2025.04.10更新
仕事の評価が高い人と低い人の違いは、コメントの量だ。評価が高い人ほど、上司のコメント量が多い。このことは、評価用紙を見れば、一目瞭然だ。
逆から言えば、コメントが浮かぶから、評価が高くなるのだ。
ということは、高い評価を得るには、コメントをたくさんもらえるように、なればよいことになる。
今まで、この現象面からの事実が見逃されてきた。
もし、上司からの評価がよくないというなら、自己申告書や評価シートのコメント欄を確認してもらいたい。
スカスカで、具体的なことが書かれていないのではないだろうか?
それは、上司が業務内容を理解していないからだ。
このことは、業務内容がよくわからないまま、高い評価などつけることがないことを示している。
では、上司の立場に立って考えると、なぜコメントが浮かぶのだろうか?
それは、具体的な光景が印象に残っているからである。
取引先で奮闘する姿、折衝を重ねる姿、職場をリードする姿などだ。
そんな光景が浮かばなければ、コメントは形だけになる。
上司に光景を浮かばせる
もう一歩踏み込むと、上司はなぜその姿が頭に残っているのだろうか?
その姿を肯定したからだ。「いいな」と思ったからである。
そして、その姿からその人の業務内容や業務に向かう姿勢を知ったのだ。
『出世はタイミングで決まる!』では、「酒やゴルフより、取引先訪問に誘われやすい部下になる」という項目を立てている。
コメントは業務内容から浮かぶからであり、上司の取引先への同行は、自分の業務を知ってもらうチャンスと考えたからだ。
また、上司は部下と同行すると、部下の業務について肯定的になることを会社経験から知ったからである。
上司は業務内容や業務姿勢を見ている
よい評価を得ようとするならば、自分の業務内容を上司に知ってもらうことだ。
上司が業務内容を知れば知るほど、コメント欄は埋まっていく。
光景が浮かぶからだ。
すると、自分への評価も高まっていく。
今まで、上司からの評価は、結果からしかわからなかった。
だから有効な事前の打ち手といったものがなかったのだ。
しかし、上司からのコメントを増やそうと考えれば、打ち手も思いつく。
上司の印象に残る事実を積み上げていけばよいのだ。
綾小路 亜也
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