ビジネスマナーで厚化粧していても、素顔をさらしている印象が

いまどき、ハンコか? と思うかもしれないが、ハンコを見る人は、ハンコが押された書類と密接に関わりをもつ。

 

ハンコが報告書や申請書に押されていた場合は、上司は書類を受け取ってからは自分の責任が発生する。

 

ハンコが見積書に押されていた場合は、得意先は実際にお金を出さなければならない。

 

それゆえ、心もとないハンコが押されていると、書類の中身まで心配になってくるし、ハンコを押した人のことも深く考える。
こんな感覚を、みんな、持っている。

 

つまり、ハンコの印象はハンコを見た人の身と密接に関わっていることになる。
これが印象アップの王道と言われているビジネスマナーと決定的に違うところだ。

 

しかし、私たちは、ハンコの印象については、心で思っているが、口には出さない。

 

だから、自分が押したハンコの印象についてはたえずブラインドになっている。

 

その結果、自分が押したハンコにたえず自分の本当の姿をさらしてしまっている。

 

つまり、私たちはビジネスマナーでいくら厚化粧していても、自分が押したハンコでは素顔をさらしていることになる。

 

 

以前、ある番組で「官庁や金融機関のハンコのお辞儀押し」が公開されるや、ネット上でものすごい反響となった。

 

このことは、ハンコはやはり毎日使うものだから人の関心が高いことを物語っている。
また、その番組で「ハンコのお辞儀押し」をビジネスマナーとして扱ったことも反響につながった。
ビジネスマナーも私たちの関心が高いからだ。

 

この番組の反響から言えることは、ハンコの押し方は普段取り上げられることはないが、潜在的に非常に関心が高いということだ。

 

だが、拠り所になる本もなければビジネスマナーでも取りあげられることもない。
だから、私たちはハンコの話は知りたくてもわからないでいる。

 

ここに、あなたのチャンスがある。

 

印象アップは印象とは何かがわからないと、それは形だけのものとなる。
ハンコから来る印象を考えると、印象とは何かがわかってくる。
ここが、あなたの印象逆転劇の始まりとなる。

綾小路 亜也

 

 

印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方 より

 

 

 

 

ビジネスマンのハンコの押し方・持ち方

印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方

本の目次

 

スマホで読む方法

 

 

 

◆企業で働く人のビジネスマナー(発行書籍)

 

出世するビジネスマナー
「出世しぐさ」のすすめ

「出世しぐさ」のすすめ

本の目次

 

「出世しぐさ」は商標登録されました

 

 

令和のビジネスマナー

情報セキュリティ時代のビジネスマナー

本の目次

 

「情報セキュリティ時代のビジネスマナー」は商標登録が認められました。

 

 

できる社員のビジネスマナー

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

本の目次

 

 

 

◆新百合ヶ丘総合研究所のキャリアアップを実現する本のシリーズ

 

ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

 

エリート社員に打ち勝つ! あなただけの出世術

 

コロナ後の「たった一つの出世の掟」

 

企業で働く 営業女子が輝く35のヒント

 

 

◆メルマガ「出世塾」の情報
(まずは発刊内容をご欄ください)

https://shinyuri-souken.com/?p=28756

 

◆キャリア理論の本紹介
https://shinyuri-souken.com/?page_id=41933