2024.11.12更新
上司に奢ってもらう時、レジの横に立って、上司が会計を終えるのを待つ部下は多くいます。そんな姿を上司はよく思いません。なぜでしょう？
レジ近くで待つ部下は多い
レジの横に立つ姿をよく思わない理由は、ざっと、これだけあります！
・支払い金額がわかってしまう。
・カードで支払ったかどうかわかってしまう。
・自分の財布の中身を知られるような気がする。
・領収書がほしい場合、もらいづらい。
・照れくさい。
・他のお客に恩着せがましく映る。
・そこに立っていると、他のお客の迷惑になる。
少なくとも、上司はこの理由のいくつかを持っているでしょう。
だから、レジの横で待っていてはいけないのです。
席を立つときお礼を言い、店の外で待ち、上司が店から出てきたとき改めてお礼を言うとよいです。
こんなことは、ビジネスマナーの本には書かかれていません。
ただ、述べたこととニュアンスが近い本がありました。
その本には、
「上司がごちそうしてくれる場合は、お礼を言って引き下がります」
と、記載されていました。
（『（DVDで学ぶ!できる人のビジネスマナー』西東社から）
しかし、この本で書かれている「引き下がります」は、上司の（奢るという）申し出を素直に受けることも必要という意味だと思います。
同時に体も引き下がってもらいたいと思います。
「できる人」は、上司が会計をしているとき、傍で立っていることに、なにか違和感を覚える人です。
この違和感を持つことが、ビジネスマナーを考えるとき大事です。
奢ってくれた人が会計しているとき、傍に立たないことが、奢ってもらう時のマナーなのです。
綾小路 亜也
関連記事：『「出世しぐさ」のすすめ』でもとりあげました。
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