2024.09.07更新
休み明けに、職場の雰囲気をよそよそしく冷たく感じたことないですか? 自分だけ休んだ場合は職場で感じ取る空気がまったく違うのです。
まるで「あなたが休んでいる間たいへんだった」と背中に書いてあるようです。
休みが一日ならまだしも、体調を崩したり、家の用事などで数日休んだ場合はさらにそんな感じを覚えるはずです。
こんな思いを味わうのが嫌で、休みをとれない人は多くいます。
しかし、あなたが気にするほど、人はあなたの休みなど気にしていません。
このことを会社生活が長い人は知っています。
なぜこんな話題を切り出したかというと、
ビジネスマンやビジネスウーマンにとっては、こんなことがとても大きく感じられるからです。
職場の空気を予想するから、ますます会社に行く足が重くなって、また休んでしまうという事態が起きてしまうのです。
つまり、休みをとると、会社に行きづらくなるということです。
そんな構図で、悩みは拡大していくことが多いのです。
私にも経験があるので、この問題を取りあげました。
もし、みなさんがこんなことに悩んでいたなら、次のことを参考にしてください。
誰でもそんな空気を感じるということです。
そんな感情は、役職に関係なく誰にも襲ってくるものなのです。
もし、あなたが「課長や部長だったら、そんな感じにならないだろう」と思っているとしたら、それは違います。
課長や部長は「みんなが一生懸命働いているのに、休んじゃったな」ときっと思っています。
たぶん、役員でも社長でも、そんなきまり悪い朝を迎えているはずだ。
しかし、休み明けの朝はぎこちないかもしれませんが、
仕事を始めているうちに、すぐにまた職場の雰囲気に溶け込むということもよくあります。
ここは器用に、自分から言葉を発して、職場の空気に馴染んでください。
付け加えるならば、
あなたは自分が休みを気にしているが、冷静に考えると、あなた以外の人もけっこう休みを取っているということに気づいてください。
会社社会には、休みをとることに器用な人とそうでない人がいます。
器用な人は、休み明けにこんな会話をしていないでしょうか。
「いやー、まいったよ。一昨日、家に帰ってちょっと体がゾクゾクするから体温計で測ってみたら、38度5分もあってさ。びっくりしちゃった」と明るく周囲に話しています。
そうすると、そんな話を聞いた人は「大丈夫なの? あまり無理しない方がいいよ」と言います。
また、家の用事だったら、「姪の結婚式が土曜日に軽井沢であって疲れちゃった。疲れが抜けないので、悪いけど昨日は休ませてもらった」と話しています。
人は、そんな話を聞くと、「最近、軽井沢で結婚式挙げる人っていって聞くよね。たいへんだったね。そんなときは休んだらいいよ」と答えてくれるますし、
「オレもこの前そうだったんだよ。新幹線で行ったんだろ。新幹線も混んでいただろ」と、むしろ話が弾むかもしれません。
ここまで器用でなくても構いませんが、ぜひ、自分からの発信を試みてください。
そのうえで、おすすめしたいのは「宣言型休暇」です。
「来月の10日の月曜日休みます」と早々と宣言してしまうのです。
その日に、家でゆっくりくつろぐもよし、家族サービスに徹するもよし、土日に旅行に行き、月曜日は家でゆっくりするのもよし、自分の好きなようにつかえばよいのです。
こんな「宣言型休暇」の場合は、周りも早々と知るので、休暇中も「今頃、みんな何やっているのか」と考えることもありませんし、休み明けもそんなに気にならなくなります。
ビジネスマンやビジネスウーマンの悩みは、誰しも同じ経験をしてきた悩みです。
けっしてあなただけが感じていると考えないで、頑張ってください。
綾小路 亜也
営業女子向けに書いた記事です
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