職場の人間関係に悩むあなたへ ー 人は人、自分は自分

職場の人間関係に悩む人には、「自分がどう見られたいか」という心理が存在していることが多い。だから人に自分を合わせる。

しかし自分を人に合わせることは辛く、合わせきれないから悩むのだ。

 

じつは、こうした現象はほとんどのビジネスマンやビジネスウーマンが経験している。

私たちの先輩は、この問題にどう立ち向かったのだろう?

 

この問題について、長くサラリーマン生活を続けた私は、『サラリーマンの本質』のなかで「『よく思われたい』と思わない」という解決法を挙げた。

 

人に「よく思われたい」と思うから、悩むことに気づいたからだ。

「よく思われたい」と思わなければ、「人は人、自分は自分」と割り切れる。

 

それは、職場の人間関係を気にしないで済むということである。

この方法が、最も効果的と思えてならない。

 

その後、私は、人はすべての人から、自分の全部を好きになってもらいたいと思っていることに気がついた。

冷静に考えれば、そんなことはあり得ない。

しかし人はそう望んでいる。

 

職場の人間関係に悩んでいる人は、職場の人全員から、自分の全部を好かれたいと思っていないか、確認してみたらどうだろう。

「そんなことはあり得ない」と気づけば、気持ちがぐっと楽になる。

 

 

すべての人から、100%好かれたいと思っていないか?

 

じつは、部下との人間関係に悩む上司はけっこう多い。

 

そんな上司も、部下全員から、自分の全部を好きになってもらいたいと思っている。

だから部下に自分を合わせたり、不安だから飲み会に執拗に誘うのだ。

その結果、部下と一緒に問題に巻き込まれてしまうことを、『出世はタイミングで決まる!』に書いた。(「部下から100%好かれたいと思わない」から)

 

 

職場の人間関係に悩む人は「自分だけ」ということを恐れる。

だから、自分だけ早く帰る、自分だけ休むということができない。

その結果、人に合わせ残業し、休みをとれないでいる。

 

しかし、周りの人を見てもらいたい。

「お先に!」と退社する人もいれば、「明日、休みをいただきます」と言い、帰る人もいる。

自分の事情を優先しているのだ。

 

考えてみれば、職場の人にはそれぞれの考え方、価値観がある。

一人ひとり違うということだ。

そんなことを考えれば、職場の人を思うことは大事だが、「人は人、自分は自分」と割り切ることも必要なのだ。

 

綾小路 亜也

 

その悩みはどこから?

 

 

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