社会人になると、会議、研修、懇親会などのスケジュールに自分を合わせなければならない。
だが、ひと段落したら、自分にスケジュールを合わせていくことも考えてもらいたい。
それができないと、
・休みが取れない
・友人に会うこともできない
・自分の時間を持てない
ことになる。
先日、病院に行く日を決められないというビジネスマンに会った。
彼は「組織のスケジュールが決まらないから、病院に行く予定を立てられない」と言う。
しかし組織のスケジュールがどんどん決まっていったら、それこそ病院に行けなくなるのではないだろうか?
組織のスケジュールを重視することは社会人として大事なことだ。
仕事を優先することも必要だ。
だが、先に自分のスケジュールを入れないと、スケジュールは必ず埋まる。
社会人生活は長丁場だ。
ビジネス書には書かれていないが、この長丁場をどう生きるかということが、ビジネスマン、ビジネスウーマンの真の課題だ。
だから最初の段階で、自分にスケジュールを合わせていくという考えを持つことが大事なのである。
たしかに、仕事をマスターしていないとき、自分の予定は入れづらい。
組織の業務が立て込んでいるときも入れづらい。なにか組織よりも自分を優先しているように見える。
しかし、その状態は「いま」だけでなく、社会人である限り続く。
異動になれば、新たな業務知識を習得しなければならないし、人間関係も築いていかなければならない。
そして忙しくない組織など、めったに存在しない。
つまり、自分からスケジュールを入れない限り、スケジュールが空くことはないということである。
現職務に打ち込むことは社会人として当然のことだが、
会社社会では、組織優先、業務優先のあまり、ストレスをため健康を損ねてしまう人が多い。
結果、会社の業務に支障をきたしてしまう。
そうなれば、なんのために頑張ったのかということになる。
会社が求める人は、健康で働き続けられる人ということも、頭の隅に置いてもらいたい。
どうすれば、自分にスケジュールを合わせていけるだろうか?
それは早い段階から、自分のスケジュールを入れることだ。
幸いにも、いまの組織は各自のスケジュールを尊重する。
会議や打ち合わせ、懇親会などを開催するときは、各自のスケジュールを確認し、調整のうえ、日程を決める。
そんなとき、自分のスケジュールが入っていることが大事だ。
だから早い段階から入れることが必要なのだ。
そうすると、自分にスケジュールが合ってくる。
もう一つ必要なのは、自分のスケジュールを入れる勇気だ。
<休暇><通院><夕刻予定あり>などとは、書きづらいかもしれないが、書きづらいと思うのは自分だ。
最初のスケジュール入力を乗り越えられれば、その後は抵抗感は薄れる。
あとは自分のスケジュール入力を習慣づけるだけだ。
そうすると、自分の予定を前提にして、他のスケジュールを進めることができる。
社会人としての身構え方、仕事の進め方についてはいろいろなことが言われているが、
自分のスケジュールを入れられるか、どうかということで、会社人生は大きく変わる。
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