2024.11.19更新
私たちは、「選ばれる人」の意味を勘違いしているかもしれない。それは受動的なものではなく、能動的なものだからだ。
優秀ならば、選ばれるわけではないということだ。
自らポストをつかみにいかなければならないということである。
優秀な人、できる人になることはとても大事なことだが、それだけでは出世できない。
これが今の出世事情だ。
出世に苦戦している人は、「選ばれる人」の意味を受動的に捉えている。
「優秀ならば、いつかは」という期待を抱いている。
だが、その「いつか」はなかなか来ない。
このことは、私も含め多くのサラリーマンが身をもって知ったことである。
しかし「選ばれる人」を、能動的に捉えると、出世への道が拓けていく。
その際に武器になるのは、自分の経験だ。
地道な経験でも構わない。ただ継続して取り組んだことが大事だ。
経験が大事
経験を語りだすと、会社は耳を傾ける。
それを自己申告書なり、評価シート、あるいは上司との面談の場でしっかりと表現するのだ。
「えっ、自己申告書で?」と言う人もいるかと思うが、人事異動は職員の自己申告書から始まることを、「知っておきたい『人事異動の決め方』 ー そのからくりは?」で述べた。
すると、会社はつけたいポストをイメージする。
このことを、『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』では、「会社にポストに当てはめる作業をさせる」と述べている。
「選ばれる人」になるには、会社にポストに当てはめる作業をさせることが、不可欠なのだ。
サラリーマン社会では、出世には人事異動という現象を必ず伴う。
異動で「選ばれる人」になれるか否かは、会社にポストに当てはめる作業をさせたかどうかにかかっているのだ。
これが新しい出世術である。
綾小路 亜也
『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』のエッセンスを述べました。
会社に当てはめ作業をさせる
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