「一応」はビジネスにいらない ー やった事実の報告を

2025.01.27更新

 

私たちは「やりました」「確認しました」の前に、つい「一応」をつけてしまいます。その言葉に上司は過激に反応します。

上司は過激に反応する

「どこまでやったか」が明確になっていないからです。

それでは上司は判断できません。

 

「一応」をなくすには、なぜ「一応」という言葉を使うのか、考える必要があります。

 

「一応」は、「十分と言えないが、最低限の条件は満たしているさま」(三省堂「大辞林』)という意味ですから、完璧ではないことを自分が承知していて、自信を持てないときに使われます。

 

 

なぜ「一応」という言葉に上司は反応するかといえば、「やった」こと、「確認した」ことをハッキリさせたいからです。

それゆえ、「一応」という言葉が使われるとイライラします。

だから、はまるのです。

 

逆に言えば、「やった」こと、「確認した」ことがわかれば、上司は安心します。

 

 

 

考えてみれば、自分が「やった」こと、「確認した」ことに100%自信を持てることなどあるのでしょうか?

 

何をもって完璧と言えるのかという問題だってあります。

 

だからこそ、「やった」こと、「確認した」事実が大事なのです。

事実がわかれば、「やった」こと、「確認した」ことをベースに判断することができるからです。

 

そんなことを考えれば、自分が「やった」こと、「確認した」ことを堂々と言えばいいことになります。

 

つまり、「やった事実」「確認した事実」を報告すればよいのです。

 

 

「やった」こと、「確認した」ことを堂々と言える人は自信あり気に見えます。

「出世する人」はそんな人ではないでしょうか。

 

綾小路 亜也

 

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「やった」ことに、「一応」はいらない から

 

 

 

 

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