2021.12.04更新
企業が好む人のタイプがある。
アグレッシブなタイプの人を好む企業もあれば、落ち着いたタイプの人を好む企業もある。
またシャープな雰囲気を持った人を好む企業もある。
世のビジネス書を読むと、そんな好まれる人物像のようなものが描かれている。
注意しなければならないことは、そうした好まれる人物像は、著者を中心に見た人物像であるということだ。
それには著者の経歴とも深い関係がある。
外資系企業などを経験した著者は、外資系企業で好まれるタイプをイメージするはずだし、著者がコンサルティング会社出身だった場合は、その世界で好まれる人物像をイメージする。
同様に著者がセールス出身の場合は、セールスの世界で好まれる人をイメージする。
みなさんには、会社ごとに好まれる言葉と好まれる人のタイプがあり、それは一律ではないということだけは、頭に入れておいてもらいたい。
みなさんの会社の中枢にいる人は、おおむね、どういうタイプだろうか？
妙にその雰囲気が「本社言葉」と合っているのではないだろうか？
重要なのは、みなさんが感じ取った雰囲気だ。
みなさんが感じ取った雰囲気こそが、みなさんの会社が好むタイプだからである。
会社の中枢にいる人の印象、話し方、物腰、服装などを、よく観察してもらいたい。
驚くほど共通点が見つかるはずだ。
みなさんが上をめざすならば、会社が好むタイプを知るということは、その会社で上に行くということにも通じている。
綾小路 亜也
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会社が好むタイプを意識する から
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