女性の部下には無理に共感するよりも、任せてみる

2024.05.06更新

 

男性の上司は部下の女性から意見が出たとき、つい同感できるかどうかという物差しで聞いてしまう。
共感することが大事とわかっていても苦手なのだ。

男性の上司は、自分が同感できるもので、かつ具体策が思い浮かべるものは、女性の部下の意見を基に解決策を講じるかもしれない。

 

しかし自分が同感できないとき、具体策をイメージできないときは、ただ単に話を聞くにとどまってしまう。

 

それでは理解し合えない。

発展的関係にならないのだ。

 

さて、どうするかだ。

一つには、現在の会社や職場の状況などを、普段からよく女性の部下にも話しておくことが必要だ。

 

女性はものごとの道理や仕組みといったものを大事にし、ひとたびその道理や仕組みがわかると、ものすごいパワーを発揮するからだ。

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日頃から理解し合える状況を作っておくということだ。

 

 

 

もう一つの方法は、あることに意見を言った女性の部下には、いっそのこと、その仕事を任せてしまうという手がある。

 

それは、けっして女性に限ることではないが、多くの女性の部下は「やらされ感」を強く持っている。

 

そんな「やらされ感」を持った女性の部下が、実際にやってみて、出てきた意見であることに着目する必要がある。

 

それならば、いっそのこと、実際にやってみた女性の意見を尊重し、思い切って任せてみるという方法は最も効果的だ。

 

そうすれば、女性の部下は当事者となり、責任者となることから、「やらされ感」はなくなり、女性特有の責任感でシッカリと意見した業務の改善を図り、仕事をやり遂げるのではないかと思う。

 

 

思い切って任せてしまう

 

会社社会での不満は、女性に限らず、自分が当事者になっているかどうかという側面が大きい。

しかし、自分が当事者になれば、不満どころではなくなるはずだし、やらされ感もなくなる。

 

これからの時代、女性にどんどん当事者に、責任者にもってもらえば、必ず組織は躍進する。

女性が成功体験を積み重ねていけば、組織は強くなる。

女性の働きがいにもつながっていく。

 

女性の部下は扱いにくい、気をつけることは何かと考えるより、いかに当事者に、いかに責任者になってもらうかが大事だ。

 

綾小路 亜也

 

 

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