『会社を踏み台にして昇る人 踏み台にされて終わる人』

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会社を踏み台にして昇る人踏み台にされて終わる人 会社を踏み台にして昇る人踏み台にされて終わる人
夏川 賀央

ユナイテッド・ブックス 2013-07-05

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起業を考えている人には、ぜひ、この本を読んでもらいたいと思っている。

 

最近、「やりたくないリスト」を作れば、自分が本当にやりたいことがわかる、といった考え方が流行っている。

 

しかし、そうした考えで起業することは、たいへん危険である。
この本には、そのことが書かれている。

 

著者は、「やりたくないこと」の反対側が「やりたいこと」では決してなく、「『やりたくないこと』は『やりたいこと』をする結果として生まれてきたり、ときには『やりたいこと』の一部に含まれている」と言っている。

 

「やりたくないことリスト」の発想は、みなさんよくご存じのとおり、神田昌典氏が著書『非常識な成功法則【新装版】 』に記されている。
もちろん私も読んだ。逆転の発想に目から鱗と感じた人も、きっと多いと思う。

 

だが、「やりたくないこと」と「やりたいこと」の議論は、私は、この本の方が説得力があるような気がするのである。

 

私は、「やりたくないこと」から「やりたいこと」を探すのは、なにかネガティブな気がしてならない。
また、「やりたいこと」を実現するためには、「やりたくないこと」もやらなければならないと考えるのが自然だと思う。

 

そして、私は、一番重要なことは、「やりたくないことリスト」から「やりたいこと」を選んだ結果、自分がそれに納得できるかということだと思う。

 

たとえば、この本の記載を例に挙げれば、「お客さまに頭を下げて営業するのは嫌だ」「上司の命令を聞くのが嫌だ」「会社の人間関係がゴタゴタしているのが嫌だ」……と考え、自宅で一人でパソコンでホームページを使った通販をするような形だったら、「嫌だ」をすべて実現して社長になることは可能だが、それで、自分の目的が成就できたと考えられるかが重要と思う。

 

その際の判断のよりどころは、自分にとって、「その仕事がおもしろいか」ということだと思う。
それゆえ、この本では、最後の項目で、「その仕事がおもしろいか」を確認している。

 

この本は、「やりたいこと」に「こだわり」を持ち、それが市場価値を持っているかを検証することが必要だとしている。

 

また、「会社の仕事」と「自分の仕事」と区分けし起業を目指すのではなく、「二足わらじ」でも”仕事は一つ”と考えることが重要だと述べている。

 

そして、”仕事は一つ”と考えると、会社も利用することができる、つまり踏み台にすることができるということになる。

 

 

目次

 

第1章 自分自身の「スタンス」を確立せよ

 

第2章 ”会社をとことん利用する戦略”を立てる

 

第3章 あなたに最もふさわしい「成功人脈」をつくり上げる

 

第4章 社内と社外の「テロリズム的」仕事術

 

第5章 いざ、会社を飛び出す前にやっておくべきこと

 

 

 

なお、この本に記載されていた『非常識な成功法則』をもう一度読み直してみた。
著者を弁護するわけではないが、この本の趣旨は、「やりたいことは、自分で自覚していなかったり、世間体に影響されてしまっていることが多い」(同書より)ので、自分の「やりたいこと」を探す手段として、「やりたくないこと」をリストアップすることを勧めているのではないかと思う。

 

そして、『会社を踏み台にして昇る人 踏み台にされて終わる人』は、Amazonで見る限り、紙の本は中古品しかなく、kindle版で販売されている。
押さえておくべき本であり、他の販売サイトなども参考にしてもらいたい。

 

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