あなたが採用担当者だったら、あなたを採用するだろうか?

「身だしなみ」という言葉にはモヤモヤ感が漂う。
それは、「身だしなみ」と「オシャレ」が並列的に語られているからだ。
具体的に言えば、一流の人の服装が「身だしなみ」として紹介されているからだ。
そんな記事や写真を見ると、一般の人は、「それだけお金を出しているのだから、『身だしなみ』がよくなるのはは当たり前だろ!」と思ってしまう。
だから、一般の人は、「身だしなみ」をよくするにはお金がかかると思っている。

 

出版側の意図は一流の人を際立たせることにあるのだ。
それだけでない。よくリッチな装いを紹介している記事などに出会うが、これも「身だしなみ」とは違う。

 

この点について、イメージコンサルタントの三上ナナエさんの言葉が参考になる。
三上さんは、「おしゃれは自分が好きか嫌いかで考えればいいが、自分では〇×をつけられないのが身だしなみ」と言っている。(『仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン』

 

 

つまり、「身だしなみ」を考えるときは、三上さんが本の中で言っている「清潔感はあるか」「違和感がないか」「機能的であるか」だけを考えればいいのだ。
それ以外は、「身だしなみ」とは関係がないと割り切ることが必要なのだ。
その証拠に、それ以外の要素を口に出せば、「高い」「オシャレ」「リッチ」「ブランド」という言葉になる。
簡単に言うならば、「身だしなみ」と服や靴、ベルトの価格はまったく関係がないのだ。

 

 

私たちは、「身だしなみ」とそれ以外の要素を混同して考えているから、「身だしなみ」に専念できなかったということも絶対にある。
特に価格に目が行った。「どうせ安い服を着ているのだから、身だしなみもないだろう」というあきらめにも似た気持ちがたしかにあったのだ。
だが、「清潔感はあるか」「違和感がないか」「機能的であるか」に絞って考えれば、「身だしなみ」をチェックすることができる。

 

 

最終的に、自分の「身だしなみ」に○✕をつけるのは人だが、その前に、自分でも○✕をつけてもらいたい。
そのときの基準は、「自分が採用担当者だったら、自分を採用するだろうか?」という視点だ。
そうすると、爪の長さなども気になってくるし、髪のセット具合、シャツのしわといったように、チェック項目がどんどん浮かんでくるはずだ。

 

綾小路亜也

 

 

 

年末発売予定の
『出世するビジネスマナー 「出世しぐさ」を身につければ、あなたは出世する!』から

 

 

 

 

 

 

 

◆新百合ヶ丘総合研究所の「人と違った存在になる」ための本

ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

企業で働く 営業女子が輝く35のヒント

印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方

 

 

 

◆メルマガ「本に書かれていないビジネスの流儀」の情報
http://shinyuri-souken.com/?p=28756

 

 

◆忙しい方のビジネス書選びの参考にしてください。
おすすめのビジネス書  http://shinyuri-souken.com/?page_id=41933