2025.09.05更新
仕事で集中力ある人とは、どんな人でしょう? それは、一つずつ仕事の完成に向かう人です。完成に向かうから、自然に集中力が高くなるのです。
集中力を考えるとき、参考になるのはパズルです。
ジグソーパズルをしているときは真剣そのものです。
そこには、きわめて高い集中力があります。
それは一枚の絵や写真を完成させたいと思うからです。
この「完成させたい」という気持ちがとても重要なのです。
この「完成させたい」という気持ちは、パズルに限りません。
勉強で必死に問題に挑むのは、解答を完成させたいからです。
スポーツだって同じです。
真剣になるのは、自分なりにゲームを組み立て、完成させたいからです。
ところが、仕事で一つのことををなかなか完成できない人がいます。
そんな人の机の上には、いつも作りかけの報告書や旅費精算書が載っています。
きっと作成途中で、他の仕事に手を出したり、同僚と話したりして中断したのでしょう。
原因は色々あると思いますが、その人は報告書や旅費精算書の完成に向かっていなかったのです。
こうした現象に対し、「旅費清算でもやろうか」と思うのではなく、「旅費精算なら、旅費精算をやる!」と思うことだと、営業女子向けの記事で述べました。
(『企業で働く 営業女子が輝く35のヒント』から)
つまり、完成に向かえと述べたのです。
簡単な報告書でもなかなか完成できない人がいる
こうしたことを考えると、何一つ完成に向かえなかった状態が「ダラダラしている」です。
そして、一つの仕事の完成に向かう力が、集中力です。
一つの仕事に完成に向かう姿をイメージしてください。
自然に仕事に集中しているのではないでしょうか。
私たちは集中力を難しく考えがちです。
集中力をいかに高めるかと考えると、なかなか厄介な問題となります。
それよりは一つの仕事の完成に向かうことです。
すると自然に集中力が生まれます。
私は一つの仕事を完成させることを「完結」と呼んでいます。
「完結力」は出世の大きな要素になります。
(『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』から)
綾小路 亜也
一つの仕事の完成に向かう力が集中力
関連記事:「完結力」は出世に不可欠
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