2024.04.19更新
会議でポコポコに叩かれたことありませんか?
なぜ叩かれたのか、ちょっと考えてみる必要があります。
よく考えると、ポコポコに叩かれていたのは、方法だったのではないでしょうか。
つまり、姿勢で叩かれることはほとんどないということです。
それは、方法は優劣が判断しやすく、意見をはさみやすいからです。
あなた自身やあなたの姿勢が否定されたわけではないということを、まず、頭に強くとどめてください。
だから、必要以上に落ち込む必要はないのです。
考えてみれば、会議主催者側もおかしいのです。
日本の会議では、出席者横断で取り組み内容を聞きます。
そうすると、たしかに方法の良し悪しを浮き彫りにできます。
しかし、本来、それぞれの組織の実情も目的も異なるはずです。
仮に1000万の売上目標があった場合、それぞれの課の方法を聞いたところで、組織の戦力が充実していて軽く目標を達成してしまうような課と、組織が脆弱でとても目標には届かないといった課の手段を一律に聞いても、意味がないのです。
業務改善目標にしても、基盤がしっかりした課とそうでない課とでは方法が異なります。
だが、会議出席者はとかく方法論争に巻き込まれ、方法を競い合ってしまいます。
このことは、会議出席者が組織の実情を話せないという一因にもなっています。
組織の実情を話すと「言い訳」に聞こえてしまうからです。
管理職はここに悩んでいるのです
どうしたら、よいのでしょうか?
方法⇒結果で話すから、はまるのではないでしょうか?
会議主催者側からすれば、そのような方法では、望む結果に至らないと考えるからボコボコに叩くのです。
では、先にどのような状態にしたいかを話したらどうでしょうか?
それは組織目標と言い換えてもよいです。
どのような状態にしたいかを話すということは、現状を語り、現状を望む姿に持って行くということです。
そのためには、もちろん方法を語らなければなりません。
しかし、その方法は、望む姿から導き出された方法です。
そうすると、聞く方の受けとめ方は違ってくるではないでしょうか?
望む姿を語ったあとの方法だと、「なるほど」と思う部分が出てくるはずです。
とは言っても、望む姿は滔々(とうとう)と話すべきではないでしょう。冒頭に触れる程度がよいです。
また、日頃から組織の望む姿を人に話しておくことも大事です。
重要なことは、
方法論争に巻き込まれず、望む組織の姿を先に頭に描くことです。
すると、不思議なことに、組織に合った有効な方法が出てきます。
その方法は人を納得させるものを持っているはずです。
会議で叩かれている人は、先にどのような状態にしたいかを話してみたらどうでしょうか。
綾小路 亜也
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