電車の中のマナーは意味がわからないと守れない

2018.06.28記事を更新しました。

前回、電車の中の「マスクをしたモアイ像」の話をした。
http://shinyuri-souken.com/?p=29734 参照)
「マスクをしたモアイ像」、ヘッドフォンから音漏れしている人は、気づかない人である。

 

しかし、電車のマナーには、言っている意味がわからないことから人に迷惑をかけている人もいる。
最近、駅員の人が「手荷物は前に抱えてご乗車ください」と言っているのをよく聞く。

 

これは、リュックなどを背負って満員電車に乗車すると、続く人が電車に入りにくいこともあるが、そんな形で乗車すると、その人が電車で揺れたり、動くたびにリュックが後ろの人の顔にあたるからたいへん危険だと言っている。

 

そんな放送の甲斐があって、最近ではリュックを前に抱えて乗車する人が増えているが、まだ、その意味がわからないで、あいかわらずリュックを背負って乗車している人も多い。

 

そしてもう一つ、みなさんは「手荷物は棚にお乗せてください」という車内放送を耳にしたことはないだろうか?

 

そんな車内放送を聞いて、みなさんはどう解釈しただろうか?
実は、恥ずかしながら、私はその意味がわからず、最初は「ご丁寧に……」くらいに思っていたのである。

 

しかし、私はビジネスマナーの本を書いているときに、本に書かれていることや、よく言われていることの意味を総点検した。
その中で、答えが導き出されたものもある。その一つが、「『できる社員』は手土産を席の横に置く」である。
この手土産の置き場所は、ビジネスマナーの本にはそのものズバリ書かれていないから、他の荷物の置き場所の意味を探りながら、私は答えを出したのだ。

 

そして、いまでは、この「手荷物は、棚にお乗せください」の意味もよくわかるようになった。
まず、手荷物を床に置くと、通行の邪魔になることが考えられる。
車内がその分、スペースを取られるからである。

 

その次に、手荷物を床に置くと、手荷物が動いたりすることにより人に迷惑をかけたり、場合によっては人を傷つけてしまうこともある。

 

そして、手荷物を床に置くと、それ以上に危険なことがある。
床に置かれている手荷物に人が気がつかないでいると、その手荷物につまずくということである。

 

実際、私自身、混んだ電車の中で経験した。
私は電車が揺れたとき、足を瞬間的に前に出しバランスを取ろうとしたが、そこに人の手荷物が置かれていた。
私の足は行き場がなくなり、私は前につんのめる形で倒れそうになった。

 

混んでいたから、足元まで目が届かなかったのである。
そのとき、「手荷物は棚にお乗せください」の意味を改めて知ったのである。

 

そう考えると、駅員の放送の「手荷物は前に抱えてご乗車ください」「手荷物は棚にお乗せください」では意味がわからない人が、ぜったいにいると思う。
そんな人には、「手荷物は前に抱えてご乗車しないと、人の迷惑になります」「手荷物は棚に乗せないと、人の迷惑になります」くらいでは不十分で、どのように人の迷惑になり、どのように危険であるかも、そろそろ言う時機に達していると思う。

 

しかし、この問題をよくよく考えると、大元は人への気づかいの問題であることがわかる。すなわち、マナーの範疇なのだ。
しかし、意味がわからないと、人はマナーを守れないことも示しているのだと思う。
改めて、ビジネスマナーやマナーの意味を考えることの重要性を感じたのである。

 

 

電車を待つ

 

 

 

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