2025.03.19更新
出世した人の若い頃を、会社で見てきた人たちがいる。振り返れば、共通点があったことに気づく。言い返さず、人の言葉を飲み込んだということだ。
「その意見、違うと思うんです」と切り返さず、「その通りと思いますが」と、一旦、相手の言葉を受け入れるのが、将来出世する人の特徴なのだ。
その姿は柔和で、余裕すら感じさせる。
相手にしこりも生じさせない。
こうした蓄積は、出世の局面で大きな効果を持つ。
今の出世は、その人を取り囲むすべての人の意見で決まるからだ。
この点について、『「出世しぐさ」のすすめ』では、今の出世は関係者の総意で決まり、反対票をもらわないことが大事と述べている。
けっして敵を作らなかったのが、偉くなる人の若い頃だったのだ。
出世した人は人の言葉を飲み込んだ
しかし、相手の言葉を、一旦、飲み込むことは難しい。
すぐに持論を展開したくなる。
言い返したくなるのだ。
というのは、今までの出世の考え方は、いかに自分ができる人間か、優秀な人間かを周囲に認識させることにあったからだ。
それにより、上司や役員などの特定の人からの「推し」につながることもあった。
この「推し」による出世が、今まで出世の主流を占めてきたと言える。
しかし、今は、関係者の総意で決まることは述べてきたとおりだ。
出世の俎上には上るが、出世できない人が多く出てきたのだ。
今までの出世術は、自分を認識させること
では、出世した人が自分の意見を言わなかったかといえば、そうではない。
やはり卓越した意見を述べていた。
ただ、人の意見を飲み込んだ後の意見だから、感情的なしこりが残らず、受け入れやすかったのだ。
考えなくてはならないことは、今の出世する人は、見えにくくなっているということだ。
かつては、「〇〇プロジェクトで名を挙げた」「△△常務のイチオシ」等と目に見える形で出世した人は多い。
しかし今の出世は関係者の総意で決まるから、出世する人がどんな人かわかりづらくなっている。
みなさんは直感的に「ソフトタッチの人が出世している」と思っているはずだ。
その直感は当たっている。
人の言葉を飲み込み、人を受け入れることができる人が出世している。
出世への考え方を、大きく見直さなければならなくなったのだ。
綾小路 亜也
今の出世は投票行動の結果
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