「できる社員」は手土産を席の横に置く

2015.06.25記事を更新しました。

『なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか』(kindle版)から

 

みなさんも、得意先などに手土産を持参することがあると思う。
そんなとき、みなさんは得意先の応接室で、手土産をどこに置いてよいか迷ったことはないだろうか?

 

手土産を置く場所についてもビジネスマナーの本には記載がない。
しかし、ビジネスマナーの本の中には、手土産とは直接関係はないが、ビジネスバッグ・荷物については置く場所について書かれているものがある。
「ふだん床に置くことも多いビジネスバッグは、応接室でも床に置くのが基本」としている。また、「荷物は座っているイスの左側に置く」とも書かれている。(『男のビジネスマナー』(学研))

 

それでは、手土産は、どこに置いたらよいのだろうか?
たぶん、みなさんはビジネスバッグと一緒に、手土産も、袋ごと床に置いているのではないだろうか?
ここで、先ほどの本に書かれているビジネスバックの置き場所について注目してもらいたい。
特に「ふだん床に置くことも多い」という部分に注意してもらいたい。

 

すなわち、こういうことではないだろうか。
「ふだん床に置くことが多いビジネスバッグ」をソファーやイスの上に置くと汚れてしまう。だから、床に置けと言っているのではないだろうか。そう解釈すると、「荷物は座っているイスの左側に置く」という意味も理解できる。ここでいう荷物は、段ボールのようなものではなく手荷物だ。そして手荷物は通常床の上に置くこともないから、ソファーやイスを汚すことがない。だからイスの左側に置くと言っているのだと思う。

 

そう考えると、手土産を置く場所は見えてくる。
イスの左側が正しいということになる。
「できる社員」もそこまでは考えていないことが多いが、瞬間的に手土産をイスの左側に置いている。
なぜか?
それは、「できる社員」は、人に渡すもの、あるいは食べ物を床に置くべきではないと、とっさに判断しているからである。
結果として正解ということになる。理由もこちらの方がわかりやすいかもしれない。

 

念のために言うと、手土産を膝の上に乗せて先方を待つ人がいる。これは、手土産を床に置くよりはましだが、感心しない。
いかにも「手土産を持参しました」と言っているようなもので、やはり手土産はさりげなく渡すものだと思うからである。

 

たかが手土産一つの置き場所かもしれないが、気にする人は必ずいる。こんな些細なところで相手の見る目も変わるものだ。
(抜粋)

 

 

 

「人と違った存在になる」ビジネスマナー

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

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