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異動が多い人は優秀か? ー 人事ローテーションに乗らない人たち

2026.05.01更新

私たちは心の底で「異動が多い人は優秀」と思っています。

優秀な人は、自分たちとは違った異動の仕方をするからです。

 

一定間隔で異動するという人事ローテーションにも乗りませんし、ジョブローテーションとも違った形で異動します。

 

異動が多い人は、出世するのでしょうか。

優秀な人の人事異動の秘密に迫ってみましょう。

 

1.人事ローテーションに乗らない人たち

私たちは「任期満了型」の人事異動を考えています。

 

だから、現職務で一定年数を経過したとき、「そろそろ異動か」と思うのです。

そして、異動先が自分のステップにつながればよいと願います。

 

まさに、「一定期間で人事異動を実施し、社員の職場を変える」という会社の人事ローテーションの方針に、どっぷり染まっているのです。

 

 

下の画像はそんな私たちの捉え方を示しています。

階段の踏面(ふみづら)がそれぞれの職場での在籍期間です。

在籍期間を全うし、次のステップに進もうとしています。

 

昇進も人事ローテーションの一環として考えています。

今の部署での任期を終えたとき、成果や能力が認められれば、課長、あるいは部長になれると思うのです。

 

 

ところが、自分たちと違う人事異動をする人たちがいることに気づきます。

 

このことを、ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!では次のように表現しています。

 

進した人を見ると「えっ、あの人、この前いまの部署についたばかりじゃないか」と思う人が昇進リストに載っている。

これからお話しする出世のカラクリは、まず、こんなところにある。

 

 

そう、「この前いまの部署についたばかりじゃないか」という人がいるのです。

その人の在籍期間が短いからです。

きっとその人は、その前の部署での在籍期間も短かったはずです。

 

それぞれの部署での在籍期間が短いということは、必然的に異動が多くなることを意味します。

 

私たちはこんな人を見て、「異動が多い人」と言うのではないでしょうか?

 

 

私たちは「任期満了型」の人事異動を考えている

2.なぜ異動が多いのか?

会社社会には人事ローテーションに乗らない人たちがいることをお話ししました。

 

人事ローテーションに乗らないといっても、どの職場でも通用せず、職場から職場を渡り歩いている人のことを言っているのではありません。

 

任期満了という形をとらないで、次の部署へ旅立つ人を指しています。

 

 

なぜ任期満了という形をとらないのでしょうか?

 

それは、次の部署の需要が強かったからです。

「どうしても、この人が欲しい」と言われたからです。

その人の経験や仕事振り、資質などが買われたのです。

 

 

私は会社生活のなかで、8年間、ある部門の人事異動案を作成した経験があります。

 

人事異動案を作成している最中に、必ずと言ってよいほど、「〇〇君を出してくれませんか」という人事部からの電話が鳴りました。

 

私は、そう言われた職員の現在の職場での在籍期間が短いこと、異動させると、現在の業務運営上影響があることなどを伝えましたが、結局は、代替要員をもらうことを条件に、要請に従いました。

 

人事部から名指しを受けた職員は、いずれも優秀でした。

 

 

会社がある職員を名指しするときは、新たな事業を展開するとき、ある部署の優秀な後任者の手配をしなければならないとき、重要部署がピンチに陥っているときです。

 

会社はそんな状況が務まりそうな人を探しているのです。

ここに会社の「需要」があります。

名指しされる人は、「需要」に応える「供給者」なのです。

 

その「需要」は急務です。

だから、「供給者」はすぐに「需要」がある職場に向かわなければなりません。

 

急な人事異動には理由があるのです。

 

 

もう、おわかりかと思います。

異動が多い人は選ばれる人なのです。

だから優秀なことが多いのです。

 

 

(参考)

「人事異動の決め方」は下記記事を参照ください。

知っておきたい「人事異動の決め方」 ー そのからくりは?

 

 

異動が多い人は会社の「需要」に応える「供給者」

3.成果より、必然性で出世をめざす時代

私たちは、昇進も人事ローテーションの一環で考えていることを、お話ししました。

 

その根幹にあるのは、成果を上げて出世するという考え方です。

 

しかし、現実には、成果を上げ続けても、出世できない人がいます。

私もその一人でした。

 

成果を上げなければ、出世の俎上に乗りません。

しかし、成果だけではない大きな力が出世の場には存在しそうです。

その力とは何なのか?

それが私の長い間の研究テーマでした。

 

 

私は次のような思考経路をたどりました。

出世するということは、ポストにつくということです。

会社は単にポストを与えているわけではありません。

そのポストが務まると思っているから、与えています。

 

つまり、会社は「需要」に応える「供給者」を探しているのです。

 

この「供給者」になり得ることが、今の出世術なのです。

 

では、どうしたら「供給者」になれるのでしょうか?

それは、「アイツがいる!」と会社に思わせることです。

 

「アイツがいる!」と思うのは、そのポストへの必然性があるからです。

 

 

今の時代は、必然性で出世をめざすのです。

 

このことをコロナ後の「たった一つの出世の掟」に書きましたので、参考にしてください。

 

綾小路 亜也

 

 

必然性で出世をめざす!

 

 

関連記事:出世と異動スパンとの関係は?

出世する人の異動スパンは短い? ー 異動が早い、多いは有利か

 

 

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2026年4月28日 | カテゴリー : 出世する人 | 投稿者 : ayanokouji