2024.04.06更新
もし商売が上手くいかないなら、その原因は、角印を使っていないことにあるかもしれない。
角印を使っていないと、領収書や請求書の会社名の横に個人の認印を押すことになる。
それをお客がどう思うかだ。
実は、ビジネスマンは角印がない領収書に悩んでいる。
経費処理するとき、会社から文句を言われはしないか心配するからだ。
特に領収書に会社名が簡素に印刷されていたり、ゴム印が押されていた場合には、自分が認印を買ってきて押したと思われるのではないかとまで心配している。
それだけ、いまはコンプライアンスがうるさくなってきているからだ。
ビジネスマンは領収書の扱いに悩んでいる
注意しなければならないことは、消費者の行動はナイーブだということだ。
そんなことから、領収書や請求書の印を気にしなくても済む相手と取り引きするということは十分にあり得る。
そして、角印を使用しないことは、あなたの会社の金銭管理にも及ぶ。
角印を使用しないで、個人の認印を使用しているなれば、どこにお金を請求し、どこからお金を受け取っとたかというお金の流れは発行者にしかわからない。
それは、あまりにも不明朗な管理といえる。
商売繁盛とは、がっぽりお金を稼ぎ、稼いだお金をしっかり管理することだ。
角印のない商売を続けていると、商い自体は上手く行っていても、お金の管理がルーズだから、そのうち破綻する。
また、不祥事が発生する温床ともなる。
領収書に角印を押す
角印を使用していないとき、角印の意味を見出せていないことが多い。
角印は法人の認印だ。
法人の意思を表している。
したがって、角印を押すことによって、主体が個人から法人に変わる。
領収書や請求書を会社が発行しているということになる。
そのことが、相手に安心感を与えるということを忘れてはならない。
商売繁盛を狙うなら、角印を使わない手はない。
ハンコの印象はビジネスを大きく左右する。
綾小路 亜也
『印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方』 より
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ビジネスマンのハンコの押し方・持ち方
『印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方』
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