2024.11.04更新
「あれどうなった?」は、上司がしびれを切らして発する言葉です。「あれ」とは上司が頼んだことです。上司は部下に頼んだことを忘れていないのです。
「あれどうなった?」はどんなとき、使われるのでしょう?
重い依頼にはあまり使われません。
「やったか」「訪問したか」「確認したか」といった具合に、その件の実行をききたいのです。
ところが、「あれどうなったか?」と言われる人はいつもそう言われます。
その人からすれば、他にやるべきことがあったのかもしれません。
優先順位が低かったのかもしれません。
注意しなければならないことは、その優先順位を自分で判断していることです。
その意味で、「あれどうなった?」と言われる人はマイペースな人と言われても仕方がありません。
すぐにできることが後回しになっている?
この言葉を言われた人には、同じような依頼が回って来ません。
また待たされ、イライラするのが嫌だからです。
そんな不愉快な思いしない人に仕事を頼むはずです。
「あれどうなった」と言われるかどうかが、仕事が来る人と仕事が来ない人の分岐点になっているのです。
「仕事が来る人」は、依頼主から見ればイライラしないで済む人です。
だから、また頼みたくなるのです。
それゆえに、どんどん仕事が集中していきます。
一方、「仕事が来ない人」は、どんどん仕事がなくなっていきます。
たったこれだけの話ですが、ビジネスマンの行く手を分けるのです。
綾小路 亜也
参考
拙著『サラリーマンの本質』では、「仕事は、とにかく簡単なものから解決していく」と述べている。
関連記事①
関連記事②
出世は「構え方」で決まります
◆新百合ヶ丘総合研究所の出世四部作
こっそり読まれ続けています
ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!
スマホで読む方法
出世するビジネスマナー
「出世しぐさ」のすすめ
※「出世しぐさ」は商標登録されました。
エリートの弱点を突く!
エリート社員に打ち勝つ! あなただけの出世術
新しい出世術
コロナ後の「たった一つの出世の掟」
◆新百合ヶ丘総合研究所のキャリアアップを実現する本のシリーズ
印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方
◆メルマガ「出世塾」の情報
(まずは発刊内容をご欄ください)
https://shinyuri-souken.com/?p=28756
◆キャリア理論の本紹介
https://shinyuri-souken.com/?page_id=41933