「ハンコに同じものはない」という理由は?

2024.06.08更新

 

あなたのハンコは、あなただけのハンコである確率が高いハンコのショーケースから取り出したハンコ以外は、同じものはほとんどないということだ。

印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方 より

 

 

そのことを新百合丘総合研究所が実施した実験結果が示している。

 

上の<図>は、左から順に、

ハンコ屋さんのショーケースから買ったハンコ

ハンコの自動販売機で作ったハンコ

ハンコ屋さんにオーダーしたハンコ

手掘りのハンコの印影である。

(サイズは12ミリ)

 

 

どうだろうか?

印影は、見事に違うのではないだろうか?

印影も一概に、どのハンコのものがいいとは言い難い。

 

ということは、あなたが持っているハンコは、意外に、あなただけのハンコということになる。

だから、あなたは自分のハンコに自信を持っていい。

 

 

 

なぜ、こんな実験をしたかといえば、それは印象と関係があるからだ。

 

ハンコを無造作に押す人の心理には「自分が持っているハンコはどこにでもある」という意識がある。

だから、無造作にハンコを押す。

 

しかし、「自分が持っているハンコは、自分だけのもの」と思えれば、ハンコは丁寧に押す。

 

そのような思いで押された印は、実際、きれいに押されている。

つまり印象がよい印ということになる。

 

 

 

注意しなければならないことは、10ミリのサイズのハンコは大量生産されたハンコだから、メーカーが同じだと、同じハンコになるということだ。

 

上の<図>には、ハンコ屋さんで買ったハンコの印影があるが、12ミリのサイズだというところがミソだ。

 

ハンコ屋さんには12ミリのハンコが入ったショーケースはたいがい置かれていない。

 

運よく12ミリのハンコを置いてある店に出会った場合、12ミリのハンコのメーカーが同じだと同じ印になるが、私の経験では、それらのハンコは、置いてある店ごとに書体などが異なっていることが多い。

 

だから、あなたは12ミリのハンコを選んだ方がよいのだ。

 

 

 

それでは、ハンコ屋さんにオーダーしたハンコはどのようなハンコなのだろうか?

 

それは、ハンコ屋さんが注文を受け、PC上のソフトから彫刻機に指示を送って作る機械彫りのハンコだ。

 

この場合も、ソフトが同じだと、同じハンコが出来上がるが、

実際には、ハンコ屋さんで文字やバランスの調整を行うこと、印材も異なることから、まったく同じハンコとなる確率は低い。

 

 

ハンコは意外に、自分だけのハンコである確率が高い。

このことは、スーパーの文房具売り場などに置いてあるハンコの自動販売機で体感できる。

ハンコを作るために、書体、字の太さ、印材を選ばなければならないからである。

 

自分のハンコに自信を持てれば、ハンコをきれいに押せるようになる。

 

綾小路 亜也

 

ハンコの自動販売機

 

 

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