2025.05.19更新
人にきかれた時、なかなかポジティブな言葉に、言い換えられないことがあります。その典型例は「わからない」「できない」といったときです。
そんなとき、今の自分の状況を、ちょっと詳しく話すと、よいかもしれません。
『出世はタイミングで決まる!』では、次の言い方例を紹介しています。
「わからないです」→「まだ自分の腹に落ちないんです」
「まだ自分の腹に落ちないんです」と言った方が、理解しようと努めているが、まだ自分のものになっていない過程のようなものを感じさせるからです。
「できない」→「難しいですね」
「難しいですね」と言った方が、チャレンジしたあとの印象のようなものを感じさせるからです。
「ダメです」→「まだ結果となって現れないんです」
成果を問われた場合、「まだ結果となって表れないんです」と答えれば、受け手は「そうか。頑張れよ」という気持ちになるからです。
つまり3例とも、「やってみた後の印象」を語っていることなります。
チャレンジした跡を感じさせる
「やってみた後の印象」を語ると、どんなことが生まれるでしょうか?
前に進める感覚になるのです。
「どこが腹に落ちないのか」「どこが難しいのか」「結果として現れるには何が必要か」といった具合に、前に進めます。
重要なことは、聞く方も前に進める感覚になるということです。
ビジネス社会では、いろいろ言っても前に進むことがいちばん大事です。
言い切り型の表現を使うと、言った方も聞いた方も、一歩も先に進めない感覚になります。
自分も受け手も、前に進めるような感覚になる言葉に言い換えた方がよいのです。
綾小路 亜也
『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』
言葉を置き換えて前に進む から
(本では、「置き換える」という言葉を使っています)
言葉を置き換える
こっそり読まれ続けています
『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』
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