優秀な人には、上に行く人もいれば、今の役職にとどまる人もいる。その違いはどこから生まれるのだろうか。

この問題を解く鍵は、何に対して優秀かということだ。
今の仕事に対して、優秀ということではないだろうか。
ということは、必ずしも、次の役職での優秀さを保証するものではないということだ。
どうやら、上に行く人と今の役職にとどまる人の違いは、この辺にありそうだ。
では、上に行く人は、どんな人なのだろうか。
次の役職も務まると判断された人に違いない。
そう判断される何かを持っていたのである。
その何かとは、どんなことだろう。
ここで、上の役職に就くということは、どういうことなのか、考えてみる必要がある。
管理する組織が大きくなるということではないだろうか。
組織が大きくなれば、管理する人も多くなる。
すると、今の役職で、組織運営力や部下指導力や協調性といったものが、見られていることになる。
上に行く人は、そんな面でも優秀だったのである。
ところが、私たちは、そのようには考えてこなかった。
上に行く人は、今後も成果を出し続ける人と捉えたに違いない。
すると、上に行く人の像がよく見えなくなってしまうのだ。
上野役職に就くということは?

このことについて、課長以上の昇進については「課長の仕事にふさわしい人を課長に据える」「部長の仕事にふさわしい人を部長に据える」といった「入学基準」が働くようになったからだと言う。
(『出世する人は人事評価を気にしない』平康慶浩 日経プレミムシリーズ)
そのとおりと思うが、では、課長の仕事にふさわしい仕事、部長の仕事にふさわしい仕事とは、どんなことなのだろう。
組織運営力や部下育成を強化する仕事に違いない。
ここまで落とし込まないと、「入学基準」が見えてこないのだ。
出世で悩む人は優秀な人だ。
優秀だから、なぜ出世できないかと悩むのだ。
しかし、自分の優秀さの中身を考えてみたことがあるのだろうか。
今の時代、単に優秀だからという理由で出世することはない。
それでは「その他大勢の一人」のままだ。
優秀さの中身を会社に知ってもらうことが大事だ。
『コロナ後の「たった一つの出世の掟」』は次のように言う。
人をポストにつけるときは、固有名詞で検討が行われる。
ポストに対し、「アイツだ!」と思わせる人だ。
「アイツだ!」と思わせるのは、ポストへの必然性が高いからである。
優秀さの中身がわかれば、会社はポストへの紐づけを始めるのだ。
綾小路 亜也
人は固有名詞で選ばれる

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