2024.10.05更新
上司に奢ってもらったとき、上司が会計を済ますまでレジ近くに立っている部下は多くいます。しかし上司はそんな形で部下が待っていると嫌なものです。
何が嫌なのでしょう？
部下に奢った場面を想定し、考えてください。
部下がレジの近くに立っていたとしたとしたら、何が嫌なのでしょう？
どうでしょう？
・支払った金額がわかってしまう。
・現金で支払ったか、クレジットで支払ったかわかってしまう。
・領収書をもらったかどうかわかってしまう。
・財布の中身まで見られたように感じる。
部下がレジの横に立っていると、なにか自分の内部に立ち入られたような気がするから嫌なのです。
もう一つ違った要素はないでしょうか？
部下がレジの横の狭いスペースに立っている姿など格好がいいものではありませんし、自分がご馳走したことを恩着せがましくしているようで嫌なのです。
部下が待つ姿を鬱陶しくさえ感じてしまう上司もいます。
実際、レジは入り口近くにあるから、店に入る人、店を出る人の目にとまりますし、通行の邪魔にもなります。
部下がレジの横に立っている姿は、他のお客から見ても鬱陶しいに違いないのです。
他のお客の目に行き着いたならば、選択肢は一つしかありません。
先に店の外に出て、上司が店から出てきたときに改めてお礼を言うことです。
時系列で言えば、席を立つ際に上司にお礼を言い、
上司が会計を済ませ、店から出てきたときに、重ねてお礼を言うことになります。
これが上司に奢ってもらった時のマナーなのです。
上司はそんな「しぐさ」を目にすると、妙に嬉しくなるものです。
上司が「一緒に飲んでよかった」と思うのは、意外にそんな瞬間を目にしたときです。
この問題の本質的な部分も言っておきます。
奢ってもらうということは、お金を払ってもらうことに違いありませんが、
そこに焦点がいくと、レジの横で待つことになります。
感謝しなければならないのは、自分のために時間を割き、ご馳走してくれた上司の気持ちです。
綾小路 亜也
上司にご馳走になったとき、お礼は店の外で から
関連記事：翌朝改めてお礼を言うと、好印象に
出世するビジネスマナー
スマホで読む方法
※「出世しぐさ」は商標登録されました。
◆新百合ヶ丘総合研究所の出世を現実につかむ本
こっそり読まれ続けています
ビジネスマンが見た出世のカラクリ 出世はタイミングで決まる！
エリートの弱点を突く！
エリート社員に打ち勝つ！ あなただけの出世術
新しい出世術
コロナ後の「たった一つの出世の掟」
◆新百合ヶ丘総合研究所のキャリアアップを実現する本のシリーズ
印象アップに踏み切れない人が、ある日突然注目を浴びるハンコの押し方
◆メルマガ「出世塾」の情報
（まずは発刊内容をご欄ください）
https://shinyuri-souken.com/?p=28756
◆キャリア理論の本紹介
https://shinyuri-souken.com/?page_id=41933
出世は「構え方」で決まります
◆新百合ヶ丘総合研究所の出世四部作
