役員が訪ねてきた場合、役員が応接室で座る席はどこか?

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 長椅子か、肘掛け椅子か?

 

この問題を解くにあたって考えなければならないことは二つある。
一つは、ビジネスマナーの定番ともなっている応接室の席次である。
二つ目は、みなさんの会社の役員は来客者かどうかということである。

 

みなさんが支店などに勤務しているとき、突然、本部や本社の役員が来たときのことを考えてもらいたい。

 

さあ、どうだろうか? 考えてもらいたい。

 

私の結論を言う。「役員が会社の用事で来たなら、肘掛け椅子、立ち寄っただけなら長椅子に案内する」
なぜか?
役員を来客者と考えると、ビジネスマナーの本に書いてあるように、案内すべきは長椅子ということになる。
しかし、みなさんは、それでは、どこかしっくりこないのではないだろうか?

 

それは、やはり役員は来客者とは思えないからである。それに、みなさんの方が肘掛け椅子に座り、役員と対座する姿は、どこか違和感があるからではないだろうか。
しかし、一方で、ビジネスマナーの本からの知識で、長椅子の方が上席ということを知っている。

 

きっと、ビジネスマナーの本の知識と、違和感との間に挟まって迷うのではないだろうか?

 

この問題は、次のように整理すると解けると思う。

 

みなさんは、会社から、今の職場で勤務することを命じられている。それは、その地・その部署において、みなさんが会社の代表として活躍しなければいけないことを意味でしている。
だから、来客があった場合は、みなさんが会社の代表者として応接室の肘掛け椅子に座り応対するのである。

 

しかし、役員は経営陣の一角であるから、会社全体の代表者のような存在である。それゆえ、役員は応接室に座るときは、会社の代表者に相応しい位置、すなわち肘掛け椅子に座った方が、収まりがいいということになる。

 

このことは、役員の来訪だけに限らない。みなさんより上位の役職、たとえば、支店長、部長などが来訪した場合も同じである。より会社にとって、より所属する組織にとって、代表者に近い人は誰かと考えると、肘掛け椅子に座る人は決まってくる。

 

しかし、たとえば役員が得意先とのゴルフ帰りにふらっと寄った場合、外出での疲れをいやすために、ひと休みしようと思い寄った場合は、長椅子の方に案内した方がいいかもしれない。

 

それは、長椅子はビジネスマナーの本に書いてあるように、よりくつろげる椅子であるからだ。役員などの上役は、そんなときは、ほっとくつろぎたいからだ。

 

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか  から抜粋

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