部下指導は80%の力であたると、ちょうどよい

日本の管理職はみな真面目であり、いついかなるときも、部下のことで頭がいっぱいになっている。

 

私は、会社の人事部が心配しているより、管理職はずっと部下指導を真剣に考え、実施しているのではないかと思っている。

 

そして、多くの管理職は、部下指導について書かれたビジネス書なども熱心に読んでいるのではないかと思う。

 

しかし、その結果、上司は部下指導をやり過ぎてしまっているのではないかと私は考えている。

 

そんなことは、当然ビジネス書には書かれていないが、私は実際に職場で起きている現象だと考えている。

 

それは上司は部下を指導するとき、指導漏れがないように、あれやこれや指導項目を思い浮かべ、その結果、当初自分が考えていた以上に指導してしまうからである。

 

だから80%の力であたるくらいが、ちょうどいいのだと思う。

 

それを、最初から「今日は全部話しておこう」と思うと、結果的には120%も130%も指導してしまう。そして、この100%を超えたゾーンは部下にとってレッドゾーンとなる。つまり耐えきれないゾーンとなる。

 

だから、私は、上司が部下指導に熱心すぎる場合、部下はメンタルな問題を生じることが多いのではないかと心配している。

 

 

『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』から抜粋 (第五章から)

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