2024.04.23更新
接待のあと、二次会をした方がよいか迷います。
料亭などできちんとした接待をしたならば、二次会はいりません。接待には起承転結があり、わざわざその「結」壊す必要はないからです。
二次会はどうする？
手土産を渡し、タクシーに乗る相手をお見送りすればよいのです。
それに、いい場所で接待した場合は、二次会の場所もそれに見合う必要があります。
金銭的にもたいへんです。
しかし接待といっても、くだけた場所でしたときや、
相手もみなさんの年代に近く、仲間内のように親しい場合は、
流れに従えばよいと思います。
一次会をシッカリと締めたときは、二次会は不要
あとは出席いただく方の顔ぶれです。
接待する人をよくバーやクラブなどでお見受けする場合は、その方はこうしたところで飲むのが好きな人であり、たいがいがなじみの店を持っています。
こうした人をさらに上機嫌にさせるためには、二次会を設けた方がよいです。
もっとも東京はあまりにも広いので、バーやクラブで今回接待する人と会うことは稀です。
しかし地方都市では、だいたい行くところが限られているので、このような人とバーやクラブで鉢合わせすることがよくあります。
いずれにせよ、ちょっとそのような雰囲気を感じさせる人には、二次会の場所を準備しておいた方が無難です。
ときには、一次会の終わり近くに、接待をする側、受ける側双方で、二次会に行くようなムードになることがあります。
そんなときは、まず、双方がよくいく店が候補となります。
しかし、そんな店を思いつくのは、地方で勤務している場合です。
候補先を思いつかないときは、あなたの会社の上役に素直に候補となる店を聞くことです。
こう考えると、なかなか二次会の設定というのは難しいことがおわかりかと思います。
だから、なるべく一次会できっちり締めることがセオリーなのです。
二次会の設定は難しい
原則は二次会を設定しない。
しっかりと宴席を締める。
しかし、二次会に行くときは準備しておく。
このことが重要です。
「できる社員」が同席する接待は、たいがい上手くいきます。
その理由は、「できる社員」は、宴席の起承転結をよく考えているので、一次会でしっかりと締めれるからです。
時刻通りにしっかりと締めた場合は、その流れでという雰囲気になりにくいのです。
たいがい、その流れというときは、一次会の宴席がだらだらしているときです。
しかし、そんな流れで二次会に行くのは避けたいところです。
それでは、接待だかなんだかわからなくなり、単なる飲み会になってしまいます。
「できる社員」は、そんな流れを作りません。
二次会が予想される場合は、前もって準備しています。
そし予想外の二次会に発展した場合でも、機敏に対応します。
綾小路 亜也
⑰ 「できる社員」は一次会で終わらせる から抜粋
関連記事：一次会で終わらせる方法は？
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