勢古幸爾(せこ・こうじ)のファンは多い。
躊躇うことなくポンポンものを言い、痛快なのだ。しかも当たっている!
おまけに、1947年生まれと人生経験も豊富だから、いろいろな作家が持論を展開しても、すぐに内容を見破ってしまう。
そんな勢古氏が書いた本に『ビジネス書大バカ事典』がある。
なんと新書3冊分650枚の大作だ。
しかし、2010年発行の本であり、Amazonマーケットプレスからしか購入できない。
(ただし、安く買えます)
この本のなかに、「『イチローになれる』は信用しないのに、なぜ『成功する』は信じるのか」というタイトルがある。
「もしかして、このオレも」と考えるからだ。
考えてみれば、勢古氏が言うように、「目標を達成した人は、結局は、自分で考え、自分で行動した人」であることは明らかだ。
それにもかかわらず、読者が成功本を求めるのは、「『成功』という言葉が曖昧模糊としているから」だと言う。
そして、成功本を求める人たちは、次々に「もっと本物はないか」と本から本を渡り歩く。
「そういう人がもっとも信用していないのは、もしかしたら自分の力ではないか」、それを防ぐには、「自分のひとりよがりでない価値観を持つこと」が必要と勢古氏は言う。
この本の終わり近くにこんな言葉が載っている。
「知識や技術や論理的思考などなら、時間をかけて集中して勉強をすれば身につけることは可能だ。しかし、どこに出ても通用する人間は一朝一夕にはできない」
身にしみる言葉である。
(参考)勢古浩爾氏の他の本もこのブログで紹介しています。
『定年バカ』
https://shinyuri-souken.com/?honnosyoukai=teinenbaka
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