前田裕二の『人生の勝算』の中に、出世のヒントが隠れている

前田裕二の『人生の勝算』の中に、出世のヒントが隠されている

 

ライブストリーミングサービス「SHOWROOM」を立ち上げた前田裕二の『人生の勝算』を読んだ人は多いと思う。
西野亮廣の『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』の中でも、さかんにこの本が推薦されていた。
前田裕二と西野亮廣ー共に、参加することや体験自体に価値を置くいまの時代を、いち早くつかんだ人である。

 

この『人生の勝算』の中で、しばし目が留まった箇所があった。
その記述をそのまま紹介する。
「よくビジネス書では、人に好かれる能力を磨きなさいと説かれていますが、僕は逆だと思っています。人を好きになる能力の方が、よっぽど大事だと思います。
人を好きになることは、コントローラブル。自分次第で、どうにもでもなります。でも人に好かれるのは、自分の意思ではどうにもなりません。コントローラブルなことに手間をかけるのは、再現性の観点でも、ビジネスにおいて当然でしょう」

 

これは、前田裕二がUBS証券に入社し、超えられそうになかった先輩宇田川さんを見て、学んだことである。
この学びは、自分の運命と真剣勝負で向き合う前田裕二の言葉に変換されている。
実は、この言葉は、「人生というドラマの中で、コントロール不能な外部要因も、後天的な努力によって必ず乗り越えられる」とする『人生の勝算』のエッセンスが詰まった言葉である。

 

 

私たちは、前田裕二の言葉とは違う方向に努力している。
彼の言葉を借りれば、ビジネス書どおりに「人に好かれる能力を磨く」、あるいは「人に評価されるよう資質を養う」ことに努力している。
その結果、急に現実的な世界に移るが、異動の発表の度に「なぜ?」を繰り返し、がっくりと肩を落とす。

 

たしかに、人に好かれる能力を磨き、人に評価される資質を養えば、出世の道は近づくが、「好かれる」「評価される」という言葉に示されるように、主体は相手であり、また、どのように好かれたのか、どのように評価されたのかも、さっぱりわからない。
つまり、「好かれる」「評価される」一辺倒で行っても、コトロール不能領域なのだ。
だから、「なぜ?」を繰り返してしまう。
だが、昇進や出世においては、こと、人に「好かれる」は年々、ウエイトが高くなってきている。
それでは、どうすればいいのか? ―前田裕二のように、自分が人を好きになってしまうは、有力な手段である。

 

 

いまの時代、出世は能力だけでは決まらない。
人に好かれているという大前提が必要だ。それも、自分の直属の上司だけからではなく、自分が所属している組織の幅広い人から、また、他の部門の人から好かれていることが必要である。
会社は、昇進、昇格させようと思うときに、かならず、いろいろな人からヒアリングするからだ。
そのとき、あなたが嫌っている人は、同じように、あなたを嫌い、あなたに反対票を投じてしまう。
これが、いまの時代の出世のカラクリの一つになっている。

 

それでは、「無理にでも、人を好きになり、人を評価するのか」と考える人もいると思うが、まず、その人が言っていることをよく聞き、理解に努め、その人の立場や環境を考えることから始めたらどうだろうか。
どんな場合も、相手のプライドを傷つけないということがポイントだ。
前田裕二ではないが、拙著『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』で、「人との巡り合わせを活かす」「相手のプライドを尊重し、評判を作り上げる」を書いているので、興味のある方は参考にしてください。
この本では、出世は、タイミングを「合わせる」「引き寄せる」「早める」「逃さない」と自分が主語になっていることに着目していただきたい。

 

 

人生の勝算 (NewsPicks Book)

 

 

 

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ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!
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印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方

 

 

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上司より部下への言葉づかいが出世を決める

上司より部下への言葉づかいが出世を決める

 

あなたが管理職で、さらに上を目指すとき、部長や役員への言葉づかいに細心の注意を払い、異動発表日を待つ。
あなたは有能な管理職であり、業績面でも手ごたえを感じている。
あと残るものといえば、上司の機嫌を損ねないことと考えているからだ。

 

しかし、異動発表日を迎えると、昇格者に自分の名がない。
あなたは呆然とする。
沈む気持ちを抑え、翌年度、成果に向けさらに努力し、部長や役員対応にもいっそう気をつかう。
だが、翌年度の異動発表でも、昇格者に自分の名前がない。
あなたは、「なぜなんだ!」と訴えるような気持ちで異動発表の紙を見つめる。

 

まったく理不尽な話だが、いま述べたことは、出世できない典型的なパターンでもあるのだ。
私は、出世には、タイミングを「合わせる」、「引き寄せる」、「早める」、「逃さない」という4つの要素が必要なことを拙著『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』に書いたが、第五章 出世のタイミングを逃さない のサブタイトルを「部下との関係が出世の試金石となる」とし、まるまる一章を使った。
出世で最後に問われるものは、部下との関係と考えたからだ。

 

あなたは、上司への言葉づかいに細心の注意を払ったが、部下への言葉づかいは、どうだったのだろうか?
ビジネスマナーの本をめくれば、顧客や上司への言葉づかいばかりが書かれているが、こと出世に関しては、部下への言葉づかいは重要である。

 

 

あなたは有能な管理職だから、「ちょっといいか」と部下を自分の席に呼び、指示を与えている。
指示はいつも的確だから、成果も出る。
また、あなたは情熱家だから、ときには乱暴な言葉を使ってしまったり、活を入れることもある。
言葉づかいに他意はないし、あなたは、そんな言葉尻よりも、中身が重要だと考えている。
だが、そんな業務の進め方を、部下は、その実どう思っているのか、あなたの上司がどう思っているかということが問題なのだ。
その姿を威圧的と、とらえられていないかということが重要なのだ。

 

求められるリーダー像は、時代と共に変わる。
高度成長期には、部下をぐいぐい引っ張る率先垂範型の管理職が求められた。
ぐいぐい引っ張るという部分に力点が置かれていたから、多少乱暴な言葉づかいでも容認されたし、部下の方もついて来られた。
しかし、いまの時代は、このようなタイプのリーダーはなかなか出世頭とならない。

 

それでは、いまの時代、どのようなリーダーが求められているのだろうか?
参考となるものがある。
平昌オリンピックカーリング日本代表「LS北見」の「こっちから(置きに)行こうか」「そだねー」という会話にヒントがある。
この会話を上司と部下に置き換えてみると、「こっちから行こうか」は部下に対する提案となり、「そだねー」は部下の同意となる。
「LS北見」はショットが決まると「ナイッスー」と笑顔でハイタッチしたが、これは上司と部下の成果と喜びの共有ということになる。
いま、企業や組織は、このような形で、組織が運営され、成果が上がることを求めている。

 

 

実は、あなたがどのようなタイプの管理職であるかは、上司や人事の人があなたの職場に入り、部下に対する言葉づかいや部下の返答を聞くとすぐにわかる。
あなたはここで評価されていたことになる。

 

出世は、活躍スパンが広くなることを意味している。
あなたの運営方法が、より広いスパンにコピーされたときどうなるか、上司や会社はイメージして出世を決めている。
その大きな要素となるのが、部下への言葉づかいである。

 

ビジネスマナーの本には、部下への言葉づかいは書かれていないが、あなたが、上司より、部下への言葉づかいに気をつけるようになると、予期せぬときに、昇格者にあなたの名前が掲載されているはずである。
平昌オリンピックで大活躍した日本選手団。「LS北見」の「こっちから行こうか」「そだねー」をマネしない手はない。

 

 

 

 

 

 

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辞令には必然性がある!

辞令には必然性がある!

 

高杉良氏の『辞令 (文春文庫)』は小説だが、そこにはサラリーマン社会の現実がある。
この本は1988年に書かれたこともあり、さすがに会話の内容などに時代を感じさせる。
しかし、高杉良氏の作品は、いま、改めて注目を浴びている。そこにサラリーマン社会の真実もあるからだ。

 

大手音響機器メーカーの宣伝部副部長である広岡修平(46歳)は、同期の中で出世レースの先頭集団を走っていたが、突然、左遷の内示を受ける。
しかも、内示自体もきわめて遅れていた。広岡には「心当たり」がない。

 

 

この「心当たり」がないというところが、ミソだと思うのだ。
実際には、この辞令の背景には、広岡の会社の内部事情というものが存在していた。また広岡の上司である宣伝部長は、ある画策をした。そして、広岡自身にも「あること」があった。

 

すなわち、広岡には「心当たり」がなかったが、この辞令は必然的に生じたと言える。

 

 

このことは、人事異動を考える際の教訓になる。
多くのサラリーマンは、辞令を受けるたびに、「なぜオレが?」「どうしてオレが?」と思う。
そこに必然性を見出せないからだ。
そして、このように思う辞令は、たいがい、いい異動ではない。

 

しかし、そこに必然性が働いていると考えれば、人事異動のとらえ方は変わってくる。
そして、必然性を持たせること、あるいは、必然性を持たせないようにすることが、出世や昇進を決めるということがわかってくる。
つまり、辞令を「心当たり」がないものから、「心当たり」があるものに変えるということである。

 

 

この問題を考えるとき、一番厄介なことは、自分自身がした「あること」に気づかないか、忘れていることである。
この小説の主人公広岡修平も、「あること」を決断するときに迷い、上司に相談したが、その「あること」が、自分が評価されるとき、くすぶり続けていたとは、まさか思っていなかった。

 

非常に難しいことだが、サラリーマン社会で出世や昇進を目指すならば、人に「あること」を思い出させないことも必要である。
広岡の場合は、その「あること」はセンセーショナルなことだったが、サラリーマン社会では、発言、態度、人間関係によることが多い。
つまり、反対票を投じられないように気をつかうということも必要なのである。

 

 

 

「あること」が出世を左右することは、意外とサラリーマンは自覚していない。
拙著『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』では、「17 人との巡り合わせを活かす」「18 相手のプライドを尊重し、評判を作り上げる」で説明しているので、興味のある人は参考にしていただきたい。

 

 


辞令 (文春文庫)

 

 

 

 

 

 

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シャツの色をかえられる人が出世する

シャツの色をかえられる人が出世する

ビジネスの世界では、よく「場を読め」「シチュエーションを考えろ」と言われるが、はたして、シャツの色はその場、そのシチュエーションに合っているだろうか?

 

こんなことを言うと、「お詫び訪問のときは、シャツの色に気をつかっています」という答えが返ってくるに違いない。

 

それは、当たり前である。
それ以外の場、シチュエーションでシャツの色の気をつかっている人が出世する人である。

 

私は長い間、ビジネス社会で出世する人を見てきた。
彼らは、シャツの色を変えることを楽しむ人たちだった。
同時に、お詫び訪問以外でも、シャツの色に気をつける人だったのである。

出世する人が白いシャツを着る場とは?

出世する人は講評の場で白いシャツを着ている。
講評というとわかりにくいが、多くの会社は社内検査や内部監査を実施している。業種によっては、外部検査や監査を受ける場合がある。

 

そんな検査や監査が終了した場合、結果についてのコメントがある。これが講評である。

 

では、なぜ出世する人は、こんな場で白いシャツを着ているのだろうか?

 

それは、講評を受けるという姿勢を考えているからである。
そして、検査や監査を受けると、たいがい不備事項が出てくる。
そんな不備事項を出している人が、カラーシャツやストライプのシャツを着ていていいのかと思っているからである。

 

ところが、こんな席でも、いつもと同じようにカラーシャツやストライプのシャツを着ているビジネスマンは多い。

 

これと同じような場に、会議がある。
会議といっても、社長以下、役員も出席するような大きな会議である。

 

出世する人は、こんな席でも、白いシャツを着ている。
それは、このような会議は結果総括的な会議であることを知っているからである。

 

そんな会議には自信を持って出席するのがベストだが、出世する人は、かならずしも十分な成果が出ていないことを、自分で知っている。
だから、白いシャツを着て、指導を受けるという姿勢をとっている。

 

もちろん、講評や会議の場で、カラーシャツやストライプのシャツを着ていても、結果とはまったく関係がない。

 

だが、結果とはまったく関係はないが、講評する人、会議を主催する人の気持ちを考えるのが、出世する人なのである。

 

ということは、出世する人は、直接、物事の適否には関係しないところでも、相手の気持ちを考える人だということになる。

 

それは、マナーの原点のようなものである。
だから、私はビジネスマナーにこだわっているのである。

出世する人は、準備する人である

出世する人はシャツの色を、場やシチュエーションを読みかえる人だが、なぜ、かえることができるのかということも考えてみる必要がある。

 

それは、出世する人は、講評や会議などのスケジュールに合わせて、準備しているからである。
だから、その日に、白いシャツを着て会社に行ける。

 

このことは、一見、なんでもないことのように思えるが、けっこう難しい。
短時間とはいえ、家での準備が必要だからだ。

 

ところが、毎日、残業に明け暮れている人は、家に帰っても、そんな準備はおっくうで、とてもできない。
だから、いつもと同じようなシャツを着てしまうのである。

 

家で、予定に合わせて準備できる人が、出世する人である。
そんな準備まで含めて、仕事を考えることができる人が出世する人なのである。

 

ということは、準備と、心を整える時間が必要だということになる。
家に早く帰って、そんな時間を作ることが、仕事の一環でもあり、出世する道なのである。

 

綾小路亜也

 

 

 

 

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評価はコメント欄で決まっている!

評価はコメント欄で決まっている!

「自分は一生懸命やっているのに、なぜいい評価がつかないんだろう?」と悩んでいるビジネスマンやビジネスウーマンには、評価のコメント欄に注目してもらいたい。

 

このコメント欄の意味がわかると、あなたは出世や昇進において人より前を進むことができる。

 

会社や人事部はこのコメント欄を重視し、昇進や昇格を決めている。

 

会社や人事部がコメント欄を重視するのは当たり前である。

 

それは、S、E、A、B、Cといった評価などからは、被考課者の現在位置はわかるかもしれないが、とても「その人自体」はわからないからである。
また、コメント欄に上司の本当の気持ちが表れているからである。

 

あなたの評価を劇的にアップするために、コメント欄について考えてみよう。

1.コメントの量を考える

会社や人事が、評価表を回収してわかることは、コメントが多く書かれている被考課者と、コメントがほとんど記入されていない被考課者がいることだ。

 

コメントが多く書かれている被考課者は、上司から見て「よくわかる部下」であり、ほとんどコメントが書かれていない部下は「よくわからない部下」であることを示している。

 

当然ながら、「よくわからない部下」にいい評価はつかない。
もし、あなたが、あまりいい評価をもらっていないということならば、まずは、上司からのコメントを多くもらうことから始めることだ。

 

意識して、自分を、自分の仕事ぶりをわかってもらうといった行動をを積み重ねる必要がある。
その結果、上司からのコメント量が多くなっていき、評価も上がっていくはずである。

2.残念ながら…は、できていないことを示している

上司のコメントは「1年間、一生懸命課題に取り組んでいただきました」などと肯定表現から始まることが多い。
それは、上司からすれば、まずは労いたいからである。

 

いわば、飾り言葉のようなものである。
しかし、ビジネスマンやビジネスウーマンは、普段ビジネス書を読み漁っているにもかかわらず、不思議にも、上司の前段の言葉を「認められた」と真に受けてしまう傾向がある。

 

しかし、「残念ながら…」と続く場合は、上司は、その項目について「できていない」「充たしていない」と考えている。
「残念ながら…」のあとに続く内容が、上司が考えている結果である。

3.しかし…は、上司の本音を示している

「いつも、リーダー的存在として頑張っていただいております。しかし、ときとして、自分の意見に固執して、人の意見をさえぎってしまうことがあります」

 

この文章を読んだとき、あなたは、この被考課者をどうイメージするだろうか?

 

おそらく、後段の文から被考課者をイメージすると思う。
被考課者をエネルギッシュだが、自分の考えで物事を進める傾向がある人、アクが強い人と考えるのではないだろうか。

 

つまり、前段の「リーダー的存在」は吹っ飛び、後段の文が鮮烈に印象に残るということになる。
これこそが、上司が被考課者について、思っていることである。

 

肯定表現のあとに「しかし…」などが来たときは、「しかし」以下を上司やあなた以外の人が思っているので、この部分を意識して変えない限り、毎年、同じような評価となってしまう。

4.否定表現のあとの、しかし…は肯定

3.とは逆に、否定表現のあとに肯定表現が来る場合もある。

 

「項目〇〇については、目に見えた成果がでませんでした。しかし、貴職は本件課題に向けて、先方と打ち合わせを重ね、また社内でもさまざまな検討を実施するなど、一生懸命努力していた姿勢は高く評価したいと思います」

 

この上司コメントを読むと、やはり後段の姿勢といったものが印象に残る。
また、上司の気持ちも後段部分にある。

 

ビジネス社会は結果だが、こと評価に関しては、上司の気持ちによるところも大きいから、結果と評価はかならずしも一致しないと考えた方がよいと思う。

 

つまり、結果が出なかったとしても、あきらめるな、焦るな、落ち込むなということである。

5.コメント欄で思いを遂げようとする上司もいる

上司の中には、普段、部下のことをよく思っていなかった場合、コメント欄でその思いを遂げようとする人がいる。

 

評価は部下にフィードバックしなければならないこと、評価表は人事部に送らなければならないことから、自分の思いを遂げようとする上司は、前述したように、まずは肯定し、「しかし」のあとに否定を具体的事実を示しながら記載していく。

 

会社組織では、本当のところ、「上司は自分のことをどう思っているか」わからない。

 

このように、肯定表現のあとに否定表現が出てきた場合、そこに上司の本音が表れてることが多いので、注意する必要がある。

 

このような上司は、成果評価より、行動評価で思いを遂げようとする傾向がある。

6.評価を読む方はプロである

「コメント欄で思いを遂げようとする上司」は自分の思いを気づかれないようにコメントを記入するが、評価を読む方はプロだということを忘れている。

 

人事部などでは、評価表を星の数ほど見ていることから、こうした上司の思いは、すぐに見破られてしまう。
結果、こうした形で思いを遂げようとする上司もまた評価されてしまう。

 

だが、このような上司の思惑をすぐに見破るプロだから、コメント欄に記載されたほんのささいなことも見落とさない。
また、限られた文字の中から、被考課者のイメージを膨らまていく。
だから、コメント欄は重要なのである。

 

毎年、評価に悩んでいるビジネスマンやビジネスウーマンには、まずは、評価のコメント欄を分析してもらいたい。
また、コメントを向上させる方法を自分の頭で考えてもらいたい。
上司が書くコメントを自分の頭で考えることが、出世や昇進の道につながっていく。

綾小路亜也

 

 

(参考)拙著『サラリーマンの本質』では、評価欄のコメントを使用して自分の思いを遂げる上司を、サラリーマンの悲劇「内にこもったコンプレックスを持っている人」として紹介しています。

 

 

 

 

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出世する人は質問の変化に対応できる

出世する人は質問の変化に対応できる

 

これから学生たちとの就職面接が始まろうとする前に、採用担当リーダーは面接担当者を集めて「質問を大きく振ってください」と念押しする。
これが採用面接の裏舞台である。

 

「あなたが学生時代に一番取り組んできたものは何ですか?」と学生が答えやすい質問を投げかけたあとに、
「現在の先進国がとっている金利政策をどう思いますか?」「先日のサミットの議長国声明について、どう思いますか?」などと質問を大きく変える。

 

予期せぬ質問に学生は当惑する。しかし、採用担当者は予期せぬ質問についてこられるかどうかを見たいのだ。

 

もちろん、質問に対する答えの内容を問うものではない。そんな難問は、質問者自身も答えられないし、経済学者や日銀の委員でも意見は割れる。

 

知識だけを頭に詰め込んできた学生は、顔を赤くしおろおろするばかりで、ひと言も答えられない。
だが、少しでも、自分の頭で考えるクセがついている学生は「なにか」を言うことができる。
「ものすごく低い気がします」「次の一手がなくなります」「本当に、世界経済は景気が悪いのかと思うときがあります」……。

 

要は何でもいいのである。自分が感じていること、思っていること、自分の頭にあることを、そのまま言えばいいのである。

 

 

しかし、就職面接に訪れる学生だけでなく、ビジネスパーソンも、上司から、急に「どう思う?」と聞かれて、答えられない。
ここが、出世の重要ポイントなので、拙著『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』でも取り上げた。
この問題は、出世を目指すとき、けっこう難問なのである。

 

この問題に対する私の見解を言うと、学生の就職面接ではないが、自分の思っていること、感じていることを、そのまま話せばいいと思う。
上司が人に意見を求めるときは、たいがい自分の頭の中には答えがおぼろげながらある。だが、答えへの確証がつかめないから人に聞いている。
だから、どんな意見でも参考になるのである。

 

そうは言っても、自分の思っていること、感じていることを話すことも、けっこう難しい。
それには、自分の頭で考えたというフィルターのようなものが必要であり、常日頃、自分の頭で考えていなければ、咄嗟に浮かぶものではないからだ。

 

自分の頭で考えるためには、人の意見やビジネス書に書いてあることを「本当にそうなのか?」と懐疑的に考えることが必要である。
懐疑的に考えることにより、自分の頭に置き換えることができる。

 

ここで、みなさんに、とっておきの本がある。それは漆原直行氏が書いた『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない (マイナビ新書)』である。

 

漆原氏はビジネス書を読むときは、ノリ・ツッコミのような感覚が必要だと言う。
「ほうほう」「なるほど」「そうやね」「ん?」「そんなワケあるかいっ!」
「ん、なにそれ? 結局何が言いたいの?」「そう感じるのはオマエだけだろ」「どうしてそういう結論になるのかなぁ~」
「はいはい、自慢ですね」「よくまぁ、臆面もなく書けるもんだよ」……。
こうしてビジネス書を読めば、自分の頭に置き換わることは間違いない。

 

 

みなさんは、できる人や出世した人が、感じたままの意見を言っているのを聞いたことがあると思う。そして、そんな意見を聞いてひやりとしたこともあるはずだ。
だが、その人たちは、常日頃、自分の頭で考えているクセがついているから、意見を求められたときも、すぐに答えられるということ、また、自分の頭で考えているという自信があるから、ありのままの意見を言えることをを見逃さないでもらいたい。
ここにも出世のカラクリのようなものがある。

 

そして、私から、みなさんににひと言。
自分の頭で考えて感じたことは、たいがい、ものごとの本質のようなものを突いている。
「どこか変だ」「しっくりこない」「なんとなくおかしい」は、たしかに何かがおかしいのである。そして、そんな感覚はあっていることが多い。
そして、そんな感覚こそが、上司や会社が求めているものなのである。

 

だから、みなさんは自分の頭で考えて感じ取ったことに自信を持って、どんな質問に対しても、自分の思ったままの意見を言ってもらいたい。
そうすれば、出世・昇進は近づいてくる。

綾小路亜也

 

 

 

 

 

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ピンと来る人が出世する

ピンと来る人が出世する

 

伝え方によって結果が変わる。これは真実である。
しかし、出世を望むなら、もう一つあるものを持っていなければならない。

 

それは、受け止め方である。

 

この受け止め方は、伝え方ほど語られていない。
だから、それを知るか否かで、差がつく。

 

 

みなさんは、こんな瞬間を経験していないだろうか?
それは、「あの人が言いたかったことは、そのことだったんだ!」とわかった瞬間である。

 

だが、そんな瞬間は、何年か経ってから突然訪れる。
その人が言った言葉の中にヒントがあったことを気づいた瞬間である。

 

考えてみれば、人が言葉を発するときは、無意味なことなどけっして言っていない。

 

だが、ストレートに言うと人を傷つけたり、角が立つから婉曲的な表現を使っている。
また、大人の発言をしていることも多い。

 

しかし、人は、それでも、自分の思いをどこかで表現しようと思うはずである。
だから、この「どこか」に気づくことは、人の真意を知るということになる。

 

 

そして、注意しなければならないことは、出世した人の像が変わってしまったということである。

 

以前は、自分が思うことを、ありったけ言う人が出世した。
だから、この人たちを相手にしている限りは、「受け止め方」もへちまもなかった。
つまり、非常にわかりやすかったということになる。

 

しかし、みなさんの周りを見てもらいたい。
そういう人もいるが、いまは、ソフトタイプの人が出世しているのではないだろうか?

 

このことは、自分が思うことをストレートに表現すると、パワハラにもつながる可能性があるからだと思う。

 

その結果、上司の真意がわかりづらくなっているということである。

 

重要なことは、みなさんが上を目指すなら、いま出世している人たちにあわせなければならないということである。

 

その方法は一つしかない。
それは、これらの上司の言葉に耳を澄ますことでしかない。
これは非常に難しいことだが、繰り返し繰り返しの訓練でしかない。

 

実は、私は、この上司の言葉の「受け止め方」が苦手だった。
だからこそ、何年も経ってから「あっ!」と気づく瞬間が訪れた。
しかし、そのときは、後の祭りなのである。

 

人が発する言葉にピンと来る! 私は、それが、出世の条件だと考えている。

 

 

拙著の中でも「上司の『まあ、いいか』に即座に対応する」を紹介しているので、興味のある方は参考にしていただきたい。

綾小路亜也

 

 

 

 

 

 

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余裕を感じさせる人が出世する

余裕を感じさせる人が出世する

 

私は拙著の結びに、部下の仕事を待てる人が出世するのではないかと書いた。
しかし、この「待つ」という動作は非常に難しい。

 

そして、待つという動作は、けっして部下の仕事だけではない。

 

たとえば、みなさんは、会議で自分が意見を持っているとき、そして他の人も意見を持っているとき、待てるだろうか?
早く自分の意見を言っておかないと、他の人も同じ意見だった場合、なにか先を越されたような気がするのではないだろうか。

 

また、自分が何かの知識を習得した場合、その知識を口にするのを待てるだろうか?
これも、人が言う前に、自分が話しておきたいと思うのではないだろうか。

 

エレベーターで、他の人が降りるのを待てるだろうか?

 

エスカレーターに乗るとき、人が先に乗るのを待てるだろうか?

 

そして、仮にこれらの質問にことごとく「YES」という人がいたならば、その人をどう思うだろうか?
きっと、その人に、なにか「余裕」のようなものを感じるのではないだろうか。

 

そう考えたとき、みなさんに閃くものがある。
それは、上に立っている人は、そんな人が多いということである。

 

そう、人に余裕を感じさせることができるか否かが、いまの時代、出世の大きな要素になっている。

 

しかし、みなさんは心の内には、きっと納得しないものがあると思う。
それは、この「待てる」という動作は、「できる」ということとは、まったく違うからである。

 

たぶん、みなさんは、この記事が目に留まっているくらいだから、きっと「できる人」だと思う。
「できる人」だから、さらに「できる人」に向けて磨きをかけていく。

 

会議の前には論点を見極めようと考えるし、自分だけの意見を模索する。
また、オフには英会話スクールに通ったり、TOEICを受験する。
そればかりでなく、ビジネス書も片っ端から読み、ちょっとでも変わった意見があると、付箋を貼り、なにかのときに備える。

 

それらの行為はすばらしいことである。
しかし、私は、みなさんには「できる人」+「余裕を感じさせる人」になってもらいたい。

 

そして、そのきっかけとして、先ほど述べた、エレベーターでは人を先に降ろす、エスカレーターに乗るときは人を先に乗せることを心がけてもらいたい。
つまり、1秒でも2秒でも、待つということを実践してもらいたい。
そんなことを繰り返していくと、みなさんは、きっと単なる「できる人」ではなくなっている。

 

綾小路亜也

 

 

 

 

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ちょっと手前でやめる人が出世する

ちょっと手前でやめる人が出世する

 

ちょっと手前でやめるということは非常に難しいことである。

 

たとえば、問題がある部下を会議室に呼び注意するとき、みなさんは、ちょっと手前でやめられるだろうか?
あるいは、会議で腐ったような意見を言う人に反論するとき、みなさんは、ちょっと手前でやめられるだろうか。
また、他部署の間違いを指摘するとき、みなさんは、ちょっと手前でやめられるだろうか。

 

この「ちょっと手前」を考えなくてはならない場面は、そのほかにも、いろいろある。

 

実は、出世できるか、どうかは、この「ちょっと手前でやめる」ことができるかどうかにかかっている。

 

 

もし、みなさんが出世で悔しい思いをしているのなら、自分はちょっと手前でやめることができているか、考えてもらいたい。
きっと、思い当たる節があるはずである。

 

そして、みなさんから見て、「ちょっと物足りない」と思う人が意外に出世していることも多い。
だから、余計に悔しいのだと思う。
その悔しさはどこから来ているかといえば、それは、みなさんが「できる人」だからである。

 

しかし、「できる人」は有能であり、責任感も強いゆえ、なかなか、ちょっと手前でやめることができない。
つまり、「できる人」=「出世する人」には必ずしもならない。

 

だが、出世している人を見ると、ちょっと手前でやめることができる人たちではないだろうか?
このことも、みなさんは、きっと思い当たる節があるはずである。

 

 

もし、みなさんが悔しい思いをしているならば、この「ちょっと手前でやめる」ことを、ぜひ意識し、実行してもらいたいと思う。
状況は劇的に変わるかもしれない。

 

そして、みなさんには、なぜ、ちょっと手前でやめなければならないのかということも、考えてもらいたい。
それは、みなさんは組織の中で生きているからである。
組織は多くの人で構成されており、そこには一人ひとりの「思い」というものがあるからだ。

 

だから、組織の中で生きるということは、一人ひとりの「思い」の中で生きるということであり、その思いをこてんぱてんに壊さないことが「ちょっと手前でやめる」ということである。
表現は難しいが、組織でのバランスということになる。

 

しかし、みなさんは、ビジネス書を読むと、バンバンものを言う人が成功しているのではないかと思う。
私は、これには二つの意味を考えなくてはならないと思う。

 

一つは、バンバン自分の思ったことを口にする人は創業者や創業者に近い人で、そのことでカリスマ性を持った人ではないかということである。また、その人たちから信任を受けた後継者かもしれない。
もう一つは、バンバンものを言う人でも、実は、それぞれの人の「思い」は尊重しているのではないかということである。
私たちは、後者をぜひ参考にしたいものである。

 

出世は、みなさん以外の人の「思い」と密接に関わっている。
人の「思い」を大切にすると、みなさんの道は大きく開かれていく。

 

綾小路亜也

 

 

拙著『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる! 』では、「人との巡り合わせを活かす」「相手のプライドを尊重し、評判を作り上げる」「部下指導は80%の力であたると、ちょうどよい」「『できる人』からの脱皮が出世である」と、4項目で人の「思い」について説明しているので、興味のある方は、参照いただきたい。

 

 

 

 

 

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昇進は「あと印象」がいい人が有利!

昇進は「あと印象」がいい人が有利!

 

ビジネスに限らず、第一印象がいい人は有利である。
その第一印象を守り続ければ、出世や昇進の世界では「本命」ということになるかもしれないが、世の中、そんなにあまくはない。

 

第一印象があまりよくない人は、たしかに損をしている。

 

だが、第一印象があまりよくない人は、出世や昇進の候補に上らず終わってしまうのかというと、そうでもない。
ここが現実のビジネス世界のおもしろいところである。

 

それは、第一印象があまりよくない人が、会社や上司から「どうして、なかなかのものである」と思わせる仕事振りや資質を感じさせたときに起きる。
そのギャップの驚き、そして、そのキャップを限りなく魅力的に思うようになる。

 

これは、いわゆる「あと印象」である。
そして、「あと印象」の方が、第一印象より、人の心に残ることもたしかである。

 

そうすると、なにか第一印象がいい人を物足りなく感じてしまう……。

 

そんなときに、昇進の発表を迎える。
そして、あらかたの予想を裏切り、「あと印象」がいい人が昇進の切符を手に入れるということは、現実によく起きている。

 

 

考えてみれば、人の印象というものは、まったく勝手である。
それは、人が勝手にその人を外見や発言からイメージしているにすぎないからだ。

 

それゆえ、人の印象は変わり、印象に対する目の置き所も変わる。
ここがミソと考えてもらいたい。

 

だから、「自分は第一印象がよくない」、それゆえ「よく思われていない」と思うビジネスマンやビジネスウーマンがいたとしたら、そこで、けっしてあきらめないでもらいたい。

 

人の印象のポイントは変わる。そして、「あと印象」の方が人の印象に残るからである。

 

そして、出世や昇進に関して言えば、先行逃げ切り型より、追い込み型の方が、チャンスをものにすることができる。
それは、第一印象がいい人が先行し逃げ切ることができるほど、世の中、あまくないからである。

 

このことは、第一印象がいい人に立てば、第一印象を保持したまま逃げ切ろうと思わずに、「あと印象」を付加し続けることが必要になることを意味している。
この「あと印象」を付加し続けていれば、第一印象がいい人は間違いなく、出世や昇進の切符を手にすることができる。

 

私は、最後に、それでも第一印象をよくしておくにこしたことはない、ということをあえて言っておきたい。
それは、やはり、本命候補になれるからである。
しかし、その第一印象を保持したままで「あと印象」がなければ、けっして出世や昇進の切符を手にすることができない。

 

重要なのは、「あと印象」である。望みを捨てず、頑張ってもらいたい!

 

綾小路亜也

 

 

 

 

 

 

 

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