出世といっても、組織な中で偉くなることではない。
社会にある既存の枠組み、自分というフレームから出て、外から社会を、自分を見てみることを、この本では出世と呼んでいる。
これは、出世の元々の意味である「世を出る=仏門に入ること」に由来している。
著者である角田陽一郎氏は、TBSテレビで「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金スマ」「EXILE魂」「オトナの!」といったバラエティ番組を作ってきたが、22年間勤めた会社を退職した。
まさに自分がいたフレームから外に出たわけだが、重要なことは意識の変化だと著者は言う。
著者の意識の変化を綴ったレポートがこの本なのだ。
この本にはコラムが散りばめられているが、このコラムがいい!
著者の内側から湧き出た声のように聞こえる。
ここでは、心にしみる3つのコラムとエピローグを紹介したい。
そこから、出世してわかった境地といったものが読み取れるかもしれない。
(語尾の口語表現を、若干修正)
■100個のやるべきこと
(抜粋)
何かの企てをやる時、「誰かが考えてくれる」はない。
実行には、100個、実際は1000個くらい、やらなければいけない細々としたことがある。
何かの企てを成功させる人は、その1000個を自分で想像できる人。
自分でやるか、あるいは仲間や協力者に代わりにやってもらえるだけの信用を築ける人だけ。
■続けられると、それはうまくいく
(抜粋)
うまくいく・いかないかは、続けるか・続けられないか次第。
物理的にも心理的にも続けられるから続く。
「やりたいから」より「続けたいから」を選んだほうがいい。
うまくいくことを望んでいるのに、なかなかうまくいかないのは、成功が向こうから勝手にやってくると盲信しているケースが多い。
自分から成功に猛進しないと成功に近づかない。
■他人や自分にだまされないように
(抜粋)
他人はどうでもいい。
「自分がどう生きるか?」なのだ。
他人をだまさないように、他人にだまされないように。
自分をだまさないように、自分にだまされないように。
他人も自分も、適度に信じ、適度に疑うしかない。
「こうしたほうがいい」はあるかもだけど、
「そうすべきだ」はない。
「すべき」に陥っている時の他人や自分にだまされないように。
■エピローグ
(抜粋)
流れていく時代の中で、自分自身が見定めるしかない。
ということで、腹をくくる。
自分の信じることを進めるし、自分が違和感を持ったことはやらない。
気持ちいいことは自分でやるけど、気持ち悪いことは自分から排除する。
その選択が合っていても間違っていても、成功しても失敗しても、自分自身の作品(人生)です。
そして、この本を通して、
「『正直』という感覚は、対外的なものではなく対内的なものなのです」という著者の言葉が、なぜか残るのである。
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