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「頼りになる」とは、どんなことか? ー いつも同じ結果を出せること
2024.11.21更新
ビジネスでの「頼りになる」を、「信頼できる」「安心できる」と言い換えただけでは、言葉の本質が見えない。問題は、なぜ「頼りになる」と思われたかだ。
それは、いつも同じ結果を出せるからではないだろうか。
この「いつも同じ結果を出せる」をさらに言い換えると、どういうことになるだろう?
「仕事にむらがない」「安定している」「継続性がある」などと表現できる。
つまり、その人に頼めば、結果が読めるということだ。
だから、安心して仕事を任せられる。
これが「頼りになる」の本質だ。
このことをドジャースの大谷選手に置き換えるとわかりやすい。
彼は歴史に名を遺す選手であることは間違いないが、注目すべきは、ヒット・ホームラン・出塁率の継続性だ。
まさに「むらがない」「安定している」「継続性がある」といった言葉があてはまる。
ロバーツ監督も、彼を応援するドジャースファンにも「頼りになる人」なのだ。
ドジャースファンにとって大谷選手は「頼りになる人」
そして「いつも同じ結果を出せる」ということが、会社社会でもきわめて大事だ。
仕事で時々、ホームランを打つ人には、人は「もう一発」と期待を寄せる。
しかし、それは期待という枠を出ない。
それが、確実にヒットを打つ人には、「頼りになる」と思うはずだ。
期待と「頼りになる」とは、異なるのだ。
ところが会社社会では、今まで、この「頼りになる」という現象が見落とされてきた。
華々しいホームランを打つ人が、出世する人と考えられてきたのだ。
しかし、現実には「いつも同じ結果を出せる人」が出世している。
よくよく考えれば、このことは会社側の観点から考えると、当たり前のことなのだ。
『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』では、次のような地道な仕事に取り組んでいる人の例を挙げた。
「なーんだ。結果を書いているだけじゃないか」と思うかもしれない。
しかし特定の分野で、毎年、結果を出していることがわかる。
それは、その分野で「頼りになる」ということなのだ。
SNSを活用した新卒学生の募集
(2023年度 応募者数○○名 採用数△△名 2022年度 応募者数○○名 採用数△△名 2021年度 応募者数○○名 採用数△△名)
販売店会議の企画と運営
(2023年度 販売店会議○○回開催 新規会員数△△社 2022年度 販売店会議○○回開催 新規会員数△△社 2021年度 販売店会議○○回開催 新規会員数△△社)
販売店の指導と育成
(優績表彰販売店数 2023年度○店 2022年度○店 2021年度○店)
今、このような、組織にとって「頼りになる人」の存在が脚光を浴びるようになった。
同時に、できる、優秀だからという理由で評価される時代は終わった。
評価基準も、昇進基準も大きく変わったのだ。
評価基準・昇進基準の変化は、『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』を参考にしてください。
綾小路 亜也
「いつも同じような結果」を出せることが大事
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