上司が遅れてきても、「お疲れさまです」

上司が遅れてきても、「お疲れさまです」

上司が待ち合わせの時刻に遅れてきたとき、あてつけがましく腕時計を見て、いかにもアポの時間に間に合わないといった素ぶりを見せる部下は多い。

 

部下が、得意先まで終始無言であてつけがましい態度をとれば、上司だって言いたいことは山ほどある。
「✕✕商事の待ち合わせのときは、おまえが遅れたんだろ」、「仕事を任せれば、いつも期日に遅れてばかりいるくせに」と心で反論する。
反論は泉のように湧いてくるが、上司たる手前、言葉に出さないでいる。

 

だが、息をはずませている上司に、「この会社、わかりづらかったですよね」とか、「〇〇線、いつも遅れますからね」とか、訪問先や電鉄会社には申し訳ないが、場所や電車のせいにしてあげると上司は救われる。
そのうえで、汗を拭きながら駆けつけてくれた上司のことを思い、「お疲れさまでした」と言えば、上司は生き返った表情に変わり、「いや、もう少し早く会社を出ればよかった」と本音を言う。
そんなやりとりのあとで、「少し急ぎましょう」と言えば、上司も一緒に急いでくれる。

 

この話は、上司の遅刻といった現象に目が行きがちだが、ものごとの本質は、上司がなぜその場にいるのかということだ。
多くの場合、部下を支援するためにそこにいるのだ。
だから、上司の遅刻を取りあげて、「まったく、もう」と嘆いたり、人に言いふらしたりすることは、まったくもってお門違いだ。
もし、部下がそんな態度をとったりすると、上司の頭には、かならず、「おまえの得意先に行ってやっているのに」という思いがある。
上司に得意先に行ってもらっているという本質に気づけば、「お疲れさまでした」という言葉が自然に出てくるのだ。
ものごとの本質を理解することは重要だ。そこに考えが及ぶかどうかで態度は変わってくるからだ。

 

 

この話を突き詰めて考えてみると、すべて「自分中心にすべてが回っている」と考えているか、どうかというところまで行き着く。
上司が遅れたことを許せない人には、「自分は待ち合わせの時間前にちゃんと来ているのに、なんで上司は遅れるんだ」という思いがある。
しかし、上司だって、好きで遅れてきているわけではないのだ。そこには、部下が知らないさまざまな事情が存在するかもしれない。

 

全部が全部、自分の思いどおりにはいかないし、そこには、いろいろな事情が存在する。
そう考えれば、部下だって、得意先だって、いろいろな事情が存在するのだ。
人の事情をそっと察知し、「お疲れさまです」「ありがとう」と笑顔で言える人が、人に好かれ、いざというときに賛成票をもらえる人だ。
あなたには、そんな人になってもらいたい。

 

 

 

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「ひらがな」を使えば使うほど、評価が上がる

「ひらがな」を使えば使うほど、評価が上がる

私は長い間、漢字との戦いを繰り返してきた。

 

その話は、あなたにきっと参考になる。
私は小学校や中学で、進級するたびに新しい漢字を覚えることが楽しかった。小説など新しい漢字を発見すると使いたくなった。なにか漢字を覚えるたびに自分の知識が膨らみ、ひと回り大きくなったような気がした。
私の漢字使用の頂点は大学生のときだった。法律の本が漢字いっぱいだったこともあり、「しかし」を「然し」とまでに書くようになった。

 

 

ところが、自分が本を書くことになり、校正用に、講談社校閲局編集の「用字用語集」を買った。
この本を開いて目をむいたのだ。
私がいままで漢字にしていたものは、ひらがな書きが望ましいのだ。
たとえば、私はいままで、副詞や副詞的に使う語では、「更に、一層、一旦、全て、既に、全く」などは、迷わず漢字で書いていた。
接続詞に至っては、「或いは、併せて、及び、且つ、従って、但し、並びに」などと漢字のオンパレードだった。
形容名刺も、「~する上で、~する度、~する為、~の通り」といった具合に漢字で書いていた。

 

だが、それらは、ひらがな書きが適当なのだ。

 

詳しくは、用語用字事典などを参照してもらいたいが、世の中には、「ひらがな書きが適当な語」と「漢字書きが適当な語」、それに、「漢字書きとひらがな書きの使い分けが必要な語」がある。
たとえば、「漢字書きが適当な語」には、「明らか、関わる、~際、互いに、基に」がある。
さらに、実務文書と公用文では、その取り扱いがまた異なる。非常にややこしい話だ。
ざっと言うと、常用漢字表にあるものは漢字として使ってもかまわないが、漢字を使うと読みづらくなるときは、ひらがなを使う。
だから、実務文書はひらがなが多くなるのだ。
もちろん、あなたは実務文書での使用を考えた方がいい。

 

 

私のひらがな変換作戦はここから始まった。

しかし、いままで漢字にしてきた文字をひらがなに替えるということは、たいへん苦痛を伴う。
その文字は頭に漢字でインプットされているから、つい漢字を使ってしまう。
また、自分がいままで漢字にしてきた文字をひらがなに置き換えると、妙に間が抜けて見えてしまう。
辛抱に辛抱を重ね、ひらがなへの変換を図った。

 

 

恥を忍んで、私の経験談をお話ししたが、
詰まるところ、文章は、相手が読みやすいということがいちばん重要なのだ。
漢字いっぱいの文書と、漢字の使用を抑えた文書、二つ並べて見てもらいたい。
それを、「見た目」で判断してもらいたい。
その差は歴然だ。
漢字いっぱいの文章は、見た瞬間、読むのが嫌になってくる。目にやさしくない。同時に、読み手にもやさしくないのだ。
どちらが、相手のことを考えているかは明らかである。

 

ビジネスマナーの本には、文書の書き方や例がいっぱい載っている。それも大事なことだが、いちばん重要なことは読みやすいということだ。
ビジネスマナーの精神は、気づかい、思いやりだから、上手な文章を書くことよりも、読みやすい文章を書くということが、いちばんビジネスマナーの精神に合っている。

 

 

あなたには、一度、会社や組織の上席の人が書いた文書をじっくり観察してもらいたい。
あなたが書いている文書より、きっと、ひらがなが多いはずだ。
私も多くの人が書いた文章を見てきた。その後もビジネス書やブログなどを読み続けている。
「ひらがな」の使用という観点で、文章を読んでみると、「あっ、この人、あえて漢字を使わなかったな」と思う箇所に必ずぶつかる。
そんなとき、その人の見えない気づかいのようなものを感じる。
また、漢字を知っているのに、あえて使わないその人の素養のようなものまでうかがい知るのだ。

 

あなたの会社や組織の上席も、そんな視点であなたが書いた文書を見ている。
「ひらがな」を使えば使うほど、評価が上がることは事実なのである。

 

 

 

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出されたお茶は、8割飲んで2割を残す

出されたお茶は、8割飲んで2割を残す

あなたは、どこかで、「出されたお茶は全部飲みなさい」と教わったことはなかっただろうか?

 

その意味は、せっかくいただいたお茶だから、全部飲まないと失礼になるという意味ではなかっただろうか。
ビジネスでは、当たり前のように出されるお茶。だが、ビジネスマナーの本には、出されたお茶の飲み方についてはほとんど書かれていない。

 

私が知る限り、出されたお茶の飲み方について、一冊だけ触れた本がある。

この本には、「お茶を一気に飲み干してしまうのはNG。お替わりを催促しているようで相手に気を遣わせる。7~8割飲んだらそこでやめておくのが、訪問客としての気遣い」と書かれていた。(『DVDで学ぶ!できる人のビジネスマナー』)

 

私もこの本と同感である。だが、私にはこの理由に加え、もう一つ大きな理由がある。
飲み干してしまった場合の見た目だ。

 

お茶を飲み干してしまうと、からからに乾いた茶碗の底に、お茶の葉がうっすらと沈殿したように残る。見た目、きれいではない。
飲んだほうがそう思うくらいだから、後片づけする人も、瞬間、そんな不快感を味わうはずだ。茶碗を洗うときにも、お茶が少し残っていたほうが、不快感を少しは和らげると思うのだ。
そんなこともあるから、出されたお茶を飲むときは、8割飲んで2割くらいを残した方がいい。

 

 

人は、相手が飲んだり、食べたりする様子をよく見ている。飲んだり、食べたりした後の状態も見ている。
人の気持ちの中には、潜在的にその人の本当の姿を見たいという思いがあるのだと思う。
そんな観察は、意外に核心を突いている。
私たちは、親からしつけを受けた。食べ方についてもしつけを受けたが、食べたあとも「まあ、こんなに散らかしてしまって」などと怒られた。じつは、しつけは礼儀作法なのだ。
そうしたことを考えると、人は、親から教えてもらった礼儀作法を見ているということになる。たしかに、その人が育った環境といったものがわかりそうだ。
だが、不思議なことに、ビジネスの世界に入ると、親から受けたしつけをなぜか忘れるのだ。

 

飲み方、食べ方の見た目の差がいちばん出るのは、接待の席だ。
接待の場では料理が運ばれている間に、お酒も指しつ指されつとなり場もくずれていく。
そんなとき、驚くことは、どこまでもきれいに食べる人と、そうでない人と二手に分かれることだ。

 

和食の食べ方は、マナーの本に譲るとしても、最低限、魚など自分が食べ終えたものは皿の隅に寄せておくこと、箸はいつも箸立てに戻しておくことが必要だ。そんな動作が自然な「しぐさ」になっていることが重要なのだ。

 

人は、なんだかんだ言っても見た目を気にするから、見た目はいいに越したことはない。
あなたが昇進候補となった場合、会社も上司も、あなたの体をぐるりと観察するかのように全体像を思い浮かべる。この全体像には、もちろん、服装、清潔さなどの見た目が入っている。
同時に、「どこに出しても恥ずかしい人間ではないか」も検証している。
そんなとき、飲み方、食べ方などは、印象に残りやすいのだ。

 

 

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上司にご馳走になったとき、お礼は店の外で

上司にご馳走になったとき、お礼は店の外で

上司にご馳走になったとき、お礼をどこで言うかはけっこういい問題だ。
ここも視覚から入ると、解答を得やすい。

 

部下のほとんどは、上司が会計を済ますまでレジの近くに立っていて、会計が終わると「ごちそうさまでした」と頭を下げる。
そんな部下の行動はわからなくもない。
彼らの頭にあるのは、「ご馳走になった=お金を出してもらう」ことだからレジの横に立っているのだ。

 

しかし、上司はそんな形で部下が立っていると嫌なものだ。
あなたが部下にご馳走する場面を想定し、もし部下がレジの近くに立っていたとしたとしたら、なにが嫌なのだろう?
あなたの頭で考えてもらいたい。

 

どうだろう?
・支払った金額がわかってしまう。
・現金で支払ったのか、クレジットで支払ったのかわかってしまう。
・領収書をもらったかどうかわかってしまう。
・財布の中身まで見られたように感じる。

 

こんなところではないだろうか。
部下がレジの横に立っていると、なにか自分の内部に立ち入られたような気がするから嫌なのだ。

 

 

だが、もう一つ、違った要素はないだろうか?
それは、他のお客の目だ。部下がレジの近くで待っている姿など格好がいいものではないからだ。
そんな要素が重なり、部下が待つ姿を鬱陶(うっとう)しくさえ感じてしまうことがある。

 

ここも、他の客の目から入った方がわかりやすい。
部下がレジの横の狭いスペースに立っている姿は、他の客の目から見ても好ましいものではない。
レジは入り口近くにあるから、店に入る人、店を出る人の迷惑になる。そんな姿は、やはり鬱陶しいのだ。
また、部下の立っている姿を見て、上司の恩着せがましさを感じる客もいるかもしれない。

 

他の客の目に行き着いたならば、選択肢は一つしかない。
上司よりひと足先に店の外に出て、上司が店から出てきたときに、お礼を言うことである。
時系列で言うならば、席を立つ際に上司にお礼を言い、上司が会計を済ませ店から出てきたときに重ねてお礼を言うことになる。

 

 

あなたには、そんな「しぐさ」を、ぜひ身につけてもらいたい。
そんな「しぐさ」を上司が目にすると、上司はなにかスカッとした気持ちになり、妙に嬉しくなるものだ。

 

最後に、この問題の本質的な部分を言っておきたい。
ご馳走になるということは、お金を払ってもらうことに違いないが、そこに焦点がいくと、レジの横で待つことになる。
感謝しなければならないのは、自分をご馳走してくれた上司の気持ちなのだ。

 

一つの事がらに対する意味あいがわかってくると、ビジネスマナーもそれに合ってくる。

 

 

 

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見送る姿を見かけたときは、視界に入らない

見送る姿を見かけたときは、視界に入らない

どの企業も来訪者をエレベーターの扉の前まで送り、扉が閉まる際にはお辞儀をしている。
そんなマナーがすっかり定着したため、視点が、見送りする人から、見送りする人の近くにいる社員に移った。

 

見送る姿を見かけたとき、どんな注意を払わなければならないのだろうか?
見送る姿を見かけた場合は、ほかの人はその場から離れて立つことが必要だ。

 

だが、実際には、そんなことを考えない人も多い。
また、自分ではよけたと思い込んでいても、見送られる人、見送る人双方の視界にしっかり入っている人もいる。

 

見送りの場面は、見送る側、見送られる側、一対一の場面であり、そんな場面ができていると、来訪者は訪問の意義を確認できるし、訪問を受けた側も、訪問された意味を確認できる。

 

注目すべきは、見送る姿を見かけたとき、その場をよけられる人とよけられない人がいるということだ。
それは、デリカシーの問題かもしれないが、そこを突いても問題は解決しない。
ここを視覚の問題と考えると、解決しやすい。

 

一度、見送られる人になった気持ちで、実際にエレベーターの扉を背にして立ってもらいたい。
それが済んだら、今度は、自分が見送る人になった気持ちで、エレベーターの扉の前に立ってもらいたい。
すると、視界は思った以上に広く、さまざまな物や人の動作、情報が映りこむことがわかる。
見送る姿を見かけたとき、よけているつもりでも、よけ方が不十分だと、見送られる人、見送る人の視界に入っているのだ。

 

来訪者を見送るとき、違った意味で「気になる人」もいる。
いかにも「気をつかっています」といった動作でよける人だ。
見送りの場面で、あからさまに、よけたという動作をとられると、その動作が気になってしまう。
その動作は、見送られる人に気をつかわせてしまう。
そして、その動作に、どこか自己アピールのようなものも感じてしまう。

 

あなたには、見送りの場面に出会ったときは、さりげなく視界に入らないようにしてもらいたい。
見送られる人、見送る人からみれば、いつの間にか視界から消えたという「しぐさ」だ。

 

 

来訪者を見送るといった瞬間でさえ、人の対応はさまざまだ。
重要なことは、そんな瞬間の対応を見て、人は印象を決めているということだ。

 

 

出世に苦戦している人は、人の視界を意識していないか、「これみよがし」になっている人である。
「これみよがし」になっている人は、あることに気づいたとき、気づいたあとの動作が自分のアピールになっていることが多い。自己アピールという要素が入っているとわかると、人は評価しないのだ。
一方、「出世する人」は、あることに気づいた場合でも、その対処が、「これみよがし」になっていない。だから、人は評価するのである。
ある動作が、自然な「しぐさ」になっているかどうかは、好感度を大きく左右するのだ。

 

 

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年始回りでは二種類の名刺を持つ

年始回りでは二種類の名刺を持つ

日本国中のビジネスマンやビジネスウーマンの名刺ホルダーには「謹賀新年」という文字が入り続けている。
「ちょっと、おかしいな」と思ったことはなかっただろうか?

 

なぜ、そのようなことが起きたのだろうか?
そのパターンは次の3つしかない。

 

1 あなたの会社の取引先が、あなたの上司や同僚に年始挨拶で訪れたときだ。
しかし、あなたの上司や同僚も年始回りに出かけて不在だった。
代わりに応対したあなたが名刺を受け取ることになった。

その際に、訪ねて来た人と名刺交換をしたが、相手から渡された名刺に「謹賀新年」と文字が入っていた場合だ。

 

2 あなたの上司や同僚が、訪ねて来た取引先にあなたを紹介したときだ。
取引先と名刺交換したが、その人が「謹賀新年」と文字が入った名刺をあなたに渡した。

 

3 賀詞交歓会の席上で、初対面の人が、あなたに「謹賀新年」と文字が入った名刺を渡したときだ。

 

 

じつは、その逆のことをあなたもやっている。

年始回りや賀詞交歓会で、あなたが「謹賀新年」の名刺しか持っていないと、あなたと名刺交換した人の名刺ホルダーには、いつまでも、「謹賀新年」と文字が入ったあなたの名刺が入り続ける。

 

こんな調子だから、日本全国のビジネスマンやビジネスウーマンの名刺ホルダーには、「謹賀新年」の名刺が入っているのだ。

 

 

どうすれば、よかったのだろうか?

「謹賀新年」と文字が入った名刺は、何のためのものかと考えればわかる。
その名刺は挨拶にお伺いした人が不在だった場合に、訪問した証に置く名刺だ。あるいは賀詞交換会などの受付に出す名刺だ。
その後の賀詞交換会の席で、初対面の人に、「謹賀新年」の名刺を渡してもかまわないが、その名刺がいつまでも相手の手元に残り続けるということを考える必要がある。

 

つまり、「謹賀新年」と文字が入った名刺は、初対面の人向けではないのだ。
そんなことを考えると、新年の挨拶回りに出かけるときや、賀詞交歓会に出席する際には、二種類の名刺を持つことだ。
できれば、二種類の名刺を別々の名刺入れに入れておきたい。
一つの名刺入れには「謹賀新年」と文字が入った名刺を入れ、もう一つの名刺入れには通常の名刺を入れておく。初対面の人とは通常の名刺で名刺交換をすることだ。

 

 

このことは、私の知る限りビジネスマナーの本には書かれていない。
このことに触れているビジネスマナーの記事もほとんどないのだ。あれだけ、名刺交換にこだわっておきながら不思議だ。

 

 

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上着は、上司が脱ぐのを見てから脱ぐ

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ビジネスマナーとして活字にはなっていないが、存在しているビジネスマナーがある。
その代表格が、会議での上着の脱ぎ方だ。

 

かつては、そのマナーが言葉に出されたことがあった。
会議の場で、上司は、自分より先に上着を脱いでいる部下を見ると、「オレが上着を脱ぐまで待てよ」と注意を与えていたのだ。
そのうえで、上司から「今日は暑いので、上着を脱いで会議をやろう」という発言があり、みんな、いっせいに上着を脱いだ。

 

いまの時代は軽装が当たり前となり、会議では上着を着ている人もいれば、上着を脱いでいる人もいる。そんな光景が自然になった。
また、「オレが上着を脱ぐまで待てよ」という発言は、いまの時代、パワハラ発言のように聞こえなくもない。
人の暑い、寒いという体感には差があり、そんなことまで上司が口に出すのはおかしいといった考えのほうが主流かもしれない。
そんなことあって、かつて不文律となっていたマナーが消え去った。
ビジネスマナーの本にも、もちろん書かれていないというよりは、著者たちの多くは、そんなマナーがあること自体知らないのかもしれない。

 

しかし、このマナーについて、あなたには考えてもらいたいのだ。
消え去ったとはいえ、上司や会議主催者の頭の中には、いまだに存在するマナーだからだ。

 

「上司が上着のことまで口を出すのはおかしい」と言う人がいたならば、そう言う人も、ちょっと考えてもらいたい。
そう言う人だって、社長や役員が出席するような会議では、黙っていても上着を着ているではないか。
それでは、なぜ部や課の主催する会議では、上着を着用しようと思わないのだろうか?
「そこまでの必要がない」と勝手に判断しているからだ。
しかし、会議主催者の思いだってあるのだ。
たとえば、部の会議で、部長は「今月は上半期の締め切り月なので、気合を入れてやろう」「今日は、大事なことを伝達しなければならない」「ビシッと締めていこう」と考えているかもしれない。
そんな思いを心に秘めた部長は必ず上着を着用しているはずだ。

 

こう考えてみると、会議に臨むマナーのようなものが見えてくる。
会議の性格や趣旨は会議主催者が決めているのだから、出席者は、会議主催者に合わせた方がいいということだ。
したがって、会議主催者が上着を着用しているならば、会議出席者は上着を着用した方がいいことになる。

 

いま、会議を開催するにあたって、出席者が上着を着用していないからといって注意する上司はいない。
注意する人がいないから、会議に出席するマナーがわからなくなっている。
しかし、主催者の脳裏には、会議に臨む人の姿勢はしっかり刻まれている。
ここがミソなのだ。
会議での発言も重要だが、会議に臨む姿勢はさらに重要であり、人の印象にくっきりと刻まれる。

 

あなたには、会議が始まる前、自然な「しぐさ」で会議主催者の姿、表情を見るクセをつけてもらいたい。

 

 

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「会議中です」をほかの言葉に置き換える

「会議中です」をほかの言葉に置き換える

ビジネスマナーには未解決な課題がある。
それは、「会議中です」を、ほかの言葉に置き換えられないことだ。

 

用事があって電話をしたときに、「○○は、ただいま会議中です」という言葉を聞くと、とてもやるせない気持ちになる。
電話をかけるたびに、その言葉を言われると、思わず、「ビジネスと会議、どっちが大事なんだ!」と叫びたくなる。
しかし、あなたが会議中だった場合、電話を受けた人は、「△△は、ただいま会議中です」と平然と答えているのだ。
実際、日本の会社は、「なんでこんなに会議ばかりやっているんだ!」と思うくらい会議をやっている。営業部門なのに外に出ないで会議ばかりやっている会社も多い。

 

もちろん、ビジネスマナーの本には、会議中に電話がかかってきたときの対応はしっかり書かれている。
だが、電話をかけるたびに、「会議中」と言われる人の感情は別問題だ。
「会議中です」という言葉への感情は、不思議なことに、社内の人に電話をした場合でも起きる。
部長が課長に電話をしたとき、その言葉を聞くと、「いつも、なにを話し合っているんだ!」と思う。

 

日本国中の人が「会議中です」という言葉にやるせない不満を持っているのに、「会議中です」という言葉は免罪符のようにまかり通っている。
ついに、「会議中です」をほかの言葉に置き換える妙案がないまま、ここまで来てしまった。

 

「会議中」を「外出中」の置き換えるのは一案だ。
どちらも不在ということには変わりはないが、電話をかけた側の受け取り方が違う。「外出中なら仕方がない」と思うからだ。
しかし、本人に代わって電話を受ける側の身になれば、「会議中」を「外出中」に置き換えることには強い抵抗感があるはずだ。
やはり、ウソは言えないからだ。また、相手から突っ込まれたとき返答できないということもある。

 

それならば、「〇〇は、あいにく席をはずしています」と事実を伝えればいいとも思えるが、いつ終わるかもわからない会議のときは、「席をはずしています」は使えない。
そうすると、「〇〇は、あいにく不在です」を使えばいいように思えるが、その言葉は飾りがなさすぎる。
さて、どうするかである。
私は方便にはなるが、「〇〇はあいにく不在で、△時に戻ってくる予定です。お急ぎでしょうか?」と、極力、連絡がとれる時間を強調し、でき得る限り会議中という言葉を使わないほうがいいと思う。
会議は会議をする側には必要だが、電話をする側には関係がないことだからだ。

 

この問題を考えていくと、電話を受ける人の返答の仕方というよりは、会議や打ち合わせをする側に原因があることに気づく。
日本の企業は、会議だか打ち合わせだかよくわからないものを一括りにして会議と呼ぶ傾向があり、しかも、いつ終わるかわからないことも多い。
だから電話を受ける人も、つい「会議中です」と答えてしまう。
こうしたことを考えれば、「会議中です」という返答を少しでも減らすには、会議なら××時まで、打ち合わせなら××時ならと決め、それをはっきりと職場の人に伝えることだ。
そうすれば、電話を受ける人は、短時間の打ち合わせの場合には「〇〇は席をはずしています」と堂々と答えられ、会議や打ち合わせの終了時間がしっかり定まっていれば、自信を持って、「××時には、席に戻ってきます」と言える。
そうすると、「会議中です」の問題もだいぶ薄らいでくる。

 

もう一つ考えなければならないこともある。
じつは、ビジネスマンやビジネスウーマンには、会議中でも取り次いでもらいたいと思っている人はいる。
しかし、職場の人に十分に伝えていないから、席に戻り、メモを見てびっくりということを繰り返している。
会議中でも取り次いでもらう人を、会議が始まる前に職場の人にハッキリ言っておくということも重要だ。

 

この問題を突き詰めると、会議中は用事がある人を待たせているという事実に行き着く。
「会議中は人を待たしている」ということに行き着けば、会議自体も効率的に進めるし、終わりの時間もはっきりと決められる。それにより、会議中に電話をかけてきた人の対応も違ってくる。

 

得意先にも、上司にも、電話を取り次いだ人が、「会議中」と言い続け、信頼を失っている人はあまりにも多い。
その人たちは、「会議中は人を待たせている」という意識がないからだ。
あなたは、会議に臨むときは、職場の人に終了時間と、取り次いでもらいたい人、会議中に電話がかかってきた場合どう返答するか、ハッキリと伝えてもらいたい。
これを、あなたが会議に出席するときのマイルールにするのだ。
それだけでも、人とずいぶんと違った対応になるはずだ。
こんな目に見えないところで、ルールを作っておくことが、「出世する人」とそうでない人を決めていく。

 

 

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『出世するビジネスマナー 「出世しぐさ」を身につければ、あなたは出世する!』から抜粋

 

 

 

 

 

 

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ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!

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部下の仕事を待てないのは、「待てる時間」をハッキリ伝えていないから

部下の仕事を待てないのは、「待てる時間」をハッキリ伝えていないから

いつも、「あれ、どうなった?」と言う上司より、黙って待ってくれる上司の方が好かれるに決まっている。

 

私は、「出世する人」の究極は「待てる人」ではないかと考え、拙著『ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる!』の最終項で説明した。

 

それからも、私は「待つ」という動作を見続けてきた。
上司と部下の会話に、いっそう耳を澄ませた。
その結果、やはり上司は部下に「あれ、どうなった?」を連発している。
そんな上司と部下の会話を聞いていて、あることに気づいた。
上司の優先順位や期日感が部下とズレていることだ。
もっと言えば、「上司はちゃんと期日を伝えているのだろうか」という疑問が湧いてきた。

 

じつは、この点について、私と同じような考えを持っている人がいる。
安田正氏は、著書の中で、「『なぜ』と『いつまで』を2点セットで言うことが必要であり、2点セットにプラスして、相手の「許可を得る」形で依頼することが必要だと述べている。つまり、「お願いします」ではなく、「お願いできますか?」と言うことだ。(『できる人は必ず持っている一流の気くばり力 (単行本)』

 

上司には、安田氏が言う「なぜ」が欠けていることは事実だ。
「来週の水曜日に会議があるから」「今週の金曜日に、役員に報告しなければならないから」という理由をハッキリ言わない上司は多い。

 

考えたいのは、安田氏が言う、「お願いします」ではなく、「お願いできますか?」と言い方の部分だ。
上司が部下に依頼するときも、依頼の形をとることが必要だ。
しかし、現実は、上司は部下にお願いすることが苦手なのだ。

 

お願いするときも、部下の手が空いたときを見計らい、依頼するときも、「やってくれるか」といったニュアンスで言う。
いまの世の中、上司はパワハラをおそれて、「必ず、○曜日までにやっておけよ!」と言えないのかもしれない。
問題は、その結果、ちゃんと頼んでいないことも多いのだ。

 

上司が部下に依頼するとき、「なぜ」の部分が欠け落ちていることは間違いないが、ちゃんとお願いしていないことによるズレの方が、私は、上司と部下の会話を聞いて思ったのだ。
だから、上司はちゃんとお願いしていないことを、待っているという、おかしな現象が生じている。

 

 

あなたが部下に仕事を依頼するときは、安田氏が言うように、依頼の形をとり、また理由も示して、「来週金曜日に開かれる〇〇会議に、ウチの課の報告があるから、火曜日の午前中までに作ってくれるか」とお願いしたらいい。
そのうえで、部下の返答を聞くのだ。

 

部下から、「来週の水曜日までだったら、なんとかできます」という答えが返ってきたら、
「OK。それでいいよ。だが、できれば午前中でお願いできるか」と言い、また、部下の返答を聞いたほうがいいと思う。
いまの例で、なぜ「午前中」にこだわっているかと言えば、「〇〇日中」という期限を切ると、いろいろな解釈が成り立ってしまうからだ。
また、「午前中」という言葉を使うことによって、期日意識を強める狙いもある。
その意味では、「〇〇時まで」という言い方がいいが、その時刻によほど意味がないと、形だけの言葉になる。

 

どっぷり疲れてしまうような話だが、ここで労を厭わないことが、のちのち、上司を楽にさせるのだ。
部下にとっても、いつも、「あれ、どうなった?」ときかれるよりマシなのである。

 

 

さて、問題はここからだ。
部下と期日を握ったならば、その瞬間から、頼んだことには触れないことだ。
それが、「待つ」ということなのだ。
部下を信頼するということなのである。
そんな「待てる」上司は、部下から好かれる。

 

いまの時代、部下からの評価は出世の決め手になっている。

「待てる」ために、「待てる」状況を作り出すことが必要なのだ。

 

 

 

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『出世するビジネスマナー 「出世しぐさ」を身につければ、あなたは出世する!』から抜粋

 

 

 

 

 

 

 

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手と足を四角柱におさめると、きれいな動作になる

2018.09.17記事を更新しました。

手と足を四角柱におさめると、きれいな動作になる

一流の人の姿勢や動作の秘密について考えていきたい。

 

出張や旅行に行くと、隣の人の手や足がはみ出て窮屈な思いをすることがある。
通勤電車の中でも、スマホを横にしてゲームに夢中になっている人の肘がはみ出て体に当たることもある。
なぜ、その人たちは、気づかないのだろうか?

 

そんな疑問を抱きつつ、私は一流の人について書かれた本を読み進めた。
一流の人については、振る舞いが人とどこか違う人だ。
雰囲気はわかるものの、「具体的に、人とどう違うんだ?」と問われると、なかなかうまく説明できない。
姿勢がよく、毅然としているが、どこか優雅なところもあり……、となってしまう。

 

そのとき、私の頭に浮かんだのは、手や足がはみ出る人だった。
ふと、彼らの体を地面から四角柱のように立ち上げたイメージが浮かんできたのだ。
彼らの手や足は、自分の四角柱からはみ出ている。
しかし、一流の人は、自分の四角柱をくずさないまま、動作をとれる人ではないかと思えてきた。
四角柱をくずさないから、毅然と、また優雅にも見えるのではないだろうか。

 

四角柱で考えてみると、ほかにもわかることがある。
姿勢の悪い人も地面から立ち上げた四角柱の中におさまっていない。
また、「せわしない人」はたえず手や足が四角柱からはみ出たまま動いている。

 

声についても、このことが言える。
先日、ある会社のロビーでエレベーターを待っていたところ、エレベーターの横にある女性用トイレから社員の話し合う声が漏れてきて、ちょっとした不快感を味わった。
声がその人たちの体から離れて出ていってしまったからだ。
工事現場ならいざしらず、声も自分の立方体から出ていってはいけないのだ。
そのためには、相手と自分の立方体をくずさない距離で話すことが必要だ。

 

 

そんな思いつきのような発想が浮かんできたとき、ある一冊の本に書かれていたことが目にとまった。
この本の第1章で紹介した、たかぎこういち氏『一流に見える服装術 センスに関係なく「最適な服」が選べるスーツスタイルの教科書』に書かれていたことだ
自分の体型に合った服装の選び方について、[ポッチャリ体型]は「オーバル型」、[やせ型]は「I字型」、[ガッチリ型]は「ボックス型」、[背が低い体型]は「V字型」にまとめると書かれてあり、イラストも載っていた。

 

参考となったのはイラストだ。体型別に長方形や楕円で体を囲っていた。
つまり、立面で説明していたことになる。
自分の立面図は、自分ではなかなか見ることができない。
まして、動きを伴った立体となると、自分ではわからない。
しかし、人は、立体としてその人を見ているのだ。
だから、自分の動きを立体である四角柱で考えることは意味のあることなのだ。

 

そんなことを考えると、手や足がはみ出る人は、自分を立体で考えることが苦手な人なのかもしれない。

 

 

いま、一流の人の「姿勢」が注目を浴びている。
「姿勢」について書かれた本も多いし、最近は歩く姿勢に着目したウォーキングレッスンも流行っている。
そんな講習会に参加すれば「姿勢」のことがよくわかると思うが、言葉だけ聞いただけでは、なかなか、わからない。

 

あなたには、ここで述べた自分の四角柱というものを意識してもらいたい。
自分の四角柱を崩さないことは、あなたを毅然に、優雅に見せることは間違いなく、人への配慮にもなる。

 

 

 

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