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「話が長い」を防ぐには? ー 事実説明を簡潔に

2025.11.23更新

 

話が長い人には特徴があります。事実説明が長いのです。事実説明が長いと、自ずと話も長くなり、「要は何なんだ!」とイライラされます。

ところが、私たちは事実を要約することが苦手です。

それは、事実はすべて報告しなければならないと思うからであり、「事実はできる限り詳細に話せ」と教えられたような気もするからです。

 

たしかに、トラブルなどが生じたときは、事実をできる限り詳細に話さなければなりませんが、時と場合によるのです。

 

そこで、上司への相談の場面を考えてみます。

そんなとき、起きた事実を全部報告してしまうと、話は長くなり、上司も話のポイントがわかりません。

 

考えなければならないことは、上司への相談の目的は何だったかということです。

それは、自分がどう行動をとりたいか、お伺いを立てることだったはずです。

 

こんな場合は、自分の行動に直接結びつかない事実は、切り捨ててもよいのです。

すると、話はスッキリし、上司も理解できます。

 

 

 

「話が長い」を防ぐは、要約力の問題と、短絡的に解釈しない方がよいかもしれません。

要約力を鍛えることは大事ですが、重要なポイントをつかみ、話をまとめるようになるには、時間がかかるからです。

 

それよりも、まず、事実説明を簡潔にすることです。

それは、説明や報告と、直接関係ない事実を切り捨てるということです。

 

そのように事実を切り分けすると、話は長くなりません。

相手もイライラしなくなります。

 

もしかすると、それだけで、上司や周囲の人から一目置かれる存在になるかもしれません。

もっと言えば、「切れ者」に映るのです。

 

 

「話が長い人」は軽く見られてしまいます。

一方、話が簡潔な人は注目されます。

こんなところに、出世のカラクリが潜んでいるのです。

 

綾小路 亜也

 

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事実説明を簡潔に

 

 

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