2024.11.15更新
エスカレーターで、前の人がスマホに夢中になっていたため、電車に乗り遅れてしまった経験ないですか? すると、スマホを見ていた人はマナー違反でしょうか?
こんな場面です
しかしエスカレーターを駆け下りることは禁止されています。
ということは、エスカレーターで乗っているときは、スマホをやっていようが、やっていまいがマナー違反ではないことになります。
そうは言っても、電車に乗り遅れた人は気持ちで納得しないでしょう。
私も、この問題に悩んだ一人です。
そこで、エスカレーターでスマホ夢中になっている人のその後の動作を追ってみました。
ほとんどの人が、エスカレーターを降りてからもスマホをやっていました。
エスカレーターを降りてからも、スマホに夢中になっているから動作が緩慢です。
その動作の影響を受けて、電車に乗り遅れた人が多いのです。
エスカレーターを降りた後の動作が緩慢?
こうなると、話は違ってきます。
駅構内は、電車に乗り降りする、そのために移動するという目的のためにあります。
電車への乗り降り、移動を阻害しているならば、それは人の迷惑になっていることであり、やはりマナー違反なのです。
ハワイのホノルル市で道路横断中の「歩きスマホ」を禁止する条例が施行されたことが話題になりました。
この背景には、アメリカでは2016年に歩行中の事故で死亡した人が5,987人もいて、その原因の1つが「歩きスマホ」だったからです。
エスカレーターでスマホに夢中になっている人は、エスカレーターを降りるときも足元を見ないから、たいへん危険です。
そのままの動作でホームを歩くと「歩きスマホ」になります。
そうすると、ホームから転落するという事態にもなりかねませんし、他の人と接触し、転倒したり、転倒させるおそれもあります。
つまり、エスカレーターでのスマホは、エスカレーターを降りてからもスマホを見るという動作が継続されるため、たいへん危険なのです。
駅構内でスマホを見るときは、人が移動していない場所で立ち止まって見ることが必要です。
そうすれば、その人のためにも安全だし、移動する人の迷惑にもなりません。
いま、社会は大きく変化しています。
スマホだけでなく、キャリーバッグもここまで普及するとは誰も思っていませんでした。
レジでポイントカードを提示するのが当たり前の時代になっています。
ということは、マナーも変化しなければならないということになります。
正直、マナーは社会変化に追いついていません。
これからの時代、マナーもセキュリティと高齢者化時代を強く意識しないと時代から取り残されてしまいます。
(参考記事)
キャリーバッグのマナー
https://shinyuri-souken.com/?p=34984
関連記事:電車のマナーは意味がわからないと守れない
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