2026.03.04更新
若手社員が1年で異動することは、育成の観点からまれですが、管理職では時々起きます。その際、異動理由を「優秀さ」という観点で考えないことです。

組織運営という観点で考えると、腹に落ちます。
管理職は優秀さより、組織運営力で判断されるからです。
組織運営については、会社は判断しやいのです。
たとえば、「組織として結果が出ていない」「目標に向かう一体感がない」「組織がバラバラだ」「いざこざが絶えない」といったように、結果や実態として浮かび上がってくるからです。
そんな実態が明らかになったときは、会社は管理職の異動を考えるでしょう。
これ以上、その人に組織を任せておけないからです。
一方、まったく逆の判断が下される場合もあります。
結果や組織運営の一端から、「十分」と判断される場合です。
会社はそんな人には上のポストを考えます。
会社のためにも、もっと大きな組織で力を発揮してもらいたいからです。
このことを、『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』では次のように表現しています。
昇進した人を見ると「えっ、あの人、この前いまの部署についたばかりじゃないか」と思う人が昇進リストに載っている。
1年で異動する管理職には2つのパターンがあるのです。
管理職は組織運営力を問われている

そんなことを考えると、1年で上のポストにつく人は優秀と言えるかもしれません。
では、1年で異動させられてしまう人は、優秀でないかと言われれば、そうとも言えません。
それは、たまたまその部署での組織運営力を見て判断されているからです。
その部署の業務が、自分の経験や性格に合っていないということもあるし、部署を統括する部門の方針に合致していないということもあります。
そんな人は1年で異動したとしても、自分の能力が否定されたわけではないと考えてください。
だから「ー年で異動したのは、使えないからだ」と考えないことです。
活躍できる部署はあるということです。
しかし、管理職は早い段階から、その部署での組織運営を見られていることはたしかです。
それには会社の理由があります。
会社はそれぞれの組織の運営の下に、成り立っているからです。
だから組織運営が上手く行っていないと思われるときには、すぐに対処しなければなりません。
一方、組織運営が十分と思われる場合は、より大きい組織で組織運営力を発揮してもらいたいと考えます。会社の利益になるからです。
管理職の異動が多い理由はここにあります。
そのなかに、1年で異動する人もいるということです。
異動が多い会社は、組織運営の見極めが早いと言えます。
綾小路 亜也
会社は組織運営の集合体

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