2024.10.24更新
営業に行き詰まる時には「ある原因」が必ず存在する。お客さまの依頼にしっかり応えていないことだ。不思議なことに営業不振は営業に慣れてくると起きる。
営業不振には原因がある
それは提案営業など難しい営業が、本来の営業のように思えてしまい、お客さまへの対応が不十分になるからだ。
苦情、トラブルも増えていく。
しかし本人はこのことに気づかず、打開策として、また提案営業もどきのことを行ってしまう。
こうなると、完全に営業は行き詰ってしまうのだ。
そんな営業の行き詰まりから脱出する方法は一つしかない。
営業の原点に帰ることだ。
お客さまの依頼をしっかり受けとめ、しっかり応えるという「御用聞き営業」の精神に帰ることである。
すると、次第に売上は戻ってくる。
お客さまの依頼をしっかり受けとめ、応えるという原点に帰る
営業に行き詰まった人に、もう一つ考えてもらいたいことがある。
人が言う営業論を鵜呑みにしないことだ。
人が言う営業論は、その人の世界で、その人が成果を上げた手法だからだ。
そんなことが通用するならば、世界中の人はみな営業の達人になってしまう。
自分の営業の型を作るのだ。
そう思うと、気も楽になるし、やる気も出てくる。
すると、「自分の営業スタイルで数字が上がっている!」と思える瞬間が必ず到来する。
営業の醍醐味を味わえる瞬間だ。
綾小路 亜也
「御用聞き営業」の精神に帰れ
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