2024.11.07更新
「靴を見ればその人がわかる」と言うが、その人の何がわかるのだろう? そもそも、なぜ靴に目に行くのか。
靴に目が行くことについて、
清潔感は『端』にもっともよく表れるので、頭髪、手(爪)、靴はもっとも気をつけるべきポイント
と述べている本がある。
『一流の男はなぜハンカチを2枚持つのか 元GUCCI店長が明かす、成功する男の 美しい 習慣』から
(横田真由子 朝日新聞出版社)
人を見るとき、自然に縦方向の端にある頭と靴を、横方向の端にある両手の先端を見ているということだ。
だから靴が目にとまるのだ。
では、靴から何を感じ取っているのだろうか?
この点について、
目線のいちばん下にある『靴』にまで手入れが行き届いている人は、細かいところまで気配りができるし、仕事も丁寧。
と述べている本がある。
『1秒で「気がきく人」がうまくいく』(松澤萬紀 ダイヤモンド社)から
気配りと仕事の丁寧さを連想しているのだ。
たしかに、自分の体の最下部にまで注意を行き届かせる人は「細かいところまで気配りができ、仕事も丁寧」なのだろう。
同様に、
先を見れば、その人の丁寧さがわかります。
「先」とは、”指先・毛先・つま先“のことを指します。
………
先まで意識が行き届くというのは、視野が広く、アンテナの感度が高いということです。
と述べている本があります。
『自分も幸せ 周りも幸せ 上機嫌に働く67のコツ』(今蔵ゆかり ぱる出版)から
なんと、この本では、視野が広く、アンテナの感度が高いとまで、言っているのです。
3冊の本は靴の手入れを見ていることになる。
頭髪などと一緒に、靴の手入れから、その人の清潔感だけでなく、
気配りができる人か、
丁寧に仕事を進める人か、
視野が広いか、
情報感度を持ち合わせているか、見ているのだ。
「靴が綺麗な人は出世する」と言われるが、清潔感・気配り・仕事の進め方・視野・情報感度は、たしかに出世するための条件ではないだろうか。
詰まるところ、靴はその人の人格を表しているということだ。
人の靴に目が行くのは、その人が座っているときが多い。
電車のなかで座っているとき、思わず反対側の席に横一列に座っている人たちを見る。
そのとき、自然に靴に目が行く。
「いい靴」かどうかより、色やデザイン、服装とマッチしていることが多い。
もう一つ、靴の「疲れ具合」も見ているのだ。
靴の「疲れ具合」もメンテナンスの分類に入るとは思うが、自分の靴がちょっと疲れていないだろうかという視点で考えることも必要なのだ。
靴は自分の最下部にあたるため、自分ではなかなか見づらい。
しかし、靴は体の端にあるゆえに、人の目にとまる。
自分では見づらい靴を、人は気にして見ているということだ。
このことに気づくか、気づかないかである。
綾小路 亜也
なぜ、靴は重要なのか? から
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