。
それには部下とは80%の力で向き合う必要があると、『出世はタイミングで決まる!』は述べている。
100%の力で向き合うと、実際には120%も130%も指導してしまうからだ。
100%を超えたゾーンに、部下は耐えられない。
日本の管理職は、いつも部下のことで頭がいっぱいだ。
会社が考えるより、管理職は部下指導を真剣に考え、実施している。
また、多くの管理職は、部下指導について書かれたビジネス書なども熱心に読んでいる。
その結果、上司は部下指導をやり過ぎているのだ。
そんなことなど、ビジネス書に書かれることはないが、実際に起きている現象だ。
やり過ぎる理由は、
部下を指導するとき、指導漏れがないように、あれやこれや指導項目を思い浮かべ、その結果、当初自分が考えていた以上に指導してしまうからだ。
たとえば「今日は全部話しておこう」と思うと、実際には120%も130%も指導してしまう。
部下は一度に多くのことを言われても、とても咀嚼できない。
上司の言うことを咀嚼できない部下は、どうしてよいかわからなくなる。
部下には、一度に多くのことを指導することは避けるべきであり、咀嚼できる範囲も考えなくてはならない。
そんなことを考えると、80%なのだ。
100%を超えたゾーンは部下が耐えきれないゾーンだ。
現実に、上司が部下指導に熱心すぎると、メンタルな問題を生じる部下が出てくる。
そうなると、上司の指導方法が問題になる。
パワハラとは異なるが、そんなことで出世のタイミングを逃している人は星の数ほどいる。
綾小路 亜也
『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』
部下指導は80%の力であたると、ちょうどいい から
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