「一緒にいて疲れる人」に仕事は来ない

2024.03.18更新

 

仕事でバタバタしている人っていますよね。
そんな人と一緒に働くと疲れます。

仕事を頼んだら、その人のペースに巻き込まれそうです。

 

 

だから一緒にいて「疲れる人」には仕事を頼もうと思いません。

 

その人たちは、なぜいつもバタバタしているのでしょうか?

 

この問題をも紐解くために、ちょっと会議開始の場面を見てみます。

 

そんな人は、会議直前に慌ただしく席に座ります。

会議のたびに、いつもそうです。

 

一方、会議の定刻だいぶ前に席に座っている人もいます。

その人たちは、いつも定刻前に座っています。

 

会議の定刻前に席に座っている人が忙しくないかといえば、けっしてそうではありません。

 

不思議な現象ですよね。

 

共にそうしたことが癖になっていると言えますが、

もっと根本的な原因がありそうです。

 

 

 

仕事の区切りの差ではないでしょうか?

 

会議の定刻前に座っている人は、仕事の区切りをつけるのが上手い人と表現できるかもしれません。

 

会議当日も、「そろそろ会議だから、この仕事はここまで」、

あるいは「会議前に、時間がかかりそうな仕事に取りかかるのはやめておこう」と考える人なのです。

 

つまり、スケジュールを前提に、仕事の進め方を考えています。

 

 

一方、いつもバタバタしている人は、仕事の区切りを上手くつけられないから、バタバタしていると言えます。

 

いわば、音符でいう休符や、区切りがないまま、仕事がつながっているのです。

 

だから一緒にいて疲れてしまうのです。

 

 

バタバタ感は仕事が休符がなくつながっている状態

 

そして一緒にいて疲れる人に仕事を頼みたくないという気持ちは、実際、当たっています。

 

こんな人に仕事を頼むと、進捗状況や出来上がりをたえず心配しなければならなくなります。

 

 

このことは、私たちに教訓を与えます。

 

私たちは、結局は、区切りがついた仕事の進め方をする人に安心感を持つということです。

安心感を信頼に置き換えても構いません。

 

 

そんな観点で、上司や顧客はどんな人に仕事を頼んでいるか、考えみてください。

 

区切りをつけながら仕事を進める人には、仕事が来ます。

一緒にいて疲れるような人には、仕事は来ないのです。

 

綾小路 亜也

 

 

バタバタ感は仕事の区切りが上手くついていないことから生じている

 

 

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