2024.11.08更新
「その他大勢」を言い換えると「名前が挙がらない」ことです。ここに気づくと、その他大勢の一人から抜け出す道が見てきます。
ところが私たちはその他大勢にならないと思っても、その他大勢の一人になる道を選ぶことがよくあります。
たとえば「できる人」「優秀な人」になれば出世できると考えることです。
しかし「できる人」「優秀な人」のままではその他大勢の一人です。
「できる人」「優秀な人」は、あなた以外にも大勢いるからです。
優劣判断も極めて難しいはずです。
「できる人」「優秀な人」で勝負しようすると、大勢の中で戦わなければならず、判断基準も曖昧だということです。
出世に苦戦する原因はここにあります。
一方、会社はポストにふさわしい人をポストにつけようとしています。
それゆえ、名前が挙がった人から、選ぼうとしているのです。
「できる人」「優秀な人」で勝負しようとすると……
「その他大勢」から抜け出す方法はないでしょうか?
これが、『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』のテーマでした。
その方法は、自分の継続した「結果」を見出し、それを上手く表現することです。
それならば自分だけのものであり、自分以外の人に当てはまらりません。
自分の経験を上手く表現するということです。
このことにより名前が挙がり、ポストを射止めることができるのです。
かつては、会社は、優秀なリーダーだから、できるからということで、ポストを与えてきました。
ポストに余裕があったからです。
しかし、今、ポストに余裕がなくなってきています。
優秀なリーダー、できる人になることで出世をめざす従来型の出世術では、出世しにくくなったのです。
ポストを射止めるには、「その他大勢」の一人にならないことが大事です。
綾小路 亜也
上記記事は、『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』のまとめです。
(「優秀」からの脱却が書かれています)
自分だけの領域を表現する
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