2024.03.23更新
職場を去る人の送別会が開かれる。
そのなかには、希望通りにいかなかった人もいる。
左遷とも思える転勤もあるし、降格されて職場を去る人もいる。
そんな人たちに、どう声をかけたらよいだろう?
ビジネスマンには転勤がつきものだ。
現実の世界では、本人の希望通りにいかないケースの方が多い。
そんな希望通りにいかなかった人、左遷された人、降格された人に、かける言葉は難しい。
送る人が、転勤する人より下の場合は、「お世話になりました」と言えるかもしれない。
しかし、この言葉も、本当にお世話になったという気持ちがなければ、受け手にはしらじらしく映る。
こんなとき、ビジネスの世界には決まり文句がある。
それは、「お疲れさまでした」という言葉だ。
この言葉は、転勤するどんな人にも相応しい言葉だ。
栄転する人、本人の希望通りにいかなかった人双方に使える言葉である。
それは、どんな人もみな、その職場で職務を行っていたことに変わりはないからだ。
その職務に対する労いの言葉が、「お疲れさまでした」なのだ。
みなさんも、そんな労いの気持ちを持って、
転勤する人に「お疲れさまでした!」という言葉をかけて送り出してもらいたい。
綾小路 亜也
㊴ 希望通りにいかなかった人の送別会でなんと声をかけるか? から
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