2024.11.21更新
「仕事はスピードが命」と言うが、スピード感は何で決まるのだろう? それは簡単なことを処理する速さだ。
重たい仕事には、スピードという言葉は使われない。
スピード感が判断されるのは、簡単なことを処理する場面だからだ。
たとえば、
「△△さんに連絡してくれたか?」
「××商事さんに書類を届けてくれたか?」
「会議室とったか?」
「来週の接待場所決まったか? 」
「営業企画部に来年度の我が部の担当を報告しているか?」
ときかれたとき、
「はい、連絡しております」
「はい、届けております」
「はい、取りました」
「はい、赤坂の〇〇に予約を入れております」
「はい、報告しました」
と、「はい」で答えられることが、スピード感なのだ。
簡単なことを、すぐ処理しているか?
逆に、
「まだ連絡していません」
「まだ届けていません」
「まだ取っていません」
「まだ予約を入れていません」
「まだ報告していません」
と、「まだ」を付けることが、スピード感が遅いことなのだ。
注意したいことは、簡単なことほど、スピードの差が生じやすいということだ。
スピードの差が生じるのは?
ここで気づくことはないだろうか?
「スピード、スピード」というわりに、私たちは、人にスピードを感じさせる場面で、スピードを感じさせていないということだ。
そして人は、スピードを、行為そのものが実行されたかどうかで判断するということだ。
もしスピード感あるビジネスマンに見られたいなら、難しく考えるより、簡単なことをすぐ処理することだ。
重要な仕事は、じっくり構えればいい。
綾小路亜也
ポイント
①骨っぽい仕事には、「スピード、スピード」と言わない。
②簡単なことほど、スピードの差が生じる。
③人はスピードを、行為そのものの速さで判断する。
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