「役職印」を使い、ビジネスチャンスをつかむ

2024.04.02更新

 

ビジネスチャンスをものにするなら、相手に出す文書に個人印では弱い。
めったに使わない役職印を押して、会社全体で立ち向かっている姿を見せることだ。

 

 

役職印が押してある書類は、支店長や部長、代表者がお願いしていることになる。

 

「役職印」は代表取締役之印、〇〇支店長之印、〇〇部長之印などと役職が入っているハンコだ。

外枠に会社名、内枠に役職名が彫られている。

形から、丸印と呼ばれている。

 

しかし、会社の規模が大きくなると、この「役職印」はよほど改まった書類でないと使わない。

 

たいてい、社外に出す企画書や報告書には、社名、部署名、役職を記載したあと、記名し、社員の認印を押している。

 

しかし、ビジネスチャンスをつかむには、相手に出す文書に社員個人の押印では弱い。

角印を使う手もあるが、角印でも弱い。

 

 

ビジネスチャンスを迎えた時、角印だけでは弱い

 

そんなときは、迷わず、役職印を使ってもらいたい。

 

役職印が押してある書類は、支店長や部長、代表者が相手にお願いしていることになる。

もちろん、記名も、支店長名、部長名、代表者名になる。

 

この役職印が押されていないと、相手はあなたのことを信用していても、心の中では、「この件、上の人は知っているだろうか?」と不安に思っている。

これでは、相手も決断できない。

 

そこで、めったに使わない役職印を押して、会社全体で立ち向かっている姿を見せることだ。

相手の反応は明らかに異なるはずだ。

 

しかし、残念ながら、ビジネスマンやビジネスウーマンは役職印を押したがらない。

上の人に話すのが嫌であり、面倒だからだ。

 

 

上の人に役職員をもらう

 

どのビジネス書にも、どのビジネス関係の記事にも「できる人」が登場する。

「できる人」のマインドや行動が書かれている。

 

しかし、私たちは、この「できる人」について、ちょっと誤解をしている。

「できる人」は、シチュエーションごとに「具体的行動」がとれる人なのだ。

 

たとえば、ビジネスチャンスを迎えたとき、役職印を押せる人が「できる人」である。

 

ビジネスチャンスが到来したとき、相手が望んでいるものをよく考える、相手の心を打つプレゼンを行う、ビジネスマナーの本に書かれている以上の接待を行う、と考えがちだが、

現実には、それでは、なかなか成果が出ない。

時間も費用もかかって、どうしようもない。

 

 

そんなとき、パッと「役職印を押す!」と考える人が「できる人」なのである。

書類に役職印が押されていると、相手も、上の人に持っていく。

 

相手が書類を会社上部に上げるから、ビジネスチャンスをものにできるのだ。

 

綾小路 亜也

 

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