2024.10.19更新
今までの出世術は「優秀な社員」「できる社員」になることだった。しかし「優秀な社員」「できる社員」なら、本当に出世しただろうか?
どんな人が出世しているか?
その方法で出世できた時代もあった。
ポストに余裕があった時代だ。
会社は「優秀な社員」「できる社員」にポストを与えてきたのだ。
だからビジネス書は「優秀な社員」「できる社員」になる方法を力の限り書いた。
しかし、ポストに余裕がない今、そこに「選ばれる」という要素が必要になった。
この「選ばれる」という要素を、企業で働くビジネスマンは誤解している。
ここに至っても、「優秀さ」で選ばれようと考えていることだ。
そこまで「優秀」信仰が根強いのだ。
今、「選ばれる」という要素が必要になった
出世に真向かいするには、「選ばれる」という要素を真剣に考えなければならない。
それは、会社は「どんな人にポストを与えているか」ということだ。
その答えは意外にシンプルだ。
ポストにふさわしい人に、ポストを与えている。
そのポストが務まると思うから、会社はポストを与えているのだ。
今の出世術は、ポストへの必然性を持つことなのだ。
今、ポストへの必然性をもった人を昇進させている
今、企業で働くビジネスマンは「優秀な社員」「できる社員」になることと、出世を勝ち取ることの板挟み状態にある。
「優秀な社員」「できる社員」が出世するわけではないことがわかってきたからだ。
ここを両立すると考えてきたのが、今までの出世術だ。
「優秀な社員」「できる社員」になることはもちろん大事だが、そのことと出世とは別ものだ。
ここに気づけば、出世に真向かいできる。
今の時代、出世に真向かいできる人が出世を現実化できるのだ。
新しい出世術
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はじめに
優秀なリーダーなら出世できると信じているビジネスマンへ
第1部 会社はどんな人をポストにつけたがっているか?
01 昇進基準は「見えた結果」から、「見える姿」に変化した
02 出世で苦戦するのは、大激戦の場に立つからである
03 ポストへの必然性はどこから生まれるか
04 ビジネスマンを悩ます会社社会の「専門性」
05 「アイツだ!」と言われるには、継続的な「結果」が必要
06 貢献した人ではなく、上の立場になっても貢献する人が出世する
07 ゼネラリストをめざすべきか、スペシャリストをめざすべきか
08 特定の分野を極め、自らも貢献するリーダーになる
09 昇進判断の最終チェックポイントは、人を任せられるかどうか
10 ポストを広く構えたほうがよいのか、狭く構えたほうがよいのか
コラム①過去の人事異動には意味がある
コラム②二番手集団に会社が想う本命がいる
第2部 「その他大勢」に回らない自分を表現する技術
11 「現在の職務」を「営業」という二文字で終わらせない
12 上の地位を射止めるなら、現職務の「規模」と「役割」を表現する
13 自称「強み」を、誰もが認める「強み」に書き換える
14 継続している「事実」を数字で表現する
15 会社は潜在能力を知りたいのではなく、結果から能力を読み取りたい
16 自分の強みを認識させる場とアピールする場は違う
17 人の心に自分の強みを蓄積する
18 「会社への提言」を空欄にせず、自分だけが気づいたことを書く
19 借り物でない自分の言葉には情報がある
20 自分の未来の姿を、部下を主語にして語る
21 自分を大事にする人は会社からも大事にされる
おわりに
実体なきリーダー像を追わない
付録 出世で大事なこと5選
①一つひとつの仕事を完結する(「手離れ」)
②取りかかりを早く
③質問されたことに答える
④言語的追跡
⑤ギャップがない素顔
◆新百合ヶ丘総合研究所の出世を現実につかむ本
こっそり読まれ続けています
ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!
出世するビジネスマナー
「出世しぐさ」のすすめ
※「出世しぐさ」は商標登録されました。
エリートの弱点を突く!
エリート社員に打ち勝つ! あなただけの出世術
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出世は「構え方」で決まります
◆新百合ヶ丘総合研究所の出世四部作