2024.09.23更新
自分を大切とするとは、今の自分を表現し、自分の意味を見出すことではないでしょうか。
このことについて、『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』では次のように述べています。
会社社会には上司にすり寄り、相づちを打ち、お世辞を言い、酒のつまみにまで気をつかう人がいる。
コロナ前は夜ごと上司と飲み歩いていた人たちだ。
それは人の生き方であり、誰も否定できない。
ただ、その人たちが表現しているものは考えてみる価値がある。
その人たちが表現しているものは、
「気に入られたい」「偉くなりたい」という自分だ。
相づちを打ったり、お世辞を言ったりすることは、自分を大切にしていることなのかもしれない。
しかし、自分の中身を表現しているわけではないのだ。
この自分の中身を表現するということが、とても大事な気がします。
それは自分の意味ではないでしょうか。
自分の役割、価値と置き換えてもよいと思います。
企業で働くビジネスマンにとって、「自分を大切にする」とは具体的にどんなことでしょう？
積み重ねた経験や自分がとった行動や結果を総括し、自己申告書や評価シートなどに丁寧に表現することではないでしょうか。
すると、自分の意味や役割を見出せます。
自分の意味や役割を見出そうとする人を、会社が大切に扱わないわけがありません。
自分を大切にする人は、会社からも大切にされるのです。
綾小路 亜也
自分を大事にする人は会社からも大事にされる から
自分を丁寧に表現する
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