快適さとマナーは裏表の関係にある

快適さとマナーは裏表の関係にある

 

窓をいっぱいに開け、ミュージックの音量を最大にして、一台の車が通り過ぎた。
運転をしている人に目をやると、窓から入る風を顔に受け、いかにも気持ちよさそうだ。これなら、この人は今日一日ご機嫌に過ごせると思う。

 

だが、自宅を出て、これから最寄りの駅に向かう通勤・通学する人の耳には、その音はガンガン響く。その人たちは「えらい一日の始まりになってしまった」と思う。また、付近の住宅に住む人の中には、休みを取って、家でゆっくり休養しようとしていた人もいるし、昨晩遅かったので、ゆっくり起きようと思っていた人もいる。その人たちにとっては、睡眠を邪魔する音となる。

 

つまり、運転をしている人にとってはすこぶる快適なことが、他の人にとっては、はなはだ不快だということである。

 

 

このようなことは、無限に存在する。
朝の電車の中でスマホで自分のお気に入りの音楽を聴いている人は快適だろう。いい一日のスタートだと思う。だが、その音が周囲に漏れていた場合は、周りの人にはその音は耐えられない。
スマホでゲームも楽しい。ただ、操作するたびに、肘が隣に座っている人の体に当たれば、隣の人は席を替わりたい一心だろう。

 

新幹線で移動中、座席の前のテーブルにノートパソコンを広げ、会社の業務をする。移動時間を無駄にしないという意味で、すごく効率的に思える。
だが、キーボードを叩く音、パソコンの操作で、隣の人はゆっくりできない。隣の人にとっては、散々な旅行になる。

 

キャリーバッグを引いて駅構内を歩く。手に持つ負担が消えて楽だ。だが、そのキャリーバッグが邪魔になり前へ進めない人もいる。また、キャリーバッグにつまずきそうになる人もいる。

 

 

マナーは他人を思いやることだと言われて、みんな頭ではわかったような気になる。
だが、現実には、その「仕組み」がわからないでいる。

 

そんなとき、「自分が快適なとき、不快に思う人はいないか」と考えると、マナーが見えてくる。とるべき行動が見えてくる。
自分の快適さ、便利さと、人の不快とが裏表の関係になっていることが多いからである。

綾小路亜也

 

 

 

 

 

 

 

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マナーは覚えきれないから、自分の頭で考えなくなっている

マナーは覚えきれないから、自分の頭で考えなくなっている

 

マナーは次から次に生まれる。スマホだって、メールだって、キャリーバッグだって昔はなかった。
だから、スマホを使うときのマナー、メールを打つときのマナー、キャリーバッグを使用するときのマナーが生まれる。

 

それと共に、他人という視点をベースに、マナー研究家やマナー講師の人たちが「そんなマナーあるのか?」と思えるマナーを生み出していることも事実である。

 

いつだったか、ハンバーガーを食べるときのマナーという記事を見て、腰を抜かした。
ナイフとフォークを使いハンバーガーを一口サイズにして、フォークで食べるという内容だったが、それは、もはやハンバーガーではない。

 

この記事は、マックやモスバーガーでハンバーガーを食べる場合ではなく、一流のレストランやホテルでハンバーガーを食べる場合のことを想定しているが、私からすれば、一流を気取る店がハンバーガーを出していること自体おかしく思えるし、そんなレストランやホテルなど、ぜったいに行きたくない。

 

だが、そんなレストランやホテルでハンバーガーを食べるときは、ハンバーガーの具が落ちて、テーブルや自分の衣服が汚れることを考えなくてはならないし、食べ方も、見た目、きれいでなくてはならないと思う。
ただ、それはマナーにするほどのものではなく、臨機応変の世界だと思う。

 

 

いずれにせよ、マナーは今後も増え続けていくことになる。
そして、誰がどう考えても、増え続けていくマナーをいちいち覚えていくことはできない。

 

だからこそ、マナーは自分の頭で考えないといけないという結論になるが、逆に、私たちは、マナーが多すぎるために、ここで自分の頭で考えるという作業を放棄してしまっている。

 

これだと、永遠にマナーの本やマナーの先生方に頼らなくてはならなくなる。

 

 

私はビジネスマナーの本を書いたことがあるが、それにはきっかけがあった。
私は、多くのビジネスマンやビジネスウーマンと得意先に同行したが、ビジネスマンやビジネスウーマンは、いつもビジネスマナーが守れているか不安だということに気がついた。
なにかするたびに、「ビジネスマナー、正しく守られているでしょうか?」という不安げな顔をして私を見る。

 

私はこれではいけないと思った。彼らは、ビジネスマナーばかり気にして、ビジネスに集中してないからだ。
そんな彼らの不安気な態度が、ビジネスにも影響している。

 

 

私の経験からすれば、ビジネスマナーの本に書いてあるようなビジネスマナーができていなくても、それがビジネスに影響するかといえば、そんなことはけっしてない。
焦点とすべきは、「自分勝手かどうか」ということである。
だから、私は本の一番に「『できる社員』は折り返しの電話をもらわない」を書いた。それは、自分の用事で相手に電話をかけたなのに、相手から折り返しの電話をもらうことなどは、自分勝手極まりない行為だからである。

 

マナーやビジネスマナーは覚えていっても、ぜったいに覚えることはできない。
しかし、こうは考えられないだろうか?
マナーやビジネスマナーを自分の頭で考えること自体がマナーやビジネスマナーに他ならないと。
つまり、自分の頭で、人のことを考えることがマナーやビジネスマナーなのである。

 

そして、マナーやビジネスマナーは「知っている」「知っていない」より、自分の頭で考えることができたか、できないかの方が、よほど重要である。

綾小路亜也

 

 

 

 

 

 

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人の体に触れないこともマナー

人の体に触れないこともマナー

 

日本は、世界に誇れる礼節を重んじる国と思う。
しかし、そんな日本人が無頓着なことがある。
それは、人の体に自分の体や荷物を当てても、なんとも思わないことである。

 

このことは、日本の通勤・通学の状況、駅の状況とも密接に関係がある。
満員電車の中で、人に自分の体や荷物を当てないことなど不可能だし、混雑した駅構内でも、自分の体や荷物が人に当たってしまうことが多いからである。

 

 

だが、そんな状況でないときも、人の体に自分の体や荷物を当てているのではないだろうか?

 

先日、私が電車に座っていると、隣に座った若い女性がスマホに夢中になっていた。スマホを横にしているということは、ゲームかなにかをやっていたのだろう。
だが、スマホを横にし操作しているため、女性の肘が張り、たえず私の横腹に当たっていた。
しかし、その女性はそんなことに気がつく素振りもなかった。

 

これは、当てたというよりも、触れていると言った方が正確だが、日本人は当てることに無頓着だから、人に触れることも気にしない。
つまり、日本人は、通勤・通学の状態や、駅の混雑などの影響からか、人に当たる、触れるに慣れっこになっており、感覚がマヒしていると思う。

 

だが、この日本人の感覚に、外国の人はたいへん違和感を持つ。
ちょっと前になるが、東京在住40年の「CBSドキュメント」のキャスターを務めたピーター・バラカンさんの日本人ビジネスパーソンの残念ポイントchecklistの記事が紹介されていた。
そこで、バラカンさんは、(日本人は)「電車の中や人混みなど、混雑した場所で人にぶつかっても何も言わないことが多い」(『日経ビジネス[アソシエ]2015年4月号』)と驚いている。

 

こんな場合、外国では、すぐに「I’m sorry」となるが、日本人の感覚はマヒしている。

 

日本人のこの当てる、触れるを直すのは、なかなかたいへんだと思う。
それは、老若男女問わず、感覚がマヒしているからであり、そんなことはマナーに反すると思ってもいないからである。

 

 

人に触れられて、不快に思う人はかならずいる。
それは、電車の中でのヘッドフォンからの音漏れが人を不快にするのと、なんらかわらない。
いや、人の体に直接触れることを考えれば、それ以上に重い。日本人は、まずこの感覚を知る必要があると思う。

 

 

3年後に東京オリンピックを迎える。
1964年の東京オリンピックの際は、日本が初めて世界からお客さまを迎えるということで、国中を挙げて準備をした。
街をきれいにと、ゴミ捨て用のポリバケツが生まれたのはこの頃である。
人に当たる、人に触れるという行為が極力生じないように努力する。また、そんな事態になった場合は、すぐに謝る。
今度のオリンピックの準備にはこんなことが必要かもしれない。

綾小路亜也

 

 

 

 

 

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エスカレーターの「立って2列」は本当にマナーなのか?

エスカレーターの「立って2列」は本当にマナーなのか?

 

私たちは長い間、エスカレーターの片側空けが、急いでいる人へのマナーと信じてきた。
ところが、最近になって、それは時代遅れで「立って2列」が新マナーと言われるようになった。

 

しかし、「立って2列」が本当にマナーなのか?

 

結論から言えば、「立って2列」がマナーではなく、「エスカレーターでは歩かない」ことがマナーである。
したがって、エスカレーターで歩くことを前提にしている片側空けは当然マナーではない。

 

「立って2列」がマナーと言うのは、エスカレーター上で歩くのはマナー違反ということと、2015年にロンドンの地下鉄が発表した「片側空けより、2列で立って乗った方が輸送効率がよい」ということが混在してしまっている。
すなわち、2列はマナー要件ではない。

 

それは、そもそも、なぜエスカレーターで歩いてはいけないのかを考えてみるとわかる。

 

日本エレベーター協会のHPを見ることが早道と思う。

 

エスカレーターの「歩行について」次のように書かれている。

 

・すり抜けは危険です
すり抜けざまに他の利用者や荷物と接触して、思わぬ事故を引き起こすことがあります。

 

・歩いたり走ったりすると身体のバランスを崩します
バランスを崩して転倒するなど、大きな事故を引き起こすことがあります。また他の利用者を巻き込む恐れもあります。

 

・ケガなどで、片方の移動手すりにしか、つかまることのできない方もいます
たとえば左手を骨折していて、右手でしか手すりにつかまれない方がいらしたとします。その方はエスカレーターの右側にしか乗れませんが、右あけが慣習となっていたらとても不自由で危険です。

 

 

つまり、エスカレーターで歩くことは危険な行為であり、また、歩く人を前提に「片側空け」を実行していると、身体が不自由な方にとってたいへん不便だということになる。

 

しかし、それだからと言って「立って2列」と考えるのは危険である。
それは、身体の不自由な方の中には、どうしてもエスカレーターのステップ全体を使わなければならないこともあるからだ。
そんなとき「立って2列」をルールとすると、それこそ不自由なルールとなってしまう。

 

また、付き添いを必要とする場合もあるし、子供と手をつないで乗らなければならならないときもある。
つまり、さまざまな人のことを考える必要があり、「立って2列」をルールとすると、ステップ全体を使わなければならない人に心の負担も与えてしまう。

 

それよりも、これからは、エスカレーターの利用者が、利用しやすい形で自由に乗れるということを、共有すべきと思う。

 

 

最近、2chで「エスカレーターでいつも右側に立って道塞いでた同僚がついに殴られたわけだが」というスレッドが注目を集めた。
このことは、エスカレーターの片側空けのマナー自体も浸透していないことを物語っている。

 

また、日本エレベーター協会、日本民営鉄道協会などは、片側を空けないポスターなどを作っているようだが、多くの人はそんなポスターは目にしていない。
そして、エスカレーターに乗る際、耳にするのはおなじみの「たいへん危険ですから駆け上がったり、駆け下りたりしないでください」という案内である。
「歩いてはいけない」とは言っていないように思う。

 

 

いま、マナーは変わりつつある。
スマホやキャリーバッグもここまで普及することは想像しなかったし、買い物の際にほとんどの店でポイントカードを利用することも想像しなかった。
これからは、マナーを守ることに終始するのではなく、時代の要請に応えてマナーを考え、見直すこともマナーの普及に努める人の責務であると思う。
ダイバーシティの観点からも、エスカレーターのマナーについては、みんなで協力しあって普及を図ってきたいものである。

 

綾小路亜也

 

 

(参考記事)
キャリーバッグのマナー
http://shinyuri-souken.com/?p=34984

 

レジに並ぶときのマナー
http://shinyuri-souken.com/?p=35495

 

 

 

 

 

(日本エレベータ協会HP画像を使用させていただきました)

 

 

 

 

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レジに並ぶときのマナー

レジに並ぶときのマナー

 

「最近、レジを待つ時間が長くなっている」と思っている人は多いのではないか?

 

私も、先日、ドラッグストアのレジに並び、ある女性が会計するのを見ていたら、その女性は自分が会計する番になって、バッグから財布を取り出した。
しかし、その店のポイントカードが見当たらないので、財布に入っているポイントカードをカウンターに広げ、それでも見つからないので、バッグのあちこちを捜した挙句、やっと見つけた。

 

だが、今度は、レジに表示された金額を見て、金額の端数の小銭を持っているか確認するために、小銭入れを開け手に取り始めた。
その間、店員も、後ろに並んでいる人も、じっと、その女性の動作を見ていた。

 

そして、「やっと会計を終えた!」と、後ろに続く人たちは一歩前に踏み出すが、その女性はカウンターから離れない。
カウンターの前でお金とレシートを丁寧に財布に仕舞い、買ったものをバッグに詰め込んでいる。

 

これが、最近、私がよく見かける光景である。
注目すべきは、この人たちは、いまお話しした一連の動作を慌てながらやっているわけではなく、自分のペースでやっているということである。

 

 

私はマナーを考えるとき、この話は象徴的なことではないかと思う。
それは、その人は、バッグから財布を出し、財布からポイントカードを捜し、小銭を数え、おつりとレシートを丁寧に財布に仕舞い、買ったものをバッグに詰め込むまで、みんなが待っているということに気づいていないからだ。

 

「そんなことは店員の顔つきと、後ろに並ぶ人の視線もあるから、気づきそうなものだろう」と思うが、気づかないから、やっている。

 

自分のことだけを考えてしまい、人の迷惑や人のことに気づかないという意味で、この例は象徴的なのだ。
そして、逆に、人の迷惑や人のことを考えるのがマナーだと、私は思っている。

 

レジに並ぶときば、あらかじめ財布を手に持ち、できれば、財布に入っているお札と小銭に見当をつけておいて、ポイントカードがあれば所在を確認しておき、会計を済ませた後は、さっさとその場を立ち去る。
これがレジに並ぶときのマナーと思う。
そうすれば、店員も楽だし、後ろに並ぶ人も待たなくて済む。

 

私が不思議に思っていることは、これだけマナー、マナーと言われている割には、最近、人への迷惑や人のことを考えることが薄れてきていることだ。
最近、特に気になるのが、ここで紹介したレジに並ぶときのマナー、そしてキャリーバッグを引くときのマナーである。

 

綾小路亜也

 

 

(参考)キャリーバッグのマナーについては、http://shinyuri-souken.com/?p=34984 を参照してください。

 

 

 

 

 

 

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キャリーバッグのマナー

キャリーバッグのマナー

 

私たちは、いつの時代からバッグを「引く」という動作を覚えたのだろうか?
ひと昔前は、バッグを引くという動作は、CA(キャビンアテンダント)の専売特許みたいな存在で、CAたちが空港ロビーをバッグを引きながら歩く姿に優雅さを感じたものだった。

 

そんな光景を見たとき、「なんでそんな小さいバッグを引く必要があるのか」と思った人も多かったと思うが、通路を片側に寄って歩く彼女らの姿は、利用者の迷惑になるわけではないし、「そんなものか」と思ったはずである。

 

今にして考えれば、ハンドルを引き伸ばすことができるバッグ、あるいはキャリーカートバッグはCAたち専用のものだったのかもしれない。
しかし、今や、誰もが利用する手段となった。

 

だが、ひと昔前に「迷惑になるわけではない」と思った感覚は、まったく別な感覚となった。

 

それは、今はキャリーバッグあるいはキャリーカートバッグを引く人が多いため、明らかに、駅構内などで人の流れが悪くなってきたことである。
そして、そんなキャリーバッグにつまずきそうになって、危険な思いをするようになってきた。
しかし、なぜか、マナーの世界では、それが表立って論議されることがない。まったく不思議である。

 

そこで、キャリーバッグやキャリーカートバッグ使用上の問題を整理してみることにする。
キャリーバッグやキャリーカートバッグの問題点は、「引く」ために、引く人の後ろにかなりのスペースが必要だということである。

 

だから、混雑時にキャリーバッグやキャリーカートバッグを引いていると、後ろに続く人は、そのスペース分、前の人と距離をあけなければならない。
また、急いでいても、そんな人が前にいると、なかなか先に進めない。

 

そんな光景は毎日のように目にする。
エスカレーターの前で、人が溜まる。
その原因はキャリーバッグを引いている人が、エスカレーターに乗る寸前までキャリーバッグを引いているからだ。
これでは、後ろにいる人は、その人がエスカレーターに乗り終わるまで待たなければならない。

 

また、無念そうな乗客の姿も目にする。
電車に乗るとき、キャリーバッグを引く人の後ろについてしまうと、キャリーバッグを引く人は電車に乗りこむことができるが、その後ろにいる人は、自分が乗り込む前に、無情にもドアが閉まってしまうことがある。

 

そのほか、エスカレータ―の右側を、急いで上がろうとしていた人が、キャリーバッグをエスカレーターの右側に置いていた人がいたために、上れないでいることもよくある。

 

それだけならば、「うーん」と無念さをかみしめるだけで済むが、キャリーバックやキャリーカートバッグが小さいと、その存在に気づかず、つまずくことがある。非常に危険である。
混雑時は、人の背中を見て歩くから、まさか自分の足元にキャリーバッグがあるとは誰も思わない。

 

そんなキャリーバッグやキャリーカートバッグ利用者の注意点は、ほぼ一点に尽きる。
それは、混雑時には「手に持つ」ということである。
また、キャリーバッグやキャリーカートバッグを常に「引く」のではなく、ときには自分の体の前に持ってくるという動作も必要である。

 

手に持つのがたいへんな大きいスーツケースを運ぶときは、なるべく通路の隅を歩いたり、エレベーターを活用することである。
そんなときでも、エスカレーターや電車に乗るときは、後ろにいる人のことを考えて、意識して、早く自分の手で持つという動作が必要である。

 

そして、キャリーバッグやキャリーカートバッグで気をつけたいことがもう一点ある。
それは、石畳などを引いたとき、キャスターの音が大きくなるときは、そのときは、やはり手に持つということである。
よく、けたたましい音を立てながら、平然とキャリーバッグを引く人がいるが、音の迷惑も考える必要がある。

 

マナーはいつも自分の利便性と関係している。
キャリーバッグやキャリーカートバッグも、手に負担がかからないから非常に便利である。
特に高齢者にとってはなによりのツールである。

 

キャリーバッグやキャリーカートバッグは非常に便利なものだが、利用するにあたり「人にどのような影響を与えているか」も考える必要がある。
マナーの原点は人のことを考えることであり、それは人への「思いやり」である。

 

 

 

 

 

 

 

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電車の中のマナーは意味がわからないと守れない

前回、電車の中の「マスクをしたモアイ像」のお話をした。
「マスクをしたモアイ像」、ヘッドフォンから音漏れしている人は、気づかない人である。

 

しかし、電車のマナーには、言っている意味がわからないことから、人に迷惑をかけている人もいる。
みなさんは、最近、駅員の人が、「手荷物は前に抱えてご乗車ください」と案内しているのを聞いたことがあると思う。

 

これは、リュックなどを背負って満員電車に乗車すると、続く人が電車に入りにくいこともあるが、そんな形で乗車すると、今度はその人が電車で揺れるたびに、そのリュックが後ろの人の顔にあたるから、たいへん危険だと言っている。

 

そんな放送の甲斐があって、最近では、リュックを前に抱えて乗車する人が増えているが、まだ、その意味がわからないで、あいかわらずリュックを背負って乗車している人も多い。

 

そしてもう一つ、みなさんは、「手荷物は、棚にお乗せてください」という車内放送を耳にしたことはないだろうか?

 

そんな車内放送を聞いて、みなさんは、どう解釈しただろうか?
実は、恥ずかしながら、私はその意味がわからず、最初は「ご丁寧に……」くらいに思っていたのである。

 

しかし、私はビジネスマナーの本を書いているときに、本に書いていることや、よく言われていることの意味を総点検した。
その中で、答えが導き出されたものもある。
その一つが、「『できる社員』は手土産を席の横に置く」である。
この手土産の置き場所は、ビジネスマナーの本には、そのものズバリ書いてないから、他の荷物の置き場所の意味を探りながら、私は答えを出した。

 

そして、いまでは、この「手荷物は、棚にお乗せください」の意味もよくわかるのである。
それは、手荷物を床に置くと、通行の邪魔になることが、もちろん考えられる。
つまり、車内がその分、スペースを取られるからである。

 

その次に、手荷物を床に置くと、手荷物が動いたりすることにより、人に迷惑をかけたり、場合によっては、そのことにより人を傷つけけてしまうこともある。

 

そして、私は、手荷物を床に置くと、それ以上に危険なことがあると思っている。
それは、その床に置かれている手荷物に人が気がつかないでいると、その手荷物につまずき、たいへん危険だということである。

 

実際、私自身、混んだ電車の中で経験した。
私は、電車が揺れたとき、足を瞬間的に前に出しバランスを取ろうとしたが、そこに手荷物が置いてあった。
私の足は置き場所がなくなり、私は前につんのめる形で倒れそうになった。

 

混んでいたから、足元まで目が届かなかったのである。
「手荷物は棚にお乗せください」の意味を改めて知ったのである。

 

そう考えると、駅員の放送も「手荷物は前に抱えてご乗車ください」あるいは、「手荷物は棚にお乗せください」では意味がわからない人が、ぜったいにいると思う。
また、「手荷物は前に抱えてご乗車しないと、人の迷惑になります」、「手荷物は棚に乗せない、人の迷惑になります」くらいでは不十分で、そろそろ、どう人の迷惑になり、どのような危険があるかも言う時機に来ていると思う。

 

しかし、この問題も、大元は、やはり人への気づかいの問題である。
そして、同時に、意味がわからないと、やはり人はマナーを守れないことも示している。
改めて、ビジネスマナーやマナーの意味を考えることの重要性を感じたのである。

 

電車を待つ

 

 

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マスクをしたモアイ像

私はかなり以前に、「満員電車の中のモアイ像」というブログを書いたことがある。

 

私は満員電車の中で、人と立つ向きが違う人のことをいつも不思議に思っていた。

 

たしかに、満員電車だから、途中の乗降の関係で一時的に、人と立つ向きが異なってしまうことはよくある。
また、ぎゅうぎゅう詰めの状態で、致し方なくなるときもある。
しかし、そんなときでも、少し頭の角度を変えてくれれば、人と対面状態にならない。

 

だが、そんな対面状態をいっこうに気にしないで、やはり平然と立っている人がいる。
私は、その人を「満員電車の中のモアイ像」と名づけたのである。

 

さて、いまの季節は、マスクをしている人も多い。
もちろん、マスクを予防のために、また花粉症対策でしている人は多い。

 

しかし、本人が風邪などのためにマスクをしていることも、また多い。
そして、本来、マスクは他人に風邪を移さないためにしているのだが、不思議なことに、せっかくマスクをしているのに、人の顔の正面に自分の顔を持ってきて平然と立っているモアイ像も多いのである。

 

先日も、私は、このモアイ像の人と対面することになった。
その人は、本当につらそうに、咳はするは、熱もあるらしく息をぜいぜいしている。
しかし、その人は、顔の角度をなぜか、変えないのである。

 

私は、よほど注意しようかと思ったが、結局、自分の顔の角度を変えることにした。
しかし、それでも、その人は、気がつかないで平然と立っているのである。

 

私は、以前「満員電車の中のモアイ像」を、モアイ像がいる一方、人のことが気になって、悩み苦しむ人がいるという人間模様として書いた。
だから、あまり「人によく思われたい」と考えるのも、それこそ考えものだと書いたつもりである。

 

しかし、私は、「マスクをしているモアイ像」を見て、また、その間、私もビジネスマナーの本を書いていることもあり、改めてモアイ像を考えなければならないと思うようになった。

 

やはり、世の中には、どうしても、気がつかない人がいるのだ。
その気がつかない人に、どう気づかせるかも、ビジネスマナーではものすごく重要のことのように思えてきた。

 

というのは、電車の中の音漏れも、電鉄会社の人があれだけ車内放送などで注意を呼び掛けても、依然減っていない。
依然減っていないということは、依然、気づかない人がいるということの証明である。

 

それは、こんな電鉄会社の注意喚起に気づく人は、とっくに対策を取っており、気づかない人は、何を言われても、まさか自分のヘッドフォンから激しく音漏れしているなど想像だにしないからだろう。

 

そんなことを考えると、ビジネスマナーで失敗して赤い顔をする人や、不安に思う人などは、まったく問題がないことになる。
要は、そんなことを、思いすらしない人が問題なのだと思う。

 

このことは、ビジネスマナーに限ったことではない。
仕事でもそうである。一番の難敵は、やはり、気づかない人にどう気づかせるかである。

 

そして、この解は、やはり一つしかないと思う。
それは、言い続けることである。
言葉で、文章で、ブログなどで、言い続けることである。
やはり、「言葉の力」が重要だと考えている。

 

そして、言い続けることにより、わかってもらうしかない。

 

こんなことを考えると、おそらく、ブログの執筆者や読者というものは、人より感性がすぐれているのだろう。
感性がすぐれているから、さまざまな事象に関心を示すのだと思う。
そんな人の力を借り、言い続けるしかないと思っている。

 

モアイ像

 

 

なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

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なぜ「できる社員」はビジネスマナーを守らないのか

 

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